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表 44. LED の色と点滅パターン (続き)
コンポーネント LED の色、点滅パターン ステータス
橙色、点灯 不使用
橙色、点滅 障害
橙色、消灯 障害なし
(円)緑色、点灯 DC OK
(円)緑色、無灯 DC OK 外
エンクロージャ 青 ホストサーバーがエンクロージャを識別している場
合
橙色 オンになっているかリセット、障害状態
無応答 CMC のトラブルシューティング
いずれのインターフェイス(Web インターフェイス、Telnet、SSH、リモート RACADM、シリアルなど)を使用しても CMC にログ
インできない場合は、CMC 上の LED の観察を行うことにより、CMC が機能しているかどうかを確認できます。
メモ: シリアルコンソールを使ってスタンバイ CMC にログインすることはできません。
問題特定のための LED の観察
カードの左側には LED が 2 個あります。
● 左上の LED - 電源状態を示します。点灯していない場合は、次を確認してください。
○ 少なくとも 1 台の電源装置に AC 電源がある。
○ CMC カードが正しく装着されている。取り出しハンドルを解放、または引いて CMC を取り外し、基板が完全に挿入され、
ラッチが正しく閉じることを確認しながら CMC を再度挿入します。
● 左下の LED - この LED には複数の色があります。CMC がアクティブかつ実行中で、問題がない場合は下部 LED が青色になり
ます。橙色になっている場合は、障害が検出されています。障害は次の 3 つのイベントのいずれかによって発生する可能性が
あります。
○ コアの障害。この場合、CMC 基板を交換する必要があります。
○ セルフテストの失敗。この場合、CMC 基板を交換する必要があります。
○ イメージの破損。この場合、CMC ファームウェアイメージをアップロードして、CMC を回復します。
メモ: 通常の CMC 起動またはリセットは、そのオペレーティングシステムを完全に起動し、ログインできるようになるま
でに 1 分以上かかります。アクティブ CMC では青色の LED が点灯します。冗長の 2 つの CMC 構成の場合は、スタンバイ
CMC で右上の緑色の LED だけが点灯されます。
ネットワーク問題のトラブルシューティング
内蔵 CMC トレースログでは、CMC アラートとネットワークのデバッグを行うことが可能です。トレースログには CMC ウェブイン
タフェースまたは RACADM を使ってアクセスできます。『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM
コマンド
ラインリファレンスガイド
』の「gettracelog」コマンドの項を参照してください。
トレースログは次の情報を追跡します。
● DHCP — DHCP サーバーから送受信されたパケットをトレースします。
● DDNS — 動的 DNS アップデート要求と応答をトレースします。
● ネットワークインタフェースへの設定変更。
トレースログには、管理下システムのオペレーティングシステムではなく、CMC の内蔵ファームウェアに関連する CMC ファーム
ウェア固有のエラーコードが含まれている場合もあります。
トラブルシューティングとリカバリ 211