Users Guide
[iDRAC ネットワーク設定]の表には、今後のネットワーク設定値が反映されます。インストールされているサーバー用に表示
される値は、現在インストールされている iDRAC ネットワーク設定と同じ場合と異なる場合があります。[更新]をクリックし
て、変更後のインストールされている各 iDRAC ネットワーク設定値で[iDRAC の導入]ページをアップデートします。
メモ: QuickDeploy フィールドへの変更は即座に反映されますが、iDRAC サーバー ネットワークの 1 つ以上の設定を変更した
場合は、CMC から iDRAC に反映されるまでに数分かかることがあります。[更新]のクリックが早すぎると、1 台以上の
iDRAC サーバーで、データが部分的にしか正しく表示されないことがあります。
RACADM を使用した iDRAC ネットワーク設定の変更
RACADM の config または getconfig コマンドでは、次の設定グループに対する -m <module>オプションがサポートされてい
ます。
● cfgLanNetworking
● cfgIPv6LanNetworking
● cfgRacTuning
● cfgRemoteHosts
● cfgSerial
● cfgSessionManagement
プロパティのデフォルト値と範囲の詳細については、dell.com/support/manuals にある『Chassis Management Controller for
PowerEdge VRTX RACADM
コマンド
ライン
リファレンス
ガイド
』を参照してください。
iDRAC 仮想 LAN タグの設定
仮想 LAN(VLAN)タグでは、同じ物理ネットワークケーブル上での複数 VLAN の共存、およびセキュリティまたは負荷管理を目的
としたネットワークトラフィックの分離が可能です。VLAN 機能を有効にすると、各ネットワークパケットに VLAN タグが割り当て
られます。VLAN タグはシャーシプロパティです。このタグは、コンポーネントを取り外した後もシャーシに残ります。
メモ: CMC を使用して設定された VLAN ID は、iDRAC が専用モードのときにのみ iDRAC に適用されます。iDRAC が共有 LOM
モードである場合、iDRAC で行われた VLAN ID の変更は CMC GUI で表示されません。
RACADM を使用した iDRAC 仮想 LAN タグの設定
● 次のコマンドを使用して、特定サーバーの仮想 LAN ID と優先順位を指定します。
racadm setniccfg -m server-<n> -v <VLAN id> <VLAN priority>
<n> の有効値は 1~4 です。
<VLAN> の有効値は 1~4000、および 4021~4094 の範囲の数値です。デフォルトは 1 です。
<VLAN priority> の有効値は 0~7 です。デフォルトは 0 です。
たとえば、次のとおりです。
racadm setniccfg -m server-1 -v 1 7
たとえば、次のとおりです。
● サーバー VLAN を削除するには、指定したサーバーのネットワークの VLAN 機能を無効にします。
racadm setniccfg -m server-<n> -v
<n> の有効値は 1~4 です。
たとえば、次のとおりです。
racadm setniccfg -m server-1 -v
102 サーバーの設定