Users Guide
2. 電源冗長性よりサーバーパフォーマンスを優先するオプションを有効化するには、次を入力します。
racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisPerformanceOverRedundancy 1
電源冗長性よりサーバーパフォーマンスを優先するオプションを無効にするには、次の手順を実行します。
1. シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインします。
2. 電源冗長性よりサーバーパフォーマンスを優先するオプションを無効化するには、次を入力します。
racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisPerformanceOverRedundancy 0
リモートロギング
電力消費のレポートを、リモートのシステムログサーバーに出力することができます。一定の期間にわたるシャーシの全電力消費量、最大値、最小値、および平均値のレポートが可能です。この機能の
有効化、およびデータ収集とロギング間隔の設定に関する詳細は、次の関連セクションを参照してください。
ウェブインタフェースの使用
GUI を使用して電力に関するリモートロギングを有効化できます。これを行うには、GUI にログインして、次の手順を実行します。
1. システムツリーで シャーシの概要 をクリックします。
2. 電源® 設定 をクリックします。
3. 電力リモートロギング を選択して、リモートホストへの電力イベントのログを有効にします。
4. 必要とするロギング間隔を指定します(1~1440 分)。
5. 適用 をクリックして変更を保存します。
RACADM の使用
シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインした後、次のように電力リモートロギングの設定を行います。
1. 電力リモートロギング機能を有効にするには、次のコマンドを入力します。
racadm config -g cfgRemoteHosts -o cfgRhostsSyslogPowerLoggingEnabled 1
2. 電力リモートロギングの間隔を指定するには、次のコマンドを入力します。
racadm config -g cfgRemoteHosts -o cfgRhostsSyslogPowerLoggingInterval n
n は、1~1440 の値(分)を指定します。
3. 電力リモートロギング機能が有効かどうかを判定するには、次のコマンドを入力します。
racadm getconfig -g cfgRemoteHosts -o cfgRhostsSyslogPowerLoggingEnabled
4. 電力リモートロギングの間隔を確認するには、次のコマンドを入力します。
racadm getconfig -g cfgRemoteHosts -o cfgRhostsSyslogPowerLoggingInterval
冗長性ポリシーが低下またはない状態の PSU 障害
PSU 障害などの電力不足イベントが発生した場合、CMC はサーバーへの電力を節減します。サーバーへの電力を節減した後、CMC はシャーシの電力必要量を再計算します。電力要件をまだ満たし
ていない場合、CMC は低優先順位のサーバーの電源をオフにします。
電力必要量が電力バジェット内の間、高優先順位サーバーへの電力供給が増分的に復元されます。
メモ:電力リモートロギングの機能を使用するには、あらかじめリモートシスログホストの設定が済んでいる必要があります。1 つまたは複数のリモート syslog ホストへのロギングが有
効になっている必要があり、そうでない場合には、電力消費がロギングされます。この設定は、GUI または RACADM CLI のいずれかで行うことができます。詳細については、リモート
syslog の設定手順を参照してください。
メモ:冗長ポリシーを設定するには、電力バジェットと冗長性の設定を参照してください。