Users Guide
l 通常の動作を復元するには、次を入力します。
racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisMaxPowerConservationMode 0
110V の PSU の動作
PSU には、110V の AC 入力で動作する機種があります。この入力は、分岐回路で許容されている数値を超える場合があります。110V の AC に接続される PSU がある場合は、エンクロージャの通
常動作のために CMC を設定する必要があります。上記が設定されていない場合に 110V の PSU が検出されると、その後のサーバー電力割り当ての要求が拒否されます。この場合、追加されるサ
ーバーは、優先順位に関係なく電力がオンになりません。110VのPSUを使用するには、ウェブインターフェースまたはRACADMを使ってCMCを設定します。
ウェブインタフェースの使用
110V の回路が予測電流に定格されていることを確認してから、次の手順を実行します。
1. システムツリーで シャーシの概要 をクリックします。
2. 電源® 設定 をクリックします。
3. 110 VAC 動作を許可する を選択してから、適用 をクリックします。
RACADM の使用
110V の回路が予測電流の定格になっていることを確認してから、次の手順を実行します。
1. シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインします。
2. 110 VAC PAC を有効にする:
racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisAllow110VACOperation 1
電源冗長性よりサーバーパフォーマンスを優先する
このオプションを有効にすると、電源冗長性の維持よりも、サーバーのパフォーマンスとパワーアップを優先します。無効にした場合は、サーバーのパフォーマンスよりも電源冗長性の維持を優先しま
す。したがってこのオプションが無効の場合には、冗長性とフルパフォーマンスの両方を維持するために必要な電力をシャーシの電源装置で供給できなきなると、冗長性を維持するために、一部のサー
バーにおいて次のような状態が発生することがあります。
l フルパフォーマンスで稼働するのに十分な電力が供給されない。
l 電源がオフになる。
ウェブインタフェースの使用
電源冗長性よりサーバーパフォーマンスを優先するオプションを有効にするには、次の手順を実行します。
1. システムツリーで シャーシの概要 をクリックします。
2. 電源® 設定 をクリックします。
3. 電源冗長性よりサーバーパフォーマンスを優先する を選択して、適用 をクリックします。
電源冗長性よりサーバーパフォーマンスを優先するオプションを無効にするには、次の手順を実行します。
1. システムツリーで シャーシの概要 をクリックします。
2. 電源® 設定 をクリックします。
3. 電源冗長性よりサーバーパフォーマンスを優先する をクリアして、適用 をクリックします。
RACADM の使用
電源冗長性よりサーバーパフォーマンスを優先するオプションを有効にするには、次の手順を実行します。
1. シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインします。