Users Guide
個別の IOM の状態ステータスの表示
I/O モジュールステータス ページ(I/O モジュール ステータス ページとは別)に、個々の IOM の概要が表示されます。
個々の IOM の状態ステータスを表示するには:
1. CMC ウェブインタフェースにログインします。
2. システムツリーで I/O モジュール を展開します。すべての IOM(1~6)が展開された I/O モジュール リストに表示されます。
3. システムツリーの I/O モジュール リストで表示したい IOM をクリックします。
4. ステータス サブタブをクリックします。I/O モジュールステータス ページが表示されます。
個別 IOM のネットワーク設定
I/O モジュールセットアップ ページでは、IOM の管理に使うインタフェースのネットワーク設定を指定できます。イーサネットスイッチの場合、帯域外管理ポート(IP アドレス)が設定されます。帯域内管
理ポート(VLAN 1)の場合、このインタフェースを介して設定は行われません。
項目
説明
場所
シャーシ内の IOM の場所をグループ番号(A、B、C)とスロット番号(1 または 2)で示します。スロット名:A1、A2、B1、B2、C1、C2
Name
IOM の名前が表示されます。
存在
IOM が 存在 または 不在 かを示します。
状態
OK
IOM が存在し、CMC と通信を行っていることを示します。CMC と
サーバー間で通信エラーが発生した場合は、CMC はサーバーの
状態ステータスを取得または表示できません。
情報
状態ステータス(OK、警告、重大)に変化がない場合に IOM についての情報を表示します。
情報ステータスを引き起こす状態の例:IOM の存在が検出された場合、ユーザーが IOM のパワーサイクルを要求した場合
警告
警告アラートが発行されたこと、および 対応処置を取る 必要があることを示します。システム管理者が対応処置を取らなかった場合は、IOM の保全性に影響するよ
うな重要または重大なエラーを引き起こす可能性があります。
警告が出される状態の例:IOM ファブリックとサーバーのメザニンカードファブリックとの不一致、無効な IOM 構成、新しく取り付けた IOM と同じグループの既存の
IOM との不一致
重大
少なくとも 1 つのエラーアラートが発行されたことを示します。重大な状態は IOM のシステムエラーを示し、直ちに対応処置を取る必要があります。
重大な状態を引き起こす状態の例:IOM にエラーが検出された場合、IOM が取り外された場合
メモ:状態に変化があれば、ハードウェアと CMC ログの両方に記録されます。ログの表示の詳細については、ハードウェアログの表示および CMC ログの表示を参照してください。
電源状態
IOM の電源状態:オン、オフ、なし(不在)を示します。
サービスタ
グ
IOM のサービスタグを表示します。サービス タグはサポートおよびメンテナンス用に Dell が提供する固有の識別子です。
ファブリッ
ク
IOM のファブリックタイプを示します(ギガビット Ethernet、10GE XAUI、10GE KR、10GE XAUI KR、FC 4 Gbps、FC 8 Gbps、SAS 3 Gbps、SAS 6 Gbps、Infiniband
SDR、Infiniband DDR、Infiniband QDR、PCIe バイパス Generation 1、PCIe バイパス Generation 2)。
メモ:シャーシに搭載された IOM のファブリックタイプがわかっていると、同じグループ内で IOM の不一致が発生するのを防ぐのに効果的です。I/O ファブリックの詳細については、
I/O ファブリック管理を参照してください。
MAC アド
レス
IOM のMAC アドレスを表示します。MAC アドレスは識別手段としてハードウェアベンダーによって割り当てられた固有のアドレスです。
メモ:パススルーには MAC アドレスはありません。MAC アドレスがあるのは、スイッチだけです。
役割
モジュール同士がリンク付けされた場合の I/O モジュールのスタックメンバーシップを表示します。
¡ メンバー — モジュールはスタックセットの一部です。
¡ マスター — モジュールはプライマリアクセスポイントです。
メモ:I/O モジュール構成 ページで設定を変更する際、IOM グループ A を設定するにはファブリック A 管理者権限が必要となり、IOM グループ B の場合はファブリック B 管理者権限、IOM
グループ C の場合はファブリック C 管理者権限が必要となります。