Users Guide
5. 接続 をクリックすると、リモートファイル共有に接続されます。リモートファイル共有に接続するには、パス、ユーザー名、およびパスワードを入力する必要があります。操作を正常に完了す
ると、メディアにアクセスできます。
接続 解除 をクリックすると、前に接続したリモートファイル共有を接続解除できます。
導入 をクリックすると、メディアデバイスを導入できます。
このコマンドでは次のアクションが実行されます。
¡ リモートファイル共有が接続される。
¡ ファイルがサーバー用の最初の起動デバイスとして選択される。
¡ サーバーが再起動される。
¡ サーバーの電源が切れている場合は、電源がサーバーに投入される。
よくあるお問い合わせ(FAQ)
表5-63 では、リモートシステムの管理または復元中に生じるよくある質問が表示されます。
表 5-63.リモートシステムの管理と復元
該当 なし — CMC はサーバーの電源ステータスを特定していません。
オフ — サーバーまたはシャーシのどちらかの電源がオフです。
オン — シャーシおよびサーバーともに電源がオンです。
電源投入中 — 電源オフおよび電源オンの間の一時的な状態です。操作が正常に完了すると、電源状態はオンになります。
電源切断中 — 電源オンおよび電源オフの間の一時的な状態です。操作が正常に完了すると、電源状態はオフになります。
接続ステータス
リモートファイル共有接続ステータスを表示します。
すべて選択 / 選
択解除
このオプションは、リモートファイル共有操作を行う前に選択します。リモートファイル共有操作には、接続、接続解除、導入の 3 つの操作があります。
メモ: このアクションを行うとサーバーが再起動されるため、作業中のファイルをすべて保存してから、deploy コマンドを実行してください。
質問
回答
CMC Web インタフェースにアクセスするとき、
SSL 証明書のホスト名と CMC のホスト名が一致し
ないというセキュリティ警告が表示される。
CMC には、ウェブインタフェースのネットワークセキュリティを保護するため、デフォルトの CMC サーバー証明書と、リモート RACADM 機
能が含まれています。この証明書を使用する場合、ウェブブラウザにはセキュリティ警告が表示されます。これは、デフォルトの証明書が、
CMC のホスト名(例:IP アドレス)と一致しない CMC デフォルト証明書 に対して発行されるためです。
このセキュリティ問題に対応するには、CMC の IP アドレスに対して発行された CMC サーバー証明書をアップロードします。証明書の発行
に使用する証明書署名要求(CSR)を生成するとき、CSR のコモンネーム(CN)が CMC の IP アドレス(例:192.168.0.120)また
は登録済みの DNS CMC 名と一致することを確認してください。
CSR を登録されている DNS CMC 名と一致させるには:
1. システムツリーで シャーシの概要 をクリックします。
2. ネットワーク タブをクリックしてから ネットワーク をクリックします。ネットワーク設定 ページが開きます。
3. DNS への CMC の登録 チェックボックスを選択します。
4. DNS CMC 名 フィールドに CMC 名を入力します。
5. 変更の適用 をクリックします。
CSR の生成と証明書の発行については、SSL とデジタル証明書を使用した CMC 通信のセキュリティ確保を参照してください。
プロパティを変更すると、リモート RACADM とウエ
ブベースのサービスを使用できなくなるのはなぜで
すか。
CMC ウェブサーバーをリセットすると、リモート RACADM サービスとウエブインタフェースに再度アクセスできるようになるまで 1 分ほどかか
る場合があります。
次のような状況で CMC ウェブサーバーはリセットされます。
l CMC ウェブインタフェースを使用してネットワーク設定やネットワークセキュリティのプロパティを変更する。
l cfgRacTuneHttpsPort プロパティが変更された(config -f <config
ファイル
> が変更された時も含む)。
l racresetcfg が使用されたか、またはシャーシ構成のバックアップがリストアされた。
l CMC がリセットされた。
l 新しい SSL サーバー証明書がアップロードされた。
DNS サーバーで CMC を登録できない理由は何で
すか?
一部の DNS サーバーは 31 文字以内の名前しか登録しません。
CMC ウェブインタフェースにアクセスする場合に、
SSL 証明書が信頼されていない認証局(CA)によ
って発行されましたというセキュリティ警告が表示さ
れます。
CMC には、ウェブインタフェースのネットワークセキュリティを保護するため、デフォルトの CMC サーバー証明書と、リモート RACADM 機
能が含まれています。この証明書は、信頼される認証局から発行されていません。このセキュリティ問題に対応するには、信頼された認証局
によって発行された CMC サーバー証明書をアップロードします(例:Thawte または Verisign)。証明書の発行の詳細については、SSL
とデジタル証明書を使用した CMC 通信のセキュリティ確保を参照してください。