Users Guide
サービスの設定
CMC には Web サーバーが含まれており、インターネット上でクライアントとの間で暗号化データを送受信するために、業界標準の SSL セキュリティプロトコルを使用するように設定されています。
ウェブサーバーには、デルの自己署名 SSL デジタル証明書(サーバー ID)が含まれており、クライアントからのセキュア HTTP 要求を受け入れて応答します。このサービスは、ウェブインタフェ
ースとリモート CLI ツールが CMC と通信するために必要です。
CMC サービスを設定するには:
1. CMC ウェブインタフェースにログインします。
2. ネットワーク タブをクリックします。
3. サービス サブタブをクリックします。サービス ページが表示されます。
4. 必要に応じて次のサービスを設定します。
l CMC シリアルコンソール(表5-50)
l ウェブサーバー(表5-51)
l SSH(表5-52)
l Telnet(表5-53)
l リモート RACADM(表5-54)
l SNMP(表5-55)
l Syslog の削除(表5-56)
5. 適用 をクリックし、すべてのデフォルトのタイムアウト値および最大タイムアウト制限値を更新します。
表 5-50.CMCシリアルコンソールの設定
セッションの種類
セッションの種類(Telnet、シリアル、SSH、リモート RACADM、SMASH CLP、WSMAN、GUI セッション)が表示されます。
終了
表示されているセッションはどれでも終了できます(自分のセッションを除く)。関連セッションを終了するには、ボタンをクリックします。この欄は、シャーシ設定システ
ム管理者 権限がある場合にのみ表示されます。
メモ: リモート(RACADM)CLI ツールとウェブインタフェースはウェブサーバーを使用します。ウェブサーバーがアクティブではない場合、リモート RACDM とウェブインタフェースは動作し
ません。
メモ: ウェブサーバーがリセットされた場合は、サービスが再び利用可能になるまで少なくとも 1 分間お待ちください。ウェブサーバーのリセットは、通常、次のいずれかのイベントにより発生
します。ネットワーク設定またはネットワークセキュリティのプロパティの変更(CMC ウェブユーザーインタフェースまたは RACADM 経由)、ウェブサーバーのポート設定の変更(ウェブユ
ーザーインタフェースまたは RACADM 経由)、CMC のリセット、新しい SSL サーバー証明書のアップロード。
メモ: サービスの設定を変更するには シャーシ設定システム管理者の権限が必要です。
設定
説明
有効
CMC の Telnet コンソールインタフェースを有効にします。
デフォルト:オフ(無効)
リダイレクト有効
CMC からシリアル/Telnet/SSH クライアントを使って、サーバーへのシリアル / テキストのコンソールリダイレクトを有効にします。CMC は、内部的にサーバーの COM2 ポ
ートに接続する iDRAC に接続します。
設定オプション:オン(有効)、オフ(無効)
デフォルト:チェック済み(有効)
アイドルタイムア
ウト
アイドル状態のシリアル セッションが自動的に切断されるまでの秒数を示します。タイムアウト 設定の変更は、次回のログインで有効になります。現在のセッションには影響し
ません。
タイムアウト範囲: 0 または 60 - 10800 秒。アイドルタイムアウト機能を無効にするには、0 を入力します。
デフォルト:1800 秒
ボーレート
CMC の外部シリアルポートのデータ速度を示します。
有効 な設定オプション:9600、19200、28800、38400、57600、115200 bps
デフォルト:115200 bps
認証無効
CMC シリアルコンソールログイン認証を有効にします。
デフォルト:オフ(無効)