Users Guide
2. ユーザー認証 タブをクリックしてから、ディレクトリサービス サブタブをクリックします。ディレクトリサービス ページが表示されます。
3. 汎用 LDAP に関連付けられるラジオボタンをクリックします。
4. 表示されているオプションを設定してから、適用 をクリックします。
表5-45 では、使用可能な設定オプションがリストされています。
表 5-45.共通設定
LDAP サーバーの選択
サーバーを設定して汎用 LDAP を使用するには、2 つの方法があります。静的サーバーでは、システム管理者がフィールド内に FQDN または IP アドレスを設定できます。代わりに、DN 内で
SRV を検索して、LDAP サーバーリストを取得できます。次に挙げるのは、LDAP サーバーセクションのプロパティです。
l 静的 LDAP サーバーの使用 — このオプションを使用すると、LDAP サービスは、指定したサーバーとポート番号を使用します(詳細は次を参照してください)。
l LDAP サーバーアドレス — LDAP サーバーの FQDN または IP を指定します。同じドメインに使用する複数の冗長 LDAP サーバーを指定するには、すべてのサーバーのリストをカンマ区
切りで入力します。CMC は接続を確立できるまで、各サーバーへの接続を交代で試みます。
l LDAP サーバーポート — SSL オーバー LDAP のポート。設定されていない場合、デフォルトの 636 が使用されます。CMC バージョン3.0 では、SSL なしでパスワードを転送することが
できないため、非 SSL ポートはサポートされていません。
l DNS を使用して LDAP サーバーを検索 — このオプションを選択すると、LDAP が DNS 経由で検索ドメインとサービス名を使用します。静的 または DNS を選択します。
次の DNS クエリが SRV レコードに対して実行されます。
_[サービス名]._tcp.[検索ドメイン]
ここで、<
検索ドメイン
> は、クエリ内で使用するルートレベルドメインで、 <
サービス名
> はクエリ内で使用するサービス名です。たとえば、次のとおりです。
_ldap._tcp.dell.com
ここで、ldap はサービス名、dell.com は検索ドメインです。
LDAP グループ設定の管理
グループ管理セクションの表は、役割グループ、関連名、ドメイン、既に設定されている役割グループの権限を表示します。
設定
説明
汎用 LDAP を有効に
する
CMC で汎用 LDAP サービスを有効にします。
識別名を使用してグル
ープメンバーシップを検
索
メンバーがデバイスにアクセスを許可されている LDAP グループの識別名(DN)を指定します。
SSL 証明書検証を有
効にする
チェックした場合、CMC は CA 証明書を使用して、SSL ハンドシェイク中に LDAP サーバー証明書を検証します。
バインド DN
ログインユーザーの DN の検索時に、サーバーにバインドするユーザーの識別名を指定します。指定されていない場合は、匿名のバインドが使用されます。
パスワード
バインド DN と併用するバインドパスワード。
メモ: バインドパスワードは機密データで、適切にセキュリティ保護されている必要があります。
検索するベース DN
すべての検索を開始するディレクトリの分岐の DN。
ユーザーログイン属性
検索対象の属性を指定します。設定されていない場合は、デフォルトで uid を使用します。選択したベース DN 内では一意であることを薦めます。そうでない場合、ログ
インユーザーの一意性を確保するために、検索フィルタを設定する必要があります。ユーザー DN が属性と検索フィルタの組み合わせを検索するときに一意に識別できな
い場合、ログインに失敗し、エラーが表示されます。
グループメンバーシップ
属性
グループメンバーシップのチェックに使用される LDAP 属性を指定します。これは、グループクラスの属性です。指定されていない場合は、member 属性と
uniquemember 属性が使用されます。
検索フィルタ
有効な LDAP 検索フィルタを指定します。ユーザー属性によって、選択した baseDN 内でログインユーザーを一意に識別できない場合に使用します。指定されていない
場合は、デフォルトで、値はツリー内のすべてのオブジェクトを検索する objectClass=* に設定されます。このプロパティの最大長は1024文字です。
ネットワークタイムアウ
ト(秒)
時間を秒単位で設定すると、アイドルの LDAP セッションが自動的に閉じます。
検索タイムアウト
(秒)
時間を秒単位で設定すると、検索が自動的に閉じます。
メモ: 静的 または DNS を選択します。