Users Guide
5. 適用 をクリックして設定を保存します。
ネットワークセキュリティ ページの内容を更新するには、更新 をクリックします。
ネットワークセキュリティ ページの内容を印刷するには、印刷 をクリックします。
VLAN の設定
VLAN を使用すると、複数の仮想 LAN が同じ物理ネットワーク上で共存でき、セキュリティやロード管理の目的でネットワークトラフィックを分離できます。VLAN 機能を有効にすると、各ネットワー
クパケットに VLAN タグが割り当てられます。VLAN を設定するには、次の手順を実行します。
1. ウェブインタフェースにログインします。
2. ネットワーク タブ® VLAN サブタブをクリックします。
VLAN タグ設定 ページが表示されます。VLAN タグはシャーシプロパティです。このタグは、コンポーネントを削除した後もシャーシに残ります。
3. CMC/iDRAC VLAN 設定を行います。
表5-39 に、ネットワークセキュリティ ページの 設定 について説明します。
表 5-39.VLANタグ設定
4. 適用 をクリックして設定を保存します。
シャーシの概要 ® サーバー® 設定 タブ® VLAN サブタブから、このページにアクセスすることもできます。
CMC ユーザーの追加と設定
CMC を装備したシステムを管理し、そのセキュリティを維持するため、特定の管理者権限(または役割ベースの権限)を持つ固有のユーザーを作成します。セキュリティを強化するために、特定の
システムイベントが発生したときに特定のユーザーに E-メールで警告を送るように設定することもできます。
ユーザータイプ
CMC ユーザーと iDRAC ユーザーの 2 つのユーザータイプがあります。CMC ユーザーは「シャーシユーザー」とも呼ばれます。また、iDRAC がサーバー上に介在するため、iDRAC ユーザー
は「サーバーユーザー」とも呼ばれます。
CMC ユーザーは、ローカルユーザーまたはディレクトリサービスユーザーにすることができます。また、iDRAC ユーザーも、ローカルユーザーまたはディレクトリサービスユーザーにすることがで
きます。
サーバーユーザーは CMC ユーザーとは独立して作成されるため、CMC ユーザーが サーバー管理者権限 を持つ場合を除き、CMC ユーザーに与えられる権限はサーバー上の同じユーザーに
自動的に転送されるわけではありません。つまり、CMC Active Directory ユーザーと iDRAC Active Directory ユーザーは、Active Directory ツリーの異なるブランチに位置することになりま
す。ローカルサーバーユーザーを作成するには、ユーザー設定システム管理者は直接サーバーにログインする必要があります。ユーザー設定システム管理者は、CMC からサーバーユーザーま
たはその逆を作成できません。このルールにより、サーバーのセキュリティと整合性は保護されます。
表 5-40.ユーザータイプ
メモ: IP ブロックのエラーカウント、IP ブロックのエラーウィンドウ、IP ブロックの ペナルティ時間 フィールドは、IP ブロック有効 チェックボッ
クス(これらのフィールドの前にある プロパティ フィールド)がオン(有効)の場合にのみアクティブです。この場合、IP ブロックのエラーカウン
ト、IP ブロックのエラー ウィンドウ、IP ブロックのペナルティ時間 プロパティを手動で入力する必要があります。
設定
説明
スロット
シャーシでサーバーが装着されているスロットを示します。スロット番号は 1~16(シャーシには使用できるスロットが 16 個あります)の連番 ID で、シャーシのサーバーの場所を
識別します。
名前
各スロットのサーバー名を表示します。
有効
チェックボックスが選択されている場合は、VLAN を有効にします。VLAN はデフォルトで無効になっています。
優先度
フレームの優先順位レベルを示します。このレベルは、異なるタイプのトラフィック(音声、ビデオ、データ)の優先順位を決定するのに使用できます。有効な優先順位は 0~7 で
す。0(デフォルト)は最も低い優先順位を示し、7 は最も高い優先順位です。
ID
VLAN ID を表示します。有効な VLAN ID は 1~4000 および 4021~4094 です。デフォルトの VLAN ID は 1 です。