Users Guide
l CLI RACADM
l リモート RACADM
l Telnet RACADM
RACDUMP コマンドは、シリアル、Telnet、SSH コンソールのコマンド プロンプト、または通常のコマンドプロンプトからリモートで実行できます。
RACDUMP サブコマンドの構文とコマンドラインオプションを表示するには、次のように入力します。
racadm help <racdump>
CLI RACDUMP
Racdump には、次のサブシステムが含まれ、次の RACADM コマンドを集約します。
用途
racadm racdump
リモート RACDUMP
リモート RACADM はクライアント側のユーティリティで、管理ステーションから帯域外ネットワークインタフェースを使用して実行できます。リモート機能のオプション -r を使用すると、管理下システム
に接続して、リモートコンソールまたは管理ステーションから RACADM サブコマンドを実行できます。リモート機能を使用するには、有効なユーザー名(-u オプション)、パスワード(-p オプション)、お
よび CMC の IP アドレスが必要です。
¡ racadm getconfig -f <
ファイル名
>
¡ racadm sslcertdownload -t <
種類
> -f [<
ファイル名
>]
リモート RACDUMP の使用
RACDUMP サブコマンドをリモートで使用するには、次のコマンドを入力します。
racadm -r <CMC IP
アドレス
> -u <
ユーザー名
> -p <
パスワード
>
<
サブコマンド
> <
サブコマンドオプション
>
racadm -i -r <CMC IP
アドレス
> <
サブコマンド
> <
サブコマンドオプション
>
たとえば、次のとおりです。
racadm -r 192.168.0.120 -u root -p calvin racdump
サブシステム
RACADM コマンド
システム / RAC の一般情報
getsysinfo
セッション情報
getssinfo
センサー情報
getsensorinfo
スイッチ情報(IO モジュール)
getioinfo
メザニンカード情報(ドーターカード)
getdcinfo
すべてのモジュール情報
getmodinfo
電力バジェット情報
getpbinfo
KVM 情報
getkvminfo
NIC 情報(CMC モジュール)
getniccfg
冗長性情報
getredundancymode
トレースログ情報
gettracelog
RAC イベントログ
gettraclog
システムイベントログ
getsel
メモ:RACADM リモート機能を使用する場合は、次に示すようなファイル操作に関連して RACADM サブコマンドを使用するフォルダへの書き込み権限が必要になります。
メモ: -i オプションは、RACADM にユーザー名とパスワードの入力をインタラクティブにプロンプトするよう指示します。-i オプションを指定しない場合は、コマンドラインで -u と -p オプションを
使ってユーザー名とパスワードを指定する必要があります。