Users Guide
racadm config -f <myfile>.cfg コマンドは、このファイルをパースし、行番号ごとにエラーを探します。正しいファイルが適切なエントリをアップデートします。さらに、前の例の getconfig コマ
ンドを使用して、更新を確認できます。
このファイルを racadm getconfig -f <myfile>.cfg.と併用して、全社的な変更をダウンロードしたり、新しいシステムをネットワーク経由で設定することができます。
RACADM を使用して iDRAC でプロパティを設定する方法
RACADM config/getconfig コマンドでは、次のt設定グループに対する -m <
モジュール
> オプションがサポートされています。
l cfgLanNetworking
l cfgIPv6LanNetworking
l cfgRacTuning
l cfgRemoteHosts
l cfgSerial
l cfgSessionManagement
ブレードサーバー上のファームウェアによって機能がサポートされていない場合は、その機能に関連するプロパティを設定するとエラーが表示されます。たとえば、RACADM を使用して非対応の
iDRAC でリモート syslog を有効にしようとすると、エラーメッセージが表示されます。
同様に、RACADM getconfig コマンドを使用して iDRAC プロパティを表示しようとすると、ブレードサーバーで非対応の機能に対するプロパティ値には該当なしと表示されます。
たとえば、次のとおりです。
$ racadm getconfig -g cfgSessionManagement -m server-1
# cfgSsnMgtWebServerMaxSessions=N/A
# cfgSsnMgtWebServerActiveSessions=N/A
# cfgSsnMgtWebServerTimeout=N/A
# cfgSsnMgtSSHMaxSessions=N/A
# cfgSsnMgtSSHActiveSessions=N/A
# cfgSsnMgtSSHTimeout=N/A
# cfgSsnMgtTelnetMaxSessions=N/A
# cfgSsnMgtTelnetActiveSessions=N/A
# cfgSsnMgtTelnetTimeout=N/A
トラブルシューティング
表4-3 は、リモート RACADM に関する一般的な問題を掲載しています。
表 4-3.シリアル /RACADM コマンドの使用:よくあるお問い合わせ( FAQ)
メモ:「アンカー」は予約語のため、.cfg ファイルでは使用しないでください。
メモ:プロパティのデフォルト値と範囲の詳細については、『Integrated Dell Remote Access Controller 6 (iDRAC6) Enterprise for Blade Servers ユーザーガイド』を参照してく
ださい。
質問
回答
CMC リセットを実行した後(RACADM racreset サブコマンドを使用)、コマンドを
入力すると次のメッセージが表示されます。
racadm <サブコマンド> Transport: ERROR: (RC=-1)
このメッセージは何を意味しますか?
CMC のリセットが完了するまで待ってから、別のコマンドを発行してください。
RACADM サブコマンドを使用するとき、理解できないエラーが発生します。
RACADM を使用するとき、次のようなエラーが 1 つまたは複数発生することがあります。
l ローカルエラーメッセージ - 構文、入力ミス、誤った名前などの問題。例:
ERROR: <
メッセージ
>
RACADM help サブコマンドを使って、正しい構文と使用方法を表示します。