Users Guide
管理ステーションのターミナルエミュレータソフトウェアおよび管理下ノード BIOS を設定した後、次のタスクを実行して CMC にログインします。
1 管理ステーションのターミナルエミュレーションソフトウェアを使って、CMC に接続します。
2 CMC ユーザー名とパスワードを入力して、<Enter> を押します。
これで CMC にログインされました。
関連するリンク
CMC での Telnet コンソールの使用
Linux Minicom の設定
CMC での SSH の使用
RACADM を使用した CMC へのアクセス
RACADM は、テキストベースのインタフェースを通して CMC の設定と管理を行えるコマンド群を提供します。RACADM には、Telnet/SSH またはシリア
ル接続の使用、KVM 上での Dell CMC コンソールの使用、あるいは管理ステーションにインストールされた RACADM コマンドラインインタフェースのリモー
ト使用によってアクセスできます。
RACADM インタフェースは、次のように分類されます。
• リモート RACADM — -r オプションと CMC の DNS 名または IP アドレスを使って、管理ステーション上で RACADM コマンドを実行できます。
メモ: リモート RACADM は、『Dell
Systems Management Tools and Documentation DVD』に含まれており、管理ステーションにインスト
ールされます。
• ファームウェア RACADM - Telnet、SSH、またはシリアル接続を使って CMC にログインすることを可能にします。ファームウェア RACADM では、CMC
ファームウェアの一部である RACADM 実装を実行できます。
リモート RACADM コマンドをスクリプトで使用して、複数の CMC を設定できます。CMC ではサポートされていないため、これらのスクリプトを CMC ウェ
ブインタフェース上で直接実行することはできません。
RACADM の詳細については、『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してくださ
い。
複数の CMC を設定する方法については、 「RACADM を使用した複数の CMC の設定」を参照してください。
公開キー認証を使用した CMC へのログイン
パスワードを入力せずに SSH 経由で CMC にログインできます。また、1 つの RACADM コマンドをコマンドライン引数として SSH アプリケーションに送信
できます。コマンドの完了後にセッションが終了するため、コマンドラインオプションはリモート
RACADM と同様に動作します。
SSH 経由で CMC にログインする前に、公開キーがアップロードされていることを確認します。この機能を使用するには、Enterprise ライセンスが必要で
す。
たとえば、次のとおりです。
• ログイン:ssh service@<domain> または ssh service@<IP_address>。ここで、IP アドレスは CMC IP アドレスです。
• RACADM コマンドの送信: ssh service@<domain> racadm getversion および ssh service@<domain> racadm
getsel
サービスアカウントを使用してログインする際、公開キーまたは秘密キーのペアを作成するときにパスフレーズを設定した場合には、そのパスフレーズの再
入力を求められる可能性があります。パスフレーズがキーと共に使用される場合は、Windows および Linux を実行しているクライアントシステムによって、
その方法を自動化するメソッドが提供されます。Windows を実行するクライアントシステムでは、Pageant アプリケーションを使用できます。このアプリケー
ションはバックグラウンドで実行され、パスフレーズの入力操作は透過的に行われます。
Linux を実行するクライアントシステムでは、ssh エージェントを使
用できます。これらのいずれかのアプリケーションをセットアップおよび使用するには、それらの製品マニュアルを参照してください。
CMC へのログイン
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