Users Guide

このコミュニティ文字列は、シャーシ概要 > ネットワーク > サービス ページにあるコミュニティ文字列とは異なります。SNMP トラップのコミュニティ
文字列は、CMC が管理ステーション宛のアウトバウンドトラップのために使用するものです。シャーシ概要 > ネットワーク > サービス ページのコ
ミュニティ文字列は、管理ステーションが
CMC SNMP デーモンをクエリするために使用します。
有効 で、送信先 IP に対応するオプションを選択して、トラップを受け取る IP アドレスを有効化します。IP アドレスは最大 4 つまで指定できま
す。
3 設定を保存するには、適用 をクリックします。
4 IP アドレスが SNMP トラップを受信しているかどうかを確認するには、SNMP トラップのテスト 列の 送信 をクリックします。
IP アラート送信先が設定されます。
RACADM を使用した SNMP トラップアラート送信先の設定
RACADM を使用して IP アラート送信先を設定するには、次の手順を実行します。
1 シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインします。
メモ: SNMP E-メールアラートのいずれも、設定できるフィルタマスクは 1 つだけです。フィルタマスクをすでに選択している場合は、タス
2 を実行せずに手順 3 に進みます。
2 アラートの生成を有効にします。
racadm config -g cfgAlerting -o cfgAlertingEnable 1
3 racadm eventfilters set コマンドを実行することによって、イベントフィルタを指定します。
a 使用可能なアラート設定をすべてクリアするには、次のコマンドを実行します。racadm eventfilters set -c cmc.alert.all
-n none
b 重要度をパラメータとして使用して設定します。たとえば次の場合、ストレージカテゴリのすべての情報イベントには処置として電源オフ、およ
び通知として E-メールと SNMP が割り当てられます。racadm eventfilters set -c cmc.alert.storage.info -n
email,snmp
c サブカテゴリをパラメータとして使用して設定します。たとえば次の場合、監査カテゴリ内のライセンスサブカテゴリ下にあるすべての設定には処
置として電源オフが割り当てられ、すべての通知が有効化されます。
racadm eventfilters set -c cmc.alert.audit.lic
-n all
d サブカテゴリおよび重要度をパラメータとして使用して設定します。たとえば次の場合、監査カテゴリ内のライセンスサブカテゴリ下にあるすべて
の情報イベントには処置として電源オフが割り当てられ、すべての通知が無効化されます。racadm eventfilters set -c
cmc.alert.audit.lic.info -n none
4 トラップアラートを有効にします。
racadm config -g cfgTraps -o cfgTrapsEnable 1 -i <index>
ここで、<index> 14 の値です。CMC はインデックス番号を使用して、トラップアラート用の設定可能送信先を最大 4 つまで識別します。送
信先は適切にフォーマットされた数値アドレスIPv6 または IPv4、または完全修飾ドメイン名FQDNで指定できます。
5 トラップアラートの送信先 IP アドレスを指定します。
racadm config -g cfgTraps -o cfgTrapsAlertDestIPAddr <IP address> -i <index>
ここで、<IP address> は有効な IP アドレスで、<index> は手順 4 で指定したインデックス値です。
6 コミュニティ名を指定します。
racadm config -g cfgTraps -o cfgTrapsCommunityName <community name> -i <index>
ここで <community name> はシャーシが属する SNMP コミュニティの名前で、<index> は手順 4 および 5 で指定したインデックス値です。
トラップアラートの送信先 IP アドレスを 4 つまで設定できます。送信先をさらに追加するには、手順 26 のタスクを実行します。
メモ: 手順 26 のコマンドは、指定するインデックス14の既存の設定をすべて上書きします。インデックスに既に値が設定されてい
るかを調べるには、
racadm getconfig -g cfgTraps -i <インデックス> を入力します。インデックスが設定されていると、
cfgTrapsAlertDestIPAddr オブジェクトおよび cfgTrapsCommunityName オブジェクトに値が表示されます。
7 アラート送信先へのイベントトラップをテストするには、次を入力します。
racadm testtrap -i <index>
アラートを送信するための CMC の設定
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