Users Guide
個別 IOM のネットワーク設定
I/O モジュールセットアップ ページでは、IOM の管理に使うインタフェースのネットワーク設定を指定できます。イーサネットスイッチの場合、帯域外管理ポート(IP アドレス)が設定されます。帯域内管
理ポート(VLAN 1)の場合、このインタフェースを介して設定は行われません。
個々の IOM のネットワーク設定を行うには
1. CMC ウェブインタフェースにログインします。
2. システムツリーで I/O モジュール を展開します。セットアップ サブタブをクリックします。I/O モジュールネットワーク設定 ページが表示されます。
3. I/O モジュールのネットワーク設定を行うには、以下のプロパティ値を入力または選択して、適用 をクリックします。
Infiniband SDR、Infiniband DDR、Infiniband QDR、PCIe バイパス
Generation 1、PCIe バイパス Generation 2)。
メモ: シャーシに搭載された IOM のファブリックタイプがわかっていると、同じグループ
内で IOM の不一致が発生するのを防ぐのに効果的です。I/O ファブリックの詳細につ
いては、I/O ファブリック管理 を参照してください。
MAC
アドレ
ス
IOM のMAC アドレスを表示します。MAC アドレスは識別手段としてハードウェアベン
ダーによって割り当てられた固有のアドレスです。
メモ: パススルーには MAC アドレスはありません。MAC アドレスがあるのは、スイッチ
だけです。
役割
モジュール同士がリンク付けされた場合の I/O モジュールのスタックメンバーシップを
表示します。
¡ メンバー - モジュールはスタックセットの一部です。
¡ マスター - モジュールはプライマリアクセスポイントです。
メモ: I/O モジュール構成 ページで設定を変更する際、IOM グループ A を設定するにはファブリック A 管理者権限が必要となり、IOM グループ B の場合はファブリック B 管理者権限、IOM
グループ C の場合はファブリック C 管理者権限が必要となります。
メモ: イーサネットスイッチの場合、帯域内(VLAN1)および帯域外の管理 IP アドレスが同じであったり、同じネットワーク上にないようにします。同じにすると、帯域外 IP アドレスが設定されなく
なります。デフォルトの帯域内管理 IP アドレスについては、IOM 文書を参照してください。
メモ: シャーシに存在する IOM のみ、表示されます。
メモ: イーサネットパススルースイッチまたは Infiniband スイッチ用に I/O モジュールのネットワーク設定を行わないでください。
メモ: 電源を投入できる IOM のみ、設定することが可能です。
メモ: CMC で IOM に設定した IP アドレスは、スイッチの永続的なスタートアップ設定に保存されません。IP アドレスの設定を永久的に保存するには、connect switch-n コマンドま
たは racadm connect switch -n RACADM コマンドを入力するか、または IOM GUI への直接インタフェースを使用してこのアドレスをスタートアップ設定ファイルに保存する必要
があります。
項目
説明
スロット
シャーシ内の IOM の場所をグループ番号(A、B、C)とスロット番号(1 または 2)で
示します。スロット名:A1、A2、B1、B2、C1、C2 (スロット値を変更することはでき
ません。)
名前
IOM 製品名が表示されます。(IOM 名を変更することはできません。)
電源状態
IOM の電源状況が表示されます。(このページから電源状況を変更することはでき
ません。)
DHCP 有
効
シャーシ上の IOM が動的ホスト構成プロトコル(DHCP)サーバーに自動的に IP
アドレスを要求して取得できるようになります。
デフォルト:オン(有効)
このオプションがオンの場合、IOM は IP 設定(IP アドレス、サブネットマスク、ゲー
トウェイ)をネットワーク上の DHCP サーバーから自動的に取得します。
メモ: この機能が有効な場合、IP アドレス、ゲートウェイおよびサブネットマスクのプ
ロパティフィールド(このオプションのすぐ隣に位置する)は無効になり、過去に入力さ
れたプロパティ値は無視されます。
このオプションがオフの場合、このオプションのすぐ隣の該当するテキストフィールド
に、有効な IP アドレス、ゲートウェイおよびサブネットマスクを手動で入力する必要
があります。