Users Guide
コンソールのセキュリティの設定
OSCAR では iKVM コンソールのセキュリティ設定を指定できます。指定した遅延時間ほどコンソールが使用されなかった場合に作動するスクリーンセーバーモードを設定できます。作動すると、キー
を押すかマウスを動かすまでコンソールはロックされたままになります。続行するには、スクリーンセーバーのパスワードを入力します。
セキュリティ ダイアログボックスを使用すると、パスワード保護を使用してコンソールをロックしたり、パスワードを設定または変更したり、スクリーンセーバーを有効にしたりできます。
セキュリティダイアログボックスへのアクセス
1. <Print Screen> を押します。メイン ダイアログボックスが表示されます。
2. 設定、セキュリティ の順にクリックします。セキュリティ ダイアログボックスが表示されます。
パスワードの設定または変更
1. 新規 フィールドでシングルクリックして <Enter> を押すか、ダブルクリックします。
2. 新規 フィールドに新しいパスワードを入力し、<Enter> を押します。パスワードは大文字と小文字が区別され、5~12 文字必要です。少なくとも英字が 1 つと数字が 1 つ含まれていなければ
なりません。有効な文字は A~Z、a~z、0~9、スペースおよびハイフンです。
3. 再入力 フィールドにパスワードをもう一度入力して <Enter> を押します。
4. パスワードを変更するだけの場合は OK をクリックして、ダイアログボックスを閉じます。
コンソールのパスワード保護
1. 前の手順で説明した方法でパスワードを設定します。
2. スクリーンセーバーを有効にする チェックボックスをオンにします。
3. パスワード保護とスクリーンセーバーの起動を遅らせる アイドル時間(1 ~ 99)を分で入力します。
4. モード:モニタが ENERGY STAR 準拠の場合は、Energy、それ以外の場合は スクリーン を選択します。
5. オプション:スクリーンセーバーテストをアクティブにするには、テスト をクリックします。スクリーンセーバーテスト ダイアログが表示されます。 OK をクリックしてテストを開始します。
テストには 10 秒かかります。完了すると、セキュリティ ダイアログボックスに戻ります。
ログイン
1. <Print Screen> を押して OSCAR を起動します。パスワード ダイアログボックスが表示されます。
2. パスワードを入力して OK をクリックします。メイン ダイアログボックスが表示されます。
自動ログアウトの設定
一定のアイドル時間が経過すると自動的にログアウトするように OSCAR を設定できます。
1. メイン ダイアログボックスで 設定、セキュリティ の順にクリックします。
2. アイドル時間 フィールドに、自動的に切断されるまで接続したままでいる時間を入力します。
メモ: iKVM のパスワードを失くしたり忘れたりした場合は、CMC ウェブインタフェースまたは RACADM を使用して iKVM 出荷時のデフォルトにリセットできます。失くしたり忘れたりしたパスワ
ードのクリア を参照してください。
メモ: モードが Energy に設定されている場合は、アプライアンスがモニタをスリープモードにします。これは通常、モニタの電源がオフになり、緑色の電源 LED に代わって黄色が点灯
することからわかります。モードが スクリーン に設定されている場合は、テスト中 OSCAR フラグが画面上のあちこちを移動します。テストが開始する前に、警告ポップアップボックスに
次のメッセージが表示されます。「Energy モードにすると、ENERGY STAR 準拠でないモニタが損傷することがあります。ただし、開始直後にマウスまたはキーボード操作によってテス
トを中止できます。」
注意: Energy Star 準拠ではないモニタで Energy モードを使用すると、モニタが損傷する恐れががあります
。