Users Guide
5. 共通設定 セクションで以下の操作を行います。:
a. Active Directory を有効にする チェックボックスが選択されていることを確認します。
b. ルートドメイン名 を入力します。
c. タイムアウト の時間を秒単位で入力します。設定範囲:15~300秒 デフォルト: 90 秒
6. オプション:ドメインコントローラとグローバルカタログの検索を直接呼び出す場合は、検索する AD サーバーの検索(オプション) チェックボックスをオンにし、以下の操作を行います。
a. ドメインコントローラ テキストフィールドに、Active Directory サービスがインストールされているサーバーを入力します。
b. グローバルカタログ テキストフィールドに、Active Directory ドメインコントローラ上のグローバルカタログの場所を入力します。グローバルカタログは Active Directory フォレスト
を検索するためのリソースを提供します。
7. 拡張スキーマの設定 セクションで、以下の操作を行います。
a. CMC 名 を入力します。CMC 名 は Active Directory で CMC カードを一意に識別します。CMC 名 は、ドメインコントローラで作成した新しい CMC オブジェクトのコモンネーム
(CN)と同じである必要があります。CMC 名 は 1~256 文字の ASCII 文字列で、文字間にスペースは挿入できません。
b. CMC ドメイン名 を入力します(例:cmc.com)。CMC ドメイン名 は、Active Directory CMC オブジェクトがあるドメインの DNS 名(文字列)です。名前は x.y から成る有効なドメ
イン名にします。x は文字間に空白文字のない 1~256 の ASCII 文字列で、y は com、 edu、gov、int、mil、net、org などの有効なドメインタイプです。
8. 適用 をクリックして設定を保存します。
9. 証明書を管理 セクションで、テキストフィールドに証明書のファイルパスを入力するか、または 参照 をクリックして証明書ファイルを選択します。ファイルを CMC に転送するには、アップロー
ド ボタンをクリックします。
デフォルトでは、SSL 証明書の検証が必要です。cfgActiveDirectory RACADM と GUI 内では、証明書の検証を無効にする新しい設定があります。
SSL 証明書検証を有効にするには(デフォルト):
racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADCertValidationEnable 1
SSL 証明書検証を無効にするには:
racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADCertValidationEnable 0
ドメインコントローラの SSL 証明書には、ルート認証局による署名が必要です。CMC にアクセスする管理ステーションで、ルート認証局の署名付き証明書が使用可能である必要があります。
10. 適用 をクリックします。適用 をクリックした後、CMC ウェブサーバーが自動的に再起動します。
11. CMC ウェブインタフェースに再びログインします。
12. システムツリーで シャーシ を選択し、ネットワーク タブをクリックしてから ネットワーク サブタブをクリックします。ネットワーク設定 ページが表示されます。
13. DHCP を使用(CMCネットワークインターフェース IP アドレス用)が有効(チェックボックスがオン)の場合は、以下のいずれかを行います。
l DHCP を使用して DNS サーバーアドレスを取得する を選択して、DHCP サーバーが DNS サーバーアドレスを自動的に取得できるようにするか、
l DHCP を使用して DNS サーバーアドレスを取得する チェックボックスをオフにしたままで、フィールドにプライマリおよび代替 DNS サーバーの IP アドレスを入力して DNS サー
バーの IP アドレスを手動で設定します。
14. 変更の適用 をクリックします。
CMC 拡張スキーマ Active Directory 機能の設定が完了します。
拡張スキーマ Active Directory と RACADM を使用した CMC の設定
メモ:ルートドメイン名 は x.y の命名規則に従う有効なドメイン名でなければなりません。x は 1~256 文字の ASCII 文字列で文字間にスペースは挿入できません。y は com、
edu、gov、int、mil、net、org などの有効なドメイン名の種類です。
メモ:IP アドレスを 0.0.0.0 に設定すると、CMC のサーバー検索が無効になります。
メモ:コンマ区切りのドメインコントローラまたはグローバルカタログサーバーのリストを指定できます。CMC では、最大 3 個の IP アドレスまたはホスト名を指定できます。
メモ:ドメインコントローラまたはグローバルカタログサーバーが、すべてのドメインとアプリケーションに対して正しく設定されていない場合は、既存のアプリケーション / ドメインの動作中
に予期しない結果が生成される可能性があります。
メモ:次のステップに進んで別のページへ移動する前に、設定を適用する必要があります。設定を適用しない場合、次のページへ移動したときに入力した設定が失われます。
メモ:アップロードする証明書の相対ファイルパスが ファイルパス の値に表示されます。フルパスと正しいファイル名とファイル拡張子を含む絶対ファイルパスを入力する必要がありま
す。
注意:: この証明書を無効にするには危険が伴います
。