Users Guide
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概要
DellChassisManagementControllerファームウェア バージョン 3.0 ユーザーガイド
Dell Chassis Management Controller(CMC)は、ホット プラグ対応のシステム管理ハードウェアとソフトウェアのソリューションで、Dell PowerEdge M1000e シャーシ システムのリモート管
理と電源制御の機能を提供するように設計されています。
温度、ハードウェアの誤った構成、電源障害、ファン速度に関する警告やエラーの電子メールアラートまたは SNMP トラップアラートを送信するように、CMC を設定できます。
CMC は自身のマイクロプロセッサとメモリを持っており、差し込んだモジュラシャーシから電源が供給されます。CMC の利用を開始するには、「CMC のインストールと設定」を参照してください。
このリリースの新機能
このリリースの CMC では、次の機能がサポートされています。
l 10GB Ethernet の有効化
l 新しい M710HD 仮想最適化サーバー
l さらに効率的な新しいファン
l iDRAC6 と CMC の Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)のサポート
¡ 大企業の Linux コミュニティとクロスプラットフォームで使用されるオープンスタンダードを通じて、ディレクトリベースの認証とアクセス認証
l 強化された Web 2.0 CMC インタフェース
¡ 魅力的な外観、ひと目でわかる重要情報とインベントリ
¡ 最も一般的な操作がシングルクリックで可能
l シャーシは、UPS またはその他のバックアップ電源で実行しながら、電力の寿命を延長するために最大電力消費モードで使用
l 単一ページで総合的な温度と正常性を表示するサーバー温度センサーの概要
l CMC GUIでホスト名をスロット名として割り当てられたオペレーティングシステム
l サーバー向けの仮想キーボード-ビデオ-マウスセッション(リモートコンソール)
l CMCウェブインターフェースログインで、1 回限りのセッションを指定したタイムアウト
CMC 管理機能
CMC は次の管理機能を提供します。
l CMC 冗長環境
l IPv4 および IPv6 のダイナミック DNS(DDNS)の登録
l SNMP、ウェブインタフェース、iKVM、または Telnet/SSH 接続を利用したリモートシステム管理と監視
l Microsoft Active Directory 認証のサポート - 標準スキーマまたは拡張スキーマを使って CMC ユーザー ID とパスワードを Active Directory で一元管理
l 監視 - システム情報やコンポーネントの状態にアクセス可能
l システムイベントログへのアクセス - ハードウェアログと CMC ログへのアクセスを提供
l 各種コンポーネント用にファームウェアアップデート - CMC、サーバー、 iKVM、I/Oモジュールインフラストラクチャデバイス用にファームウェアをアップデート可能
l Dell OpenManage ソフトウェア統合 - Dell OpenManage Server Administrator または IT Assistant から CMC ウェブインタフェースを起動
l CMC アラート - 電子メールメッセージまたは SNMP トラップを使って管理対象ノードに関する潜在的な問題を通知
l リモート電源管理 - シャーシコンポーネントのシャットダウンやリセットといったリモート電源管理機能を管理コンソールから提供
l 電源使用率のレポート
l セキュアソケットレイヤ(SSL)による暗号化 - ウェブインタフェースからセキュアなリモートシステム管理を提供
l パスワードレベルのセキュリティ管理 - リモートシステムへの無許可のアクセスを防止
l 役割ベースの権限 - さまざまなシステム管理タスクに応じて割り当て可能な権限を提供
l Integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC)ウェブインタフェースの起動ポイント
このリリースの新機能
対応プラットフォーム
CMC 管理機能
対応ウェブブラウザ
セキュリティ 機能
対応管理コンソールアプリケーション
シャーシの概要
WS-Management のサポート
ハードウェア仕様
その他の必要マニュアル
対応リモートアクセス接続