Users Guide
以下のいずれかのツールを使って、CMC ネットワーク設定行うことができます。
l RACADM - 詳細については、 複数シャーシ内の複数 CMC の設定を参照してください。
l ウェブインターフェース - 詳細については、「CMC ネットワークプロパティの設定」を参照してください。
ユーザーの追加と設定
RACADM または CMC ウェブインタフェースを使って CMC の追加、設定を行うことができます。また、Microsoft Active Directory を使ってユーザーの管理を行うこともできます。
RACADM を使用して公開キーの追加と設定を行う手順については、 「RACADM による SSH 経由の公開キー認証の設定」を参照してください。ウェブインタフェースを使用してユーザーを追加および
設定する手順については、「CMC ユーザーの追加と設定」を参照してください。
CMC で Active Directory を使用する手順については、「iDRAC6 ディレクトリサービスの使用」を参照してください。
SNMP と電子メールアラートの追加
特定のシャーシイベントが発生したときに、SNMP や電子メールアラートを生成するように CMC を設定できます。詳細については、「SNMP アラートの設定」および「電子メールアラートの設定」を参照
してください。
リモートシスログの設定
リモートシスログ 機能は、CMC GUI または racadm コマンドを使用してアクティブ化 / 設定されます。設定オプションには、ログエントリを転送する場合に CMC が使用する syslog サーバー名(ま
たは IP アドレス)と UDP ポートが含まれています。設定では、最大 3 つの異なるシスログサーバーを転送先として指定できます。リモートシスログは、追加の CMC ログターゲットです。リモートシス
ログを設定したら、新しい各ログエントリが CMC によって生成され、送信先に転送されます。
CMC サービスを設定するには:
1. CMC ウェブインタフェースにログインします。
2. ネットワークタブをクリックします。
3. サービス サブタブをクリックします。サービス ページが表示されます。
リモートシスログの詳細については、「表5-56」を参照してください。
冗長 CMC 環境について
アクティブ CMC に障害が発生した場合に、フェイルオーバーするためのスタンバイ CMC を取り付けられます。冗長 CMCは、事前に取り付けすることも、後日追加することもできます。CMC ネットワ
ークを適切にケーブル接続し、完全冗長性またはベストパフォーマンスを確保することが大切です。
フェイルオーバーは、以下のような場合に行われます。
l RACADM cmcchangeover コマンドを実行した場合。(『Dell Chassis Management Controller 管理者リファレンスガイド』の cmcchangeover コマンドの項を参照してください。)
l アクティブ CMC で RACADM racreset コマンドを実行した場合。(『Dell Chassis Management Controller 管理者リファレンスガイド』の racreset コマンドの項を参照してください。)
l ウェブインタフェースでアクティブ CMC をリセットした場合。(「シャーシに対する電力制御操作の実行」に説明される 電力制御操作用の CMC のリセット オプションを参照)
l アクティブ CMC からネットワークケーブルを外した場合。
l シャーシからアクティブ CMC を取り外した場合。
l アクティブ CMC で CMC ファームウェアフラッシュアップデートを行った場合 。
l アクティブ CMC が機能していない場合
スタンバイ CMC について
スタンバイ CMC はアクティブ CMC と同一で、そのミラーとして維持されています。アクティブ CMC とスタンバイ CMC には共に同じファームウェアリビジョンがインストールされている必要がありま
す。ファームウェアリビジョンが異なると、冗長性低下として報告されます。
メモ: Linux 環境で CMC を導入する場合は、「RACADM の Linux 管理ステーションへのインストール」を参照してください。
メモ: 転送されるログエントリのネットワークトランスポートは UDP であるため、ログエントリが確実に配信されるという保証もなければ、ログエントリが正常に受信されたかどうかを通知するフィ
ードバックが CMC に送られることもありません。
メモ: CMC フェイルオーバーのイベントが起きると、iDRAC 接続とアクティブ CMC セッションはすべて失われます。セッションを失ったユーザーは、新しいアクティブ CMC に再接続する必要
があります。