Users Guide
コンポーネントのリセット
コンポーネントのリセット ページで、ユーザーは、アクティブ CMC をリセットしたり、仮想的にサーバーを装着し直すことができます。シャーシにスタンドバイ CMC がある場合にアクティブ CMC をリ
セットすると、フェールオーバーが発生し、スタンドバイ CMC がアクティブになります。
診断コンソール ページにアクセスするには、次の手順を行います。
1. CMC ウェブインタフェースにログインします。
2. システムツリーで シャーシ をクリックします。
3. トラブルシューティング タブをクリックします。
4. コンポーネントのリセット サブタブをクリックします。更新可能なコンポーネント ページが表示されます。コンポーネントのリセット ページの CMC サマリの部分には以下の情報が表示さ
れます。
5. コンポーネントのリセット ページの 仮想サーバーの装着 の部分には以下の情報が表示されます。
メモ: gettracelog コマンドの詳細については、『Dell Chassis Management Controller 管理者リファレンスガイド』の gettracelog コマンドの項を参照してください。
メモ: コンポーネントをリセットするには、デバッグ コマンド管理者の権限が必要です。
表 12-11CMCサマリ
属性
説明
正常性
OK
CMC が存在し、コンポーネントで通信が行われています。
情
報
正常性の状態(OK、警告、重大)に変化がない場合にサーバーについての情報を表示します。
警
告
警告アラートが発行されたこと、および対応処置を取る必要があることを示します。管理者が指定した時間内に対応処置を取らなかった場合は、CMC
の保全性に影響するような重要または重大なエラーを引き起こす可能性があります。
重
大
少なくとも 1 つのエラーアラートが発行されたことを示します。重大な状態はCMCのシステム エラーを示し、直ちに対応処置を取る必要があります。
日時
CMC の日付と時刻を MM/DD/YYYY の形式で表示します。このとき、MM は月、DD は日、YYYY は年を示します。
アクティブ CMC ロ
ケーション
アクティブ CMC の場所を表示します。
冗長性モード
シャーシにスタンドバイ CMC がある場合は冗長を表示し、シャーシにスタンドバイ CMC がない場合は冗長なしが表示されます。
表 12-12仮想サーバーの装着
属性
説明
スロット
シャーシでサーバーが装着されているスロットを示します。スロット名は、1 ~16 の連番 ID で、シャーシでサーバーが装着されている場所を示します。
名前
各スロットのサーバー名を表示します。
存在
サーバーがスロットにあるかどうかを示します(ある または ない)。
正常性
OK
サーバーが存在し CMC と通信していることを示します。CMC とサーバー間で通信エラーが発生した場合は、CMC でサーバーの正常性の状態を取得または
表示できません。
情
報
正常性の状態(OK、警告、重大)に変化がない場合にサーバーについての情報を表示します。
警
告
警告アラートが発行されたこと、および対応処置を取る必要があることを示します。管理者が指定した時間内に対応処置を取らなかった場合は、サーバーの保
全性に影響するような重要または重大なエラーを引き起こす可能性があります。
重
大
少なくとも 1 つのエラーアラートが発行されたことを示します。重大な状態はCMCのシステム エラーを示し、直ちに対応処置を取る必要があります。
iDRAC ステー
iDRAC に管理コントローラを内蔵するサーバーの状態を表示します。
l 該当なし - サーバーがない、またはシャーシの電源が入っていません
l レディ - iDRAC が利用可能状態であり、正常に動作しています
l 障害あり - iDRAC ファームウェアが破損しています。iDRAC ファームウェア更新ユーティリティを使ってファームウェアを修復します。