Users Guide

CMC ウェブインタフェースを使用して、ファブリックおよびスロットによる FlexAddress 機能の使用を有効化または無効化するには、次の手順を実
行します。
1. 左ペインで、サーバー概要セットアップFlexAddress をクリックします。
2. FlexAddress の導入 ページの シャーシ割り当て WWN/MAC のファブリックの選択 画面で、FlexAddress を有効にするファブリックタイプ
ファブリック A または iDRAC)を選択します。無効にするには、オプションをクリアします。
3. シャーシ割り当て WWN/MAC のスロットの選択 ページで、FlexAddress を有効にするスロットに対して 有効 オプションを選択します。無
効にするには、オプションをクリアします。
メモ: 次に注意してください。
スロットが選択されていないと、選択されたファブリックに対して FlexAddress は有効になりません。
どのファブリックも選択されていないときにサーバースロットが選択および適用されると、No fabrics selected!
FlexAddress will not be used on this chassis. というメッセージが表示されます。FlexAddress を正常に
設定するには、ファブリックとスロットの両方を選択してください。
スレーブスロットへの FlexAddress 設定は許可されません。CMC ウェブインターフェースではこのオプションはグレー表示されます。
サーバーのスレーブスロットに関連する Ethernet デバイスが、マスタースロットの設定を継承します。
4. 設定を保存するには、適用 をクリックします。
RACADM を使用したシャーシレベルファブリックおよびスロット用 FlexAddress の設定
ファブリックを有効化または無効化するには、次の RACADM コマンドを使用します。
racadm setflexaddr [-f <fabricName> <state>]
ここで、<fabricName> = A or iDRAC および <state> = 0 or 1 です。
0 は無効、1 は有効を示します。
スロットを有効化または無効化するには、次の RACADM コマンドを使用します。
racadm setflexaddr [-i <slot#> <state>
ここで、 <slot#> = 1 or 4 および <state> = 0 or 1 です。
0 は無効、1 は有効を示します。
setexaddr コマンドの詳細については、『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』
を参照してください。
メモ: Dell PowerEdge VRTX と共に FlexAddress または FlexAddressPlus 機能をご購入いただいた場合、これらの機能は事前に
インストール済みで、全スロットおよびファブリックで有効化されています。この機能のご購入には、
dell.com でデルにお問い合わせくだ
さい。
メモ: racresetcfg サブコマンドを使用して、CMC Flex Address を工場出荷時設定の「無効」にリセットすることができます。
RACADM 構文は、次のとおりです。
racadm racresetcfg -c flex
FlexAddress 関連の RACADM コマンドの詳細およびその他工場出荷時のデフォルト設定のプロパティに関しては、dell.com/
cmcmanuals にある『
PowerEdge VRTX RACADM
用シャーシ管理コントローラコマンドラインリファレンスガイド』を参照して下さい。
ワールドワイド名またはメディアアクセスコントロールアドレスの表示
WWN/MAC SummaryWWN/MAC 概要 ページでは、シャーシ内のスロットのワールドワイド名(WWN)設定およびメディアアクセスコン
トロール(MAC)アドレスを表示することができます。
ファブリックの設定
ファブリック設定 セクションには、ファブリック A のために取り付けられた入力 / 出力ファブリックのタイプが表示されます。緑色のチェックマークはファ
ブリックが FlexAddress 用に有効化されていることを示します。FlexAddress 機能は、シャーシ内の各種ファブリックおよびスロットに対してシャーシ
割り当て、およびスロット固定の WWN/MAC アドレスを展開するために使用されます。この機能は、ファブリックごと、およびスロットごとに有効化
されます。
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