Users Guide
ウェブサーバーがリセットされた場合は、サービスが再び利用可能になるまで少なくとも 1 分間お待ちください。ウェブサーバーの
リセットは、通常以下のいずれかのイベントの結果として発生します。
• ネットワーク設定またはネットワークセキュリティプロパティが CMC ウェブユーザーインタフェースまたは RACADM を介し
て変更された。
• ウェブサーバーポートの設定がウェブユーザーインタフェースまたは RACADM を介して変更された。
• CMC がリセットされた。
• 新しい SSL サーバー証明書がアップロードされた。
メモ: サービス設定を変更するには、シャーシ設定管理者権限が必要です。
リモート Syslog は、追加の CMC ログターゲットです。リモート Syslog を設定したら、CMC によって生成される新しい各ログエン
トリが 、それぞれの送信先に転送されます。
メモ: 転送されるログエントリのネットワーク伝送は UDP であるため、ログエントリが確実に配信されるという保証もなけれ
ば、ログエントリが正常に受信されたかどうかを通知するフィードバックが CMC に送られることもありません。
CMC および iDRAC の通信用の予約済みネットワークポートは 21、68、69、123、161、546、801、4003、4096、5985~5990、
6900、および 60106 です。
RACADM を使用したサービスの設定
さまざまなサービスを有効化し、設定するには、次の RACADM オブジェクトを使用します。
• cfgRacTuning
• cfgRacTuneRemoteRacadmEnable
これらのオブジェクトの詳細については、dell.com/support/manuals にある『Chassis Management Controller for PowerEdge FX2/
FX2s RACADM
コマンド
ライン
リファレンス
ガイド
』を参照してください。
サーバーのファームウェアが特定の機能をサポートしていない場合、その機能に関連したプロパティを設定するとエラーが表示され
ます。たとえば、RACADM を用いてリモート syslog を非対応の iDRAC で有効にすると、エラー メッセージが表示されます。
同様に、RACADM getconfig コマンドを使用して iDRAC プロパティを表示しようとすると、サーバーで非対応の機能に対するプ
ロパティ値には N/A と表示されます。
たとえば、次のとおりです。
$ racadm getconfig -g cfgSessionManagement -m server-1
# cfgSsnMgtWebServerMaxSessions=N/A
# cfgSsnMgtWebServerActiveSessions=N/A
# cfgSsnMgtWebServerTimeout=N/A
# cfgSsnMgtSSHMaxSessions=N/A
# cfgSsnMgtSSHActiveSessions=N/A
# cfgSsnMgtSSHTimeout=N/A
# cfgSsnMgtTelnetMaxSessions=N/A
# cfgSsnMgtTelnetActiveSessions=N/A
# cfgSsnMgtTelnetTimeout=N/A
CMC 拡張ストレージカードの設定
拡張不揮発性ストレージとして使用するため、オプションのリムーバブルフラッシュメディアの設定を有効化または修復すること
ができます。CMC の機能のなかには、動作が拡張不揮発性ストレージに依存するものもあります。
CMC ウェブインタフェースを使用してリムーバブルフラッシュメディアを有効化または修復するには、次の手順を実行します。
1. 左ペインで シャーシ概要 に移動し、シャーシコントローラ > フラッシュメディア をクリックします。
2. リムーバブルフラッシュメディア ページで、ドロップダウンメニューから必要に応じて次のいずれかを選択します。
• アクティブコントロールメディアを修復する
• シャーシデータの保存用にフラッシュメディアを使用しない
これらのオプションの詳細については、『CMC for Dell PowerEdge FX2/FX2s オンラインヘルプ』を参照してください。
3. 適用 をクリックして選択したオプションを適用します。
66 CMC の設定