Users Guide
DHCP を有効にして、DHCP サーバーから自動的に IP アドレスを取得することができます。
DNS IP アドレス用 DHCP の有効化または無効化
CMC の DNS アドレス用 DHCP 機能はデフォルトで無効になっています。この機能を有効にすると、プライマリおよびセカンダリ
DNS サーバーアドレスが DHCP サーバーから取得されます。この機能を使用している間、DNS サーバーの静的 IP アドレスを設定す
る必要はありません。
DNS アドレス用 DHCP 機能を有効化し、優先および代替 DNS サーバーの静的アドレスを指定するには、次を入力します。
racadm config -g cfgLanNetworking -o
cfgDNSServersFromDHCP 1
IPv6 のために DNS アドレス用 DHCP 機能を有効化し、優先および代替 DNS サーバーの静的アドレスを指定するには、次を入力し
ます。
racadm config -g cfgIPv6LanNetworking -o
cfgIPv6DNSServersFromDHCP6 1
静的 DNS IP アドレスの設定
メモ: 静的 DNS IP アドレス設定は、DNS アドレス機能向けの DCHP が無効化されない限り、有効ではありません。
IPv4 でプライマリとセカンダリ DNS IP サーバーアドレスを設定するには、次を入力します。
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer1 <IP-address> racadm config -g
cfgLanNetworking -o cfgDNSServer2 <IPv4-address>
IPv6 でプライマリとセカンダリ DNS IP サーバーアドレスを設定するには、次を入力します。
racadm config -g cfgIPv6LanNetworking -o cfgIPv6DNSServer1 <IPv6-address> racadm config -g
cfgIPv6LanNetworking -o cfgIPv6DNSServer2 <IPv6-address>
CMC ネットワーク LAN 設定の表示と変更
コミュニティ文字列や SMTP サーバー IP アドレスなどの LAN 設定は、CMC およびシャーシの外部設定に影響します。
IPv6 が起動時に有効化されると、3 つのルータ要請がその後 4 秒ごとに送信されます。外部ネットワークのスイッチがスパニング
ツリープロトコル(SPT)を実行している場合、外部スイッチポートが 13 秒以上ブロックされ、IPv6 ルータ要請が送信されます。
このような場合、IPv6 ルータによってルータ広告が不要に送信されるまで、IPv6 接続性が制限される期間が生じる場合があります。
メモ: CMC のネットワーク設定を変更すると、現在のネットワーク接続が切断される可能性があります。
メモ: CMC ネットワーク設定を指定するには、シャーシ設定システム管理者 の権限が必要です。
CMC ウェブインタフェースを使用した CMC ネットワーク
LAN 設定の表示と変更
CMC ウェブインタフェースを使用して CMC ネットワーク LAN 設定を表示および変更するには:
1. 左ペインで、シャーシ概要 をクリックし、ネットワーク をクリックします。ネットワーク設定 ページに現在のネットワーク設
定が表示されます。
2. 必要に応じて、全般、IPv4、または IPv6 の設定を変更します。詳細については『オンラインヘルプ』を参照してください。
3. 各セクションで 変更の適用 をクリックして、設定を適用します。
RACADM を使用した CMC ネットワーク LAN 設定の表示
IPv4 設定を表示するには、オブジェクト cfgCurrentLanNetworking に次のサブコマンドを併用します。
CMC の設定 61