Users Guide
ストレージスレッドの設定
FX2s シャーシで使用されるハーフ幅ストレージスレッドには以下が含まれます。
● 1 つまたは 2 つの RAID コントローラ
● 最大 16 台のディスクドライブ
2 つの RAID コントローラが格納されている個々のストレージスレッドを、次のモードで動作するように設定できます。
● スプリットシングル
● スプリットデュアル
● 結合
メモ: シャーシのスロット 1 はストレージスレッドのための有効な場所ではないため、ストレージスレッドを挿入しないように
してください。
メモ: 本項は、デュアルコントローラストレージモジュールにのみ適用されます。
メモ: iDRAC Comprehensive Embedded Management(CEM)を使用して、ストレージ スレッドの設定とモニターを行うことも
できます。詳細については、『Integrated Dell Remote Access Controller
(
iDRAC
)ユ
ー
ザ
ー
ズ
ガイド
』を参照してください。
トピック:
• スプリットシングルモードのストレージスレッドの設定
• スプリットデュアルモードでのストレージスレッドの設定
• 結合モードでのストレージスレッドの構成
• CMC ウェブインタフェースを使用したストレージスレッドの設定
• RACADM を使用したストレージスレッドの設定
• iDRAC RACADM プロキシを使用したストレージスレッドの管理
• ストレージアレイステータスの表示
スプリットシングルモードのストレージスレッドの設定
スプリットシングルモードでは、2 台の RAID コントローラが 1 つのコンピュートスレッドにマップされます。両方のコントローラ
が有効で、各コントローラは 8 台のディスクドライブに接続されます。
スプリットデュアルモードでのストレージスレッドの設定
スプリットデュアルモードでは、ストレージスレッドの両方の RAID コントローラが 2 つのコンピュートスレッドに接続されます。
ストレージスレッドがフル幅の PowerEdge FC830 スレッドの下に取り付けられている場合は、スプリットデュアルモードで構成で
きます。ただし、コントローラは 1 台のコンピュートスレッドにのみ接続され、そのコンピュートスレッドのみが報告されます。
ストレージスレッドがデュアルモードで設定され、2 台のコンピュートスレッドに接続できない場所にある場合、2 番目のコントロ
ーラはどのコンピュートスレッドにも接続されません。
設定を変更するには、シャーシ設定管理者 権限を持っている必要があり、コンピュートスレッドの電源をオフにする必要がありま
す。
結合モードでのストレージスレッドの構成
結合モードでは、RAID コントローラは単一のコンピュートスレッドにマップされます。ただし、1 つのコントローラだけが有効化さ
れ、すべてのディスクドライブはそのコントローラに接続されます。
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