Users Guide
仮想 MAC アドレスプールの管理
仮想 MAC アドレスプールの管理 を使用することによって、MAC アドレスを作成、追加、削除、非アクティブ化することができま
す。仮想 MAC アドレスプールでは、ユニキャスト MAC アドレスのみ使用することができます。CMC では、次の MAC アドレスの
範囲が許可されています。
● 02:00:00:00:00:00 - F2:FF:FF:FF:FF:FF
● 06:00:00:00:00:00 - F6:FF:FF:FF:FF:FF
● 0A:00:00:00:00:00 - FA:FF:FF:FF:FF:FF
● 0E:00:00:00:00:00 - FE:FF:FF:FF:FF:FF
CMC ウェブインタフェースを使って、仮想 MAC アドレスの管理 オプションを表示するには、システムツリーで シャーシの概要 >
サーバーの概要 に移動します。設定 > プロファイル > 起動 ID プロファイル の順にクリックします。仮想 MAC アドレスプールの
管理 セクションが表示されます。
メモ: 仮想 MAC アドレスは、ネットワーク共有の vmacdb.xml ファイル内で管理されます。 非表示のロックファイル
(.vmacdb.lock)が、ネットワーク共有に対して、削除または追加され、複数のシャーシからの起動 ID 操作が順序化されま
す 。
MAC プールの作成
CMC ウェブインタフェースにある 仮想 MAC アドレスプールの管理 を使用して、ネットワーク内に MAC プールを作成することが
できます。
メモ: MAC プールの作成 セクションは、ネットワーク共有上に MAC アドレスデータベース(vmacdb.xml)がない場合にのみ
表示されます。この場合、MAC アドレスの追加 および MAC アドレスの削除 オプションは使用できません。
MAC プールを作成するには、次の手順を実行します。
1. サーバープロファイル のページに移動します。起動 ID プロファイル > 仮想 MAC アドレスプールの管理 のセクションで、
2. 開始 MAC アドレス のフィールドに、MAC アドレスプールの開始 MAC アドレスを入力します。
3. MAC アドレスの数 のフィールドに、MAC アドレスの数を入力します。
4. MAC プールの作成 をクリックして、MAC アドレスプールを作成します。
ネットワーク共有で MAC アドレスデータベースが作成された後、仮想 MAC アドレスプールの管理 に、ネットワーク共有に保存
された MAC アドレスのリストとステータスが表示されます。このセクションで、MAC アドレスプールから MAC アドレスを追
加または削除できるようになります。
MAC アドレスの追加
CMC ウェブインタフェースにある MAC アドレスの追加 のオプションを使用して、ネットワーク共有へ MAC アドレスの範囲を追
加することができます。
メモ: MAC アドレスプールにすでに存在する MAC アドレスを追加することはできません。この場合、新たに追加した MAC ア
ドレスが、プール内に存在することを示すエラーが表示されます。
ネットワーク共有に MAC アドレスを追加するには、次の手順を実行します。
1. サーバープロファイル のページに移動します。起動 ID プロファイル > 仮想 MAC アドレスプールの管理 のセクションで、MAC
アドレスの追加 をクリックします。
2. 開始 MAC アドレス のフィールドに、MAC アドレスプールの開始 MAC アドレスを入力します。
3. MAC アドレスの数 のフィールドに、追加する MAC アドレスの数を入力します。
有効な値は 1 から 3000 です。
4. OK をクリックして、MAC アドレスを追加します。
詳細については、『Dell PowerEdge FX2/FX2s
向け
CMC
オンラインヘルプ
』を参照してください。
MAC アドレスの削除
CMC ウェブインタフェースにある MAC アドレスの削除 のオプションを使用して、ネットワーク共有から MAC アドレスの範囲を
指定して削除することができます。
サーバーの設定 95