Users Guide
● プロファイルが割り当てられていないスロットは、選択ボックスに表示される「プロファイル未選択」で示されます。
● プロファイルの割り当てを 1 つ、または複数のスロットから削除するには、スロットを選択して 割り当ての削除 をクリッ
クします。1 つ、または複数のスロットからプロファイルを削除すると、Quick Deploy プロファイル 機能が有効化されて
いる時にスロットに挿入されたサーバーすべてのプロファイル内の XML 設定が削除されることを警告するメッセージが表
示されます。プロファイルの割り当てを削除するには、OK をクリックします。
● スロットからすべてのプロファイル割り当てを削除するには、ドロップダウンメニューで プロファイル未選択 を選択しま
す。
メモ: Quick Deploy プロファイル 機能を使用してプロファイルがサーバーに展開されるときは、アプリケーションの進捗と結
果がプロファイルログに維持されます。
メモ:
ネットワーク共有がマウントされており、アクセス可能な場合に限り、ネットワーク共有 オプションが有効化され、保存プロ
ファイル に詳細が表示されます。ネットワーク共有が接続されていない場合、シャーシにはネットワーク共有を設定します。
ネットワーク共有を設定するには、保存プロファイルセクションの 編集 をクリックします。詳細については、「CMC
ウェブイ
ンタフェ
ー
スを使用したネットワ
ー
ク共有の設定
」を参照してください。
起動 ID プロファイル
CMC ウェブインタフェースの 起動 ID プロファイル ページにアクセスするには、システムツリーで、シャーシ概要 > サーバー概要
に移動します。セットアップ > プロファイル をクリックします。サーバープロファイル ページが表示されます。サーバープロフ
ァイル のページで、起動 ID プロファイル をクリックします。
起動 ID プロファイルには、サーバーを SAN ターゲットデバイスから起動するのに必要な NIC または FC の設定および固有の仮想
MAC と WWN が含まれています。これらは CIFS または NFS 共有を通じて複数のシャーシにわたって利用可能であるため、シャー
シ内の故障しているサーバーから迅速にリモートで ID を同じシャーシまたは別のシャーシにある予備のサーバーに移動させること
ができます。これにより、故障しているサーバーのオペレーティングシステムとアプリケーションで起動することができるようにな
っています。この機能の主な利点は、すべてのシャーシにわたって共有されている固有の仮想 MAC アドレスプールを使用できるこ
とにあります。
この機能によって、サーバーが機能停止した場合に、物理的に介入することなく、オンラインでサーバーの操作を管理できるように
なります。起動 ID プロファイル機能を使って、次のタスクを実行することができます。
● 初期セットアップ
○ 仮想 MAC アドレスの範囲を作成します。MAC アドレスを作成するには、シャーシ設定管理者およびサーバー管理者権限が
必要です。
○ 起動 ID プロファイルテンプレートを保存し、各サーバーで使用される SAN 起動パラメータを編集し、含めることでネット
ワーク共有上の起動 ID プロファイルをカスタマイズすることができます。
○ 起動 ID プロファイルを適用する前に、初期設定を使用するサーバーを準備します。
○ 各サーバーに起動 ID プロファイルを適用し、それらを SAN から起動します。
● クイックリカバリ用のスペアスタンバイサーバー(1 つ、または複数)を設定します。
○ 起動 ID プロファイルを適用する前に、初期設定を使用するスタンバイサーバーを準備する。
● 次のタスクを実行することで、故障したサーバーの作業負荷を新しいサーバーで使用します。
○ 故障したサーバーが復帰する際に MAC アドレスが重複されないように、故障したサーバーの起動 ID をクリアします。
○ 故障したサーバーの起動 ID を予備スタンバイサーバーに適用します。
○ サーバーを新しい起動 ID で起動して作業負荷を素早く回復する。
起動 ID プロファイルの保存
起動 ID プロファイルを CMC ネットワーク共有に保存することができます。保存することのできるプロファイルの数は、利用可能
な MAC アドレスにより異なります。詳細については、「CMC
ウェブインタフェ
ー
スを使用したネットワ
ー
ク共有の設定
」を参照し
てください。
Emulex Fibre Channel(FC)カードでは、オプション ROM の SAN からの起動を有効化 / 無効化 属性はデフォルトで無効になって
います。SAN から起動するには、オプション ROM で属性を有効にし、サーバーへ起動 ID プロファイルを適用します。
プロファイルを保存するには、次のタスクを実行します。
92 サーバーの設定