Users Guide
CMC ウェブインタフェースを使用した個々のサーバーの最初の起動デバ
イスの設定
メモ: サーバーの最初の起動デバイスを設定するには、サーバー管理者 特権、または シャーシ設定システム管理者 特権、およ
び iDRAC ログイン特権 が必要です。
個々のサーバーに最初の起動デバイスを設定するには、次の手順を実行します。
1. 左ペインで、サーバー概要 をクリックし、最初の起動デバイスを設定するサーバーをクリックします。
2. セットアップ > 最初の起動デバイス に移動します。最初の起動デバイス ページが表示されます。
3. 最初の起動デバイス ドロップダウンメニューで、各サーバーに使用する起動デバイスをリストボックスから選択します。
4. 選択した同じデバイスから毎回起動するようにサーバーを設定するには、そのサーバーの 1 回限りの起動 チェックボックスの選
択を解除します。選択したデバイスから次回のみ起動するようにサーバーを設定するには、そのサーバーの 1 回限りの起動 チェ
ックボックスを選択します。
5. 適用 をクリックして設定を保存します。
RACADM を使用した最初の起動デバイスの設定
最初の起動デバイスを設定するには、cfgServerFirstBootDevice オブジェクトを使用します。
デバイスで 1 度だけ起動することを有効にするには、cfgServerBootOnce オブジェクトを使用します。
これらのオブジェクトの詳細については、dell.com/support/manuals にある『Chassis Management Controller for PowerEdge FX2s
RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。
スレッドのネットワークアップリンクの設定
スレッドネットのワークアップリンクを設定することができるのは、内蔵ネットワークスイッチを搭載した PowerEdge FM120x4 ス
レッドのみです。
スレッドのネットワークアップリンクを設定するには、シャーシ概要 > サーバー概要 > セットアップ > スレッドのネットワークア
ップリンクの順に移動します。
スレッドのネットワークアップリンク設定プロパティで、次の値のいずれかを選択します。
● 標準(集約):4 つのすべての IOM アップリンクポートが単一のトランクグループに設定されており、すべての LOM がそのグ
ループにマップされているアップリンク設定です。この値がデフォルトで選択されています。
● ネットワークアダプタ隔離(セキュリティ強化):標準設定と似たアップリンク設定ですが、ローカルノード間のルーティングを
設定することはできません。
● 孤立ネットワーク:各ノードの LOM 1 が IOM A1 に、LOM2 が IOM A2 にマップされているアップリンク設定です。
● 強化ネットワークアダプタ孤立:マルチテナント設定でのセキュリティ強化のためのアップリンク設定です。この設定では、
各ノードの LOM にマップされた専用の IOM ポートで個々のネットワークアダプタが分離されます。 各ノード上の LOM 1 のみ
が動作可能です。
メモ: CMC バージョン 1.3 以降からダウングレードする際に、スレッドのネットワークアップリンク設定 が 強化ネットワーク
アダプタ孤立 に設定されている場合は、CMC 1.2 以前のバージョンでは、スレッドのネットワークアップリンク設定 が空白に
なります。CLI では、コマンドの出力として、無効な値である「4」が表示されます。
$ getconfig –g cfgRacTuning –o cfgRacTuneSledNetworkUplink
リモートファイル共有の導入
リモート仮想メディアファイル共有機能は、CMC を使用して、ネットワーク上の共有ドライブのファイルを 1 台以上のサーバにマ
ップし、オペレーティングシステムを導入または更新します。接続されている場合、ローカルサーバでアクセスできるファイルと同
様に、リモートファイルにアクセスすることができます。フロッピードライブと CD/DVD ドライブの 2 種類のメディアがサポート
されています。
リモートファイル共有操作(接続、切断、導入)を行うには、シャーシ設定システム管理者 または サーバ管理者 の権限が必要で
す。この機能を使用するには、Enterprise ライセンスが必要です。
86 サーバーの設定