Users Guide
シャーシ設定の保存
現在のシャーシの設定を、ネットワーク共有またはローカル管理ステーション上の XML ファイルに保存することができます。保存
できる設定には、CMC ウェブインタフェースと RACADM コマンドを使用して変更可能なすべてのシャーシのプロパティが含まれ
ます。同一のシャーシ上に設定を復元するため、またはその他のシャーシを設定するために保存した XML ファイルを使用すること
もできます。
メモ: サーバーおよび iDRAC の設定は、シャーシの設定と一緒に保存または復元されません。
現在のシャーシの設定を保存するには、次のタスクを実行します。
1. シャーシ設定プロファイル のページに移動します。保存およびバックアップ > 現在の設定の保存 のセクションで、プロファイ
ル名 フィールドにプロファイルの名前を入力します。
メモ: 現在のシャーシ構成を保存する際は、標準 ASCII 拡張文字セットがサポートされています。 ただし 、次の特殊文字は
使用できません。
“、.、*、>、<、\、/、:、および | はサポートされません。
2. プロファイルタイプ オプションで、次のプロファイルタイプのいずれかを選択します。
● 置換 — このプロファイルタイプは、ユーザーパスワードおよびサービスタグなど書き込み専用の属性以外の CMC 全体構成
の属性で構成されています。このプロファイルタイプは、IP アドレスなどの個人情報を含む完全なシャーシ設定を復元する
バックアップファイルとして使用されます。
● クローン — このプロファイルタイプには、すべての 置換 タイプのプロファイル属性が含まれます。MAC アドレスおよび
IP アドレスなどの ID 属性は、安全を期すためにコメントアウトされています。このプロファイルタイプは新しいシャーシ
のクローン作成に使用されます。
3. プロファイルの場所 ドロップダウンメニューから次のいずれかの場所を選択して、プロファイルを保存します。
● ローカル — ローカル管理ステーションにプロファイルを保存します。
● ネットワーク共有 — 共有されている場所にプロファイルを保存します。
4. 保存 をクリックして、選択した場所にプロファイルを保存します。
操作が完了すると、Operation Successful のメッセージが表示されます。
メモ: XML ファイルに保存されている設定を表示するには、保存プロファイル セクションで、保存されているファイルを
選択して、プロファイルの表示 列で 表示 をクリックます。
シャーシ設定プロファイルの復元
バックアップファイル(.xml または .bak)をローカルの管理ステーションまたはシャーシの設定が保存されているネットワーク
共有にインポートすることでシャーシの設定を復元することができます。設定には、CMC ウェブインタフェース、RACADM コマン
ド、または設定で利用可能なすべてのプロパティが含まれます。
シャーシを復元するには、次のタスクを実行します。
1. シャーシ設定プロファイル ページに移動します。設定の復元 > シャーシ設定の復元 のセクションで、参照 をクリックして、保
存されたシャーシ設定をインポートするためのバックアップファイルを選択します。
2. 設定の復元 をクリックして、暗号化されたバックアップファイル(.bak)または .xml の保存されたプロファイルのファイル
を CMC にアップロードします。
復元操作が正常に完了すると、CMC ウェブインタフェースはログインページに戻ります。
メモ: CMC の以前のバージョンのバックアップファイル(.bak)が FIPS が有効な CMC の最新バージョンにロードされている場
合、すべての 16 の CMC ローカルユーザーのパスワードを再設定します。しかし、最初のユーザーのパスワードは「calvin」にリセ
ットされます。
メモ: シャーシ構成プロファイルが、FIPS 機能をサポートしていない CMC から、FIPS が有効化されている CMC へインポート
されている場合、FIPS は CMC で有効のまま保持されます。
メモ: シャーシ構成プロファイルで FIPS モードを変更する場合は、DefaultCredentialMitigation が有効です。
72 CMC の設定