Users Guide
< duplex mode > は 0(半二重)または 1(全二重、デフォルト)です。
racadm config -g cfgNetTuning -o cfgNetTuningNicSpeed <speed>
ここで、
< speed > は 10 または 100(デフォルト)です。
管理ポート 2 の設定
CMC の 2 個目のネットワークポートは、ケーブル本数削減のための CMC のデイジーチェーン接続用に使用、またはネットワークの
フェイルオーバー操作用に冗長ポートとして使用することができます。管理ポート 2 は、トップオブラック(TOR)スイッチまたは
別のスイッチに接続することも可能です。2 つの CMC NIC ポートを同じサブネットに接続するという必須条件はありません。
管理ネットワークポート冗長用に CMC を実際に事前設定しておかなければ、CMC をその用途のためにケーブル接続することはで
きません。CMC は、展開のために標準のシングルネットワーク接続を使用する必要があり、その後で 2 つめの冗長接続が可能とな
ります。
メモ: 管理ポート 2 が冗長向けに設定されいるが、スタッキング向けにケーブル配線されているというときは、ダウンストリー
ム CMC(TOR スイッチから離れているもの)のネットワークリンクがなくなります。
メモ: 管理ポート 2 がスタッキング向けに設定されているが、冗長向けにケーブル配線されている(TOR スイッチへの 2 つの
接続)というときは、ルーティングループによってネットワークストームが発生する可能性があります。
冗長操作を指定するには、racadm config –g cfgNetTuning –o cfgNetTuningNicRedundant 1 コマンドを使用します。
スタッキング操作を指定するには、racadm config –g cfgNetTuning –o cfgNetTuningNicRedundant 0 コマンドを使
用します。
管理ポート 2 はデフォルトでスタッキング用に設定されています。
CMC ウェブインタフェースを使用した管理ポート 2 の設定
CMC ウェブインタフェースを使用して管理ポートを設定するには、次の手順を実行します。
1. 左ペインで シャーシ概要 > ネットワーク とクリックし、ネットワーク タブをクリックします。
2. ネットワーク設定 ページにある 一般設定 セクションの 管理ポート 2 の横で、冗長 または スタッキング のいずれかを選択しま
す。
3. 変更の適用 をクリックします。
● 管理ポート 2 が冗長向けに設定されいるが、スタッキング向けにケーブル配線されているというときは、ダウンストリーム
CMC(トップオブラックスイッチから離れているもの)のネットワークリンクがなくなります。
● 管理ポート 2 がスタッキング向けに設定されているが、冗長向けにケーブル配線されている(TOR スイッチへの 2 つの接
続)というときは、ルーティングループによってネットワークストームが発生する可能性があります。
RACADM を使用した管理ポート 2 の設定
冗長操作を指定するには、racadm config –g cfgNetTuning –o cfgNetTuningNicRedundant 1 コマンドを使用します。
スタッキング操作を指定するには、racadm config –g cfgNetTuning –o cfgNetTuningNicRedundant 0 コマンドを使
用します。
管理ポート 2 はデフォルトでスタッキング用に設定されています。
連邦情報処理標準(FIPS)
米国連邦政府の機関および請負契約業者は、通信インタフェースを搭載したすべてのアプリケーションでコンピュータのセキュリテ
ィ規格 Federal Information Processing Standards(FIPS)を使用します。140-2 は、レベル 1、レベル 2、レベル 3、レベル 4 の 4 つ
のレベルで構成されています。FIPS 140-2 シリーズは、すべての通信インタフェースに次のセキュリティプロパティが必要である
と規定しています。
● 認証
CMC の設定 65