Users Guide
たとえば、racadm fwupdate <options> <firmware image>とします。
RACADM コマンドの使用の詳細については、『Chassis Management Controller for PowerEdge FX2/FX2s RACADM
コマンド
ライン
リファレンス
ガイド
』を参照してください。
メモ: シャーシインフラストラクチャファームウェアをアップデートするには、サーバーの電源がオフになっていることを確認
してください。
サーバー iDRAC ファームウェアのアップデート
iDRAC 8 または iDRAC 7 のファームウェアをアップデートすることができます。この機能を使用するには、次が必要です。
● Enterprise ライセンスを持っている。
● iDRAC7 ファームウェアバージョンが 1.57.57 以降である。
● iDRAC8 ファームウェアバージョンが 2.05.05 以降である。
ファームウェアアップデート後は、iDRAC(サーバー上)がリセットされ、一時的に使用不可になります。
ウェブインタフェースを使用したサーバー iDRAC ファームウェアのアッ
プデート
サーバーの iDRAC ファームウェアをアップデートするには、次の手順を実行します。
1. 次のいずれかのページに移動します。
● シャーシ概要 > アップデート。
● シャーシ概要 > シャーシコントローラ > アップデート。
ファームウェアのアップデート ページが表示されます。
メモ:
サーバー iDRAC ファームウェアは、シャーシ概要 > サーバー概要 > アップデート を使用してアップデートすることもできま
す。詳細については、「サーバーコンポーネントファームウェアのアップデート」を参照してください。
2. iDRAC または iDRAC8 ファームウェアをアップデートするには、iDRAC<リビジョン番号> Enterprise ファームウェア セクショ
ンで、ファームウェアをアップデートするサーバーの アップデート リンクをクリックします。
サーバーコンポーネントアップデート ページが表示されます。続行するには、「サーバーコンポーネントファームウェアのアップ
デート」を参照してください。
サーバーコンポーネントファームウェアのアップデート
CMC の 1 対多のアップデート機能を使用すれば、複数のサーバのサーバコンポーネントファームウェアをアップデートできます。
サーバコンポーネントファームウェアは、ローカルシステムまたはネットワーク共有上の Dell Update Package(DUP)を使用してア
ップデートします。この操作は、サーバの Lifecycle Controller 機能を利用しています。
Lifecycle Controller サービスは、iDRAC を利用したサーバ単位で使用可能なサービスです。サーバのコンポーネントのファームウェア
とデバイスは、Lifecycle Controller サービスで管理できます。Lifecycle Controller は、ファームウェアをアップデートする際に最適化
アルゴリズムを使用して、再起動の回数を効率的に削減します。
Lifecycle Controller は、iDRAC7 以降のサーバーに対してモジュールアップデートサポートを提供します。Lifecycle Controller を使用し
てファームウェアをアップデートするには、iDRAC ファームウェアがバージョン 2.3 以降でなければなりません。
Dell Update Packages(DUP)は、Lifecycle Controller を使用したファームウェアのアップデートを行う際に使用されます。オペレー
ティング システム ドライバー パックのコンポーネント DUP がこの制限を超えているため、拡張ストレージ機能を使用して個別に
アップデートする必要があります。
メモ: Lifecycle Controller ベースのアップデート機能を使用する前に、サーバのファームウェアのバージョンをアップデートする
必要があります。また、サーバー コンポーネントのファームウェア モジュールをアップデートする前に、CMC ファームウェア
もアップデートしてください。
メモ: コンポーネントのファームウェアをアップデートするには、サーバで CSIOR オプションが有効になっている必要がありま
す。CSIOR を有効にするには、次の手順を実行します。
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