Users Guide
● 冗長性ポリシー
● シャーシ電源ボタンの無効化
● 最大電力節減モード
● リモート電力ログ
● リモート電力ログの間隔
● AC 電源リカバリを無効にする
節電と電力バジェット
電力使用量がシステム入力電力上限を超えると、公称レベルを維持するため、PSU によってサーバーに供給される電力が削減され
ます。
CMC ウェブインタフェースを使用した電力バジェットと冗長性の設定
メモ: 電源管理処置を実行するには、シャーシ設定システム管理者 権限が必要です。
電力バジェットを設定するには、次の手順を実行します。
1. 左ペインで、シャーシ概要 > 電源 > 設定 をクリックします。
2. バジェット / 冗長性設定 ページで、次のプロパティのいずれかまたはすべてを必要に応じて選択します。各フィールドの説明
については、『オンラインヘルプ』を参照してください。
● 冗長性ポリシー
● シャーシ電源ボタンの無効化
● 最大電力節減モード
3. 適用 をクリックして変更を保存します。
RACADM を使用した電力バジェットと冗長性の設定
メモ: 電源管理処置を実行するには、シャーシ設定システム管理者 権限が必要です。
冗長性を有効にして冗長性ポリシーを設定するには、次の手順を実行します。
1. シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインします。
2. 必要に応じてプロパティを設定します。
● 冗長性ポリシーを選択するには、次を入力します。
racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisRedundancyPolicy <value>
ここでの <value> は 0(冗長性なし)、1(グリッド冗長性)、および 3(冗長性警告のみ)です。デフォルトは 3 です。
例えば、次のコマンドは冗長性ポリシーを 1 に設定します。
racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisRedundancyPolicy 1
● 電力バジェット値を設定するには、次を入力します。
racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisPowerCap <value>
ここで、<value> は現在のランタイムシャーシ負荷および 3371 であり、最大電力制限をワット単位で表しています。デフォ
ルトは 3371 です。
たとえば、次のコマンドは最大電力バジェットを 3371 ワットに設定します。
racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisPowerCap 3371
● 下限と上限を表示するには、次を入力します。
racadm getconfig -g cfgchassispower -o cfgchassispowercap <lower,upper> bound
144 電力の管理と監視