Users Guide
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主な機能
CMC の機能は、管理とセキュリティ機能のグループに分けられます。
本リリースの新機能
Dell EMC PowerEdge FX2/FX2s 向け CMC の本リリースは次の機能をサポートしています。
● 米国カリフォルニア州の「SB-327」規制に準拠するための、強制的なパスワード変更の有効化。
● CLI コマンドを使用した、SSH 自己署名キーの再生成。
● OpenSSH オープンソース パッケージのバージョン 7.9p1 へのアップデート。
● OpenSSH オープンソース パッケージのバージョン 1.0.2r へのアップデート。
管理機能
CMC は次の管理機能を提供します。
● IPv4 および IPv6 のダイナミック DNS(DDNS)登録。
● ローカルユーザー、Active Directory、および LDAP のログイン管理と設定。
● SNMP、ウェブインタフェース、KVM、内蔵 Telnet または SSH 接続を利用したリモートシステム管理と監視。
● 監視 — システム情報やコンポーネントのステータスへのアクセスを提供。
● システムイベントログへのアクセス — ハードウェアログとシャーシログへのアクセスを提供。
● 各種シャーシコンポーネントのファームウェアアップデート — CMC、サーバー上の iDRAC、ストレージスレッド、およびシャー
シインフラストラクチャのファームウェアアップデートが可能。
● Lifecycle Controller を使用した、シャーシ内の複数サーバーにおける BIOS、ネットワークコントローラなどのサーバーコンポーネ
ントのファームウェアアップデート。
● Dell OpenManage ソフトウェア統合 — Dell OpenManage Server Administrator または OpenManage Essentials(OME)1.2 からの
CMC ウェブインタフェースの起動が可能。
● CMC アラート — リモート Syslog E-メールメッセージまたは SNMP トラップを使って管理下ノードに関する潜在的な問題を通
知。
● リモート電源管理 — 管理コンソールからのシャーシコンポーネントの電源オフやリセットなどのリモート電源管理機能を提供。
● 電源使用率の報告。
● Secure Sockets Layer(SSL)暗号化 — ウェブインタフェースを介したセキュアなリモートシステム管理を提供。
● Integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC)ウェブインタフェースの起動ポイント。
● WS-Management のサポート。
● マルチノードスレッドの導入。PowerEdge FM120x4 はマルチノードスレッドです。
● シャーシ電力制限の監視。
● 拡張 WWN/MAC アドレスインベントリに対する iDRAC IO アイデンティティ機能のサポート。
● FlexAddress 機能 — 特定のスロットに対して、工場で割り当てられたワールドワイドネーム / メディアアクセスコントロール
(WWN/MAC)ID のシャーシに割り当てられた WWN/MAC ID への置き換え
● シャーシのコンポーネントステータスおよび状態のグラフィック表示。
● 単一およびマルチスロットサーバーのサポート。
● iDRAC シングルサインオン。
● ネットワークタイムプロトコル(NTP)対応。
● サーバーサマリ、電力レポート、電力制御ページの強化。
● 最大 19 台までのシャーシをリードシャーシから監視できるマルチシャーシ管理。
メモ: マルチシャーシ管理は IPv6 ネットワークではサポートされていません。
● FX2s シャーシ内のストレージスレッドを管理するためのローカルおよびリモート iDRAC RACADM プロキシ機能。
セキュリティ機能
CMC は次のセキュリティ機能を提供しています。
● パスワードレベルのセキュリティ管理 — リモートシステムへの無許可のアクセスを防止。
12 概要