Users Guide
● cfgSmartCardCRLEnable
ウェブインタフェースを使用した Active Directory ユーザ
ーの CMC SSO またはスマートカードログインの設定
CMC での Active Directory SSO またはスマートカードログインを設定するには、次の手順を実行します。
メモ: オプションの詳細については、『CMC for Dell PowerEdge FX2/FX2s
オンラインヘルプ
』を参照してください。
1. ユーザーアカウントをセットアップするために Active Directory を設定する際に、次の追加手順を実行します。
● keytab ファイルをアップロードします。
● SSO を有効にするには、シングルサインオンを有効にする オプションを選択します。
● スマートカードログインを有効にするには、スマートカードログインを有効にする オプションを選択します。
メモ: これら 2 つのオプションが選択されても、セキュアシェル(SSH)、Telnet、シリアル、リモート RACADM などの
すべてのコマンドライン帯域外インタフェースは変化しません。
2. 適用 をクリックします。
設定が保存されます。
RACADM コマンドを使用して、Kerberos 認証によって Active Directory をテストできます。
testfeature -f adkrb -u <user>@<domain>
ここで、<user> は有効な Active Directory ユーザーアカウントです。
コマンドが正常に実行されれば、CMC が Kerberos 資格情報を取得することができ、ユーザーの Active Directory アカウントにア
クセスできることを示します。コマンドが正常に実行されない場合は、エラーを訂正してコマンドを実行し直してください。詳
細については、dell.com/support/manuals にある『Dell Chassis Management Controller for PowerEdge FX2/FX2s RACADM
コマン
ドラインリファレンスガイド
』を参照してください。
Keytab ファイルのアップロード
Kerberos keytab ファイルは Kerberos データセンター(KDC)に対する CMC のユーザ名とパスワード資格情報として使用され、これ
によって Active Directory にアクセスすることができます。Kerberos 領域の各 CMC は Active Directory を使って登録し、一意の
keytab ファイルがあることが必要です。
Active Directory Server 関連で生成される Kerberos Keytab をアップロードできます。ktpass.exe ユーティリティを実行すると、
Active Directory Server から Kerberos Keytab を生成できます。この keytab は、Active Directory Server と CMC の間の信頼関係を確
立します。
keytab ファイルをアップロードするには:
1. 左ペインで、シャーシ概要 > ユーザー認証 > ディレクトリサービス をクリックします。
2. Microsoft Active Directory 標準スキーマ を選択します。
3. Kerberos Keytab セクションで、参照 をクリックして keytab ファイルを選択し、アップロード をクリックします。
アップロードを完了したら、keytab ファイルのアップロードに成功または失敗したかを通知するメッセージが表示されます。
RACADM を使用した Active Directory ユーザー用 CMC
SSO ログインまたはスマートカードログインの設定
SSO を有効にするには、Active Directory の設定中に実行する手順への追加として、次のコマンドを実行します。
racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADSSOEnable 1
スマートカードログインを有効にするには、Active Directory の設定中に実行する手順への追加として、次のオブジェクトに従いま
す。
シングルサインオンまたはスマートカードログイン用 CMC の設定 115