Users Guide
3. ユーザーブロックまたは IP ブロック機能を有効にするには、ログインロックアウトポリシー セクションで、ユーザー名による
ロックアウト または IP アドレス(IPV4) によるロックアウト を選択します。
その他のログインロックアウトポリシー属性を設定するオプションがアクティブになります。
4. アクティブになったフィールドで、ログインロックアウトポリシー属性に必要な値 — ロックアウト失敗回数、ロックアウト失
敗時間枠、および ロックアウトペナルティ時間 を入力します。 詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してくださ
い。
5. これらの設定を保存するには、適用をクリックします。
RACADM を使用したログインロックアウトポリシー
属性の設定
RACADM を指定して、以下の機能にログインロックアウトポリシー属性を設定することができます。
• ユーザーブロック
• IP アドレスブロック
• 許容されるログイン試行回数
• ロックアウト失敗回数が生じる期間
• ロックアウトペナルティ時間
• ユーザーブロック機能を有効化するには、以下を使用します。
racadm config -g cfgRacTuning -o cfgRacTuneUserBlkEnable <0|1>
• IP ブロック機能を有効化するには、以下を使用します。
racadm config –g cfgRacTuning –o cfgRacTuneIPBlkEnable <0|1>
• ログイン試行回数を指定するには、以下を使用します。
racadm config –g cfgRacTuning –o cfgRacTuneIpBlkFailCount
• ロックアウト失敗回数が生じる必要がある期間を指定するには、以下を使用します。
racadm config –g cfgRacTuning –o cfgRacTuneIpBlkFailWindow
• ロックアウトペナルティ時間の値を指定するには、以下を使用します。
racadm config –g cfgRacTuning –o cfgRacTuneIpBlkPenaltyTime
これらのオブジェクトの詳細については、dell.com/support/manuals にある『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX
RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。
冗長 CMC 環境について
アクティブ CMC の機能が停止した場合にそれを引き継ぐスタンバイ CMC をインストールできます。冗長 CMC は事前にインス
トールされている場合がありますが、あとからインストールすることもできます。完全な冗長性または最良のパフォーマンスを得る
には、CMC ネットワークが適切にケーブル配線されていることが重要です。
フェイルオーバーは、次のような場合に行われます。
• RACADM cmcchangeover コマンドを実行。dell.com/support/manuals にある『Chassis Management Controller for PowerEdge
VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』で cmcchangeover コマンドの項を参照してください。
• アクティブ CMC で RACADM racreset コマンドを実行。dell.com/support/manuals にある『Chassis Management Controller for
PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』で、racreset コマンドの項を参照してください。
• ウェブインタフェースからアクティブ CMC をリセット。「電力制御操作の実行」で説明されている 電力制御操作 の Reset
CMC オプションを参照してください。
• アクティブ CMC からネットワークケーブルを外した場合。
• シャーシからアクティブ CMC を取り外した場合。
• アクティブ CMC で CMC ファームウェアフラッシュアップデートを行った場合 。
• アクティブ CMC が機能していない場合
メモ: CMC フェールオーバーが発生すると、すべての iDRAC 接続およびすべてのアクティブな CMC セッションがログオ
フされます。セッションからログオフしたユーザーは、新しいアクティブ CMC に再接続する必要があります。
CMC のインストールと設定 37