Users Guide
CMC ウェブインタフェースを使用したサーバーへの
PCIe スロットの割り当て
PCIe スロットをサーバーに割り当てるには、次の手順を実行します。
• 左ペインで、シャーシ概要 > PCIe 概要 > セットアップ > マッピング:PCIe スロットからサーバースロット をクリックします。
マッピング:PCIe スロットからサーバースロット ページの 処置 列内にある 処置 ドロップダウンメニューから、適切なサーバ
ー名を選択し、適用 をクリックします。
次に注意してください。
• ライセンスがないと、ハーフハイトサーバーにマップすることができる PCIe スロットの最大数は 2 個です。フルハイトサーバー
が取り付けられている場合、PCIe スロットを上部サーバースロットに 2 個、および下部(拡張)サーバースロットに 2 個と、1
台のフルハイトサーバーにつき 4 個の PCIe スロットをマップすることができます。
• サーバースロットは、8 個の PCIe スロットのうちどのスロットにもマップすることができます。
• フルハイトサーバーでは上部メザニンと下部メザニンの両方が装着済みです。装着済みでない場合は、POST 中、<F 1> または
<F 2> がページ上に表示された時にいずれかのキーを押す事ができるように、POST が停止されます。
• フルハイトサーバーの場合、PCIe スロットは上部メザニンへ最大 2 個、下部メザニンへ最大 2 個マップすることができます。
デフォルトで、サーバースロット 3 へのすべての PCIe のマッピングは、下部メザニンにマップされます。
• サーバースロット番号は、スロット 01、スロット 02 といった具合に表示されます。フルハイトサーバーの場合、スロット名は、
スロット 01 の拡張、スロット 02 の拡張といったように拡張と表示されます。
• ホスト名を選択する場合は、スロット名の代わりにホスト名が表示されます。
• CMC は、システムイベントログ(SEL)、SNMP、および電子メールのインタフェースを介してアラート機能を提供します。
サーバーへの PCIe デバイスの割り当ての詳細については、『オンラインヘルプ』を参照してください。
RACADM を使用した PCIe スロットの管理
RACADM コマンドを使用してサーバーに対する PCIe スロットの割り当て、または割り当て解除を行うことができます。したりす
ることができます。ここにコマンドの一部を紹介します。RACADM コマンドの詳細については、dell.com/support/Manuals にある
『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド)を参照してください。
• サーバーに対する PCIe デバイスの現在の割り当てを表示するには、次のコマンドを実行します。
racadm getpiecfg -a
• FQDD を使用して PCIe デバイスのプロパティを表示するには、次のコマンドを実行します。
racadm getpciecfg [-c <FQDD>]
たとえば、PCIe デバイス 1 のプロパティを表示するには、次のコマンドを実行します。
racadm getpciecfg -c PCIE.ChassisSlot.1
• サーバースロットに PCIe アダプタスロットを割り当てるには、次のコマンドを実行します。
racadm setpciecfg assign [-c <FQDD>] [i <server slot>]
• たとえば、サーバースロット 2 に PCIe スロット 5 を割り当てるには、次のコマンドを実行します。
racadm setpciecfg assign -c PCIE.ChassisSlot.5 -i 2
• サーバーから PCIe スロット 3 の割り当てを解除するには、次のコマンドを実行します。
racadm setpciecfg unassign -c pcie.chassisslot.3
PCIe 電源ライドスルー
CMC VRTX 内の新しく割り当てられた PCIe カードは、サーバーノードへの電源投入前に検出および初期化する必要があります。検
出および初期化プロセスには次の手順が含まれます。
• 取り付けられたカードの検出とインベントリ
• サーバーモジュールへの公開のための PCIe カードの準備
192 PCIe スロットの管理