Users Guide
状態メッセージ 処置
化するには、機能カードが取り付けられている CMC モジ
ュールがアクティブになるまで racadm racreset を入
力し続けます。
シャーシ上でアクティブ化された全機能を表示するには、次の RACADM コマンドを使用します。
racadm feature -s
このコマンドを実行すると、次の状態メッセージが返されます。
Feature Name = FlexAddress
Date/time Activated = 05 Oct 2013 - 11:50:49
Feature installed from SD-card serial number = CN0H871T1374036T00MXA00
Feature Name = FlexAddressPlus
Date/time Activated = 05 Oct 2013 - 11:50:49
Feature installed from SD-card serial number = CN0H871T1374036T00MXA00
Feature Name = ExtendedStorage
Current Status = redundant, active
Date/time Activated = 05 Oct 2013 - 11:50:58
Feature installed from SD-card serial number = CN0H871T1374036T00MXA00
シャーシ上にアクティブな機能が存在しない場合は、コマンドは次のメッセージを返します。
racadm feature -s
No features active on the chassis
Dell 機能カードには複数の機能が含まれている場合があります。シャーシ上で Dell 機能カードに含まれている機能のいずれかがア
クティブ化されると、その Dell 機能カードに含まれているその他の機能は異なるシャーシでアクティブ化できなくなります。この
場合、racadm feature -s コマンドは対象機能に関して次のメッセージを表示します。
ERROR: One or more features on the SD card are active on another chassis
feature コマンドおよび featurecard コマンドの詳細については、サポートサイトで利用可能の『Chassis Management Controller
for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。
FlexAddress の設定
FlexAddress はオプションのアップグレードで、工場出荷時にサーバーモジュールに割り当てられた WWN/MAC アドレスを、シャー
シ提供の WWN/MAC アドレスに置き換えることを可能にします。
メモ: 本項では、FlexAddress という用語は FlexAddress Plus も意味します。
メモ: racresetcfg サブコマンドを使用して、CMC の Flex Address を工場出荷時設定の「無効」にリセットすることができ
ます。RACADM 構文は、次のとおりです。
racadm racresetcfg -c flex
FlexAddress 関連の RACADM コマンドの詳細およびその他工場出荷時のデフォルト設定のプロパティに関しては、dell.com/
cmcmanuals にある『
PowerEdge VRTX RACADM 用シャ
ー
シ管理コントロ
ー
ラコマンドラインリファレンスガイド
』を参照し
て下さい。
設定を始める前に、サーバーの電源を切る必要があります。FlexAddress はファブリック単位で有効化または無効化できます。さら
に、この機能はスロット単位でも有効化または無効化が可能です。ファブリック単位で機能を有効化した後、有効化するスロット
を選択できます。例えば、ファブリック A が有効化されていると、有効化されたスロットではいずれもファブリック A でのみ
FlexAddress が有効になります。その他すべてのファブリックは、サーバーで工場出荷時割り当ての WWN/MAC を使用します。
メモ: FlexAddress は、次回の再起動までサーバーモジュール上で有効になりません。FlexAddress 機能が特定のサーバーモジ
ュール上に初めて導入されたときは、FlexAddress を有効にするために電源切断および投入シーケンスが必要です。イーサネ
ットデバイスの FlexAddress はサーバーモジュール BIOS によってプログラムされます。サーバーモジュール BIOS がアドレ
スをプログラムするには、サーバーモジュール BIOS が動作可能である必要があり、これにはサーバーモジュールに電源投入す
150 FlexAdress および FlexAddress Plus の使用