Users Guide
CMC にコマンドラインコンソールの使用を設定
する方法
本項では、CMC コマンドラインコンソール(またはシリアル /Telnet/ セキュアシェルコンソール)の機能について、およびコン
ソールからシステム管理操作を実行できるようにシステムを設定する方法について説明します。コマンドラインコンソールを介し
た CMC での RACADM コマンドの使用方法については、『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラ
インリファレンスガイド』を参照してください。
トピック:
• CMC コマンドラインコンソールの特徴
• CMC での Telnet コンソールの使用
• ターミナルエミュレーションソフトウェアの設定
• connect コマンドを使用したサーバーまたは I/O モジュールの接続
CMC コマンドラインコンソールの特徴
CMC は、次のシリアル、Telnet、SSH コンソール機能をサポートしています。
• 単一のシリアルクライアント接続と最大 4 つの Telnet クライアントの同時接続。
• 最大 4 つのセキュアシェル(SSH)クライアント同時接続。
• RACADM コマンドに対応。
• サーバーおよび I/O モジュールのシリアルコンソールに接続するための組み込み connect コマンド。これは racadm connect
としても利用可能です。
• コマンドラインの編集と履歴。
• 全コンソールインタフェースにおけるセッションタイムアウト制御。
CMC コマンドラインインタフェースコマンド
CMC コマンドラインに接続すると、次のコマンドを入力できます。
表 30. CMC コマンドラインのコマンド
コマンド 説明
racadm
RACADM コマンドは、キーワード racadm で始まり、その後にサブコマンドが続きま
す。詳細については、『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM
コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。
connect
サーバーまたは I/O モジュールのシリアルコンソールに接続します。詳細について
は、「connect コマンドを使用したサーバーまたは I/O モジュールの接続」を参照して
ください。
メモ: connect RACADM コマンドを使用することもできます。
exit、logout、quit これらすべてのコマンドは同じ処置を実行し、現在のセッションを終了してログイン
コマンドラインインタフェースに戻ります。
CMC での Telnet コンソールの使用
CMC では、Telnet セッションを 4 つまで同時に行うことができます。
管理ステーションが Microsoft Windows XP または Microsoft Windows Server 2003 を実行している場合は、CMC Telnet セッション
で文字の問題が発生する可能性があります。この問題は、return キーが応答せずにパスワードプロンプトが表示されないという、
ログインのフリーズとして生じることがあります。
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140 CMC にコマンドラインコンソールの使用を設定する方法