Dell PowerEdge VRTX 向け Chassis Management Controller バージョン 2.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2016 年 Dell Inc.または Dell の子会社。無断転載を禁じます。この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際 知的財産法で保護されています。Dell、および Dell のロゴは、米国および/またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。本 書で使用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。 2016 - 10 Rev.
目次 1 概要............................................................................................................................................13 本リリースの新機能........................................................................................................................................................... 14 主な機能............................................................................................................................................................................... 14 管理機能.......
ウェブインタフェースを使用したシャーシの物理的な場所とシャーシ名の設定..........................................34 RACADM を使用したシャーシの物理的な場所とシャーシ名の設定.................................................................35 CMC の日付と時刻の設定............................................................................................................................................... 35 CMC ウェブインタフェースを使用した CMC の日付と時刻の設定................................................................ 35 RACADM を使用した CMC の日付と時刻の設定.............................................
RACADM を使用した現在インストールされているファームウェアバージョンの表示................................ 49 CMC ファームウェアのアップデート............................................................................................................................ 49 署名済み CMC ファームウェアイメージ.................................................................................................................50 CMC およびメインファームウェアのアップデート.............................................................................................
IOM の情報および正常性状態の表示............................................................................................................................. 71 ファンの情報と正常性状態の表示..................................................................................................................................71 ファンの設定.................................................................................................................................................................72 前面パネルプロパティの表示..................................
シャーシ設定プロファイルの復元............................................................................................................................87 保存シャーシ設定プロファイルの表示................................................................................................................... 88 シャーシ設定プロファイルの適用............................................................................................................................88 シャーシ設定プロファイルのエクスポート.........................................................................
起動 ID プロファイルの適用.................................................................................................................................... 107 起動 ID プロファイルのクリア................................................................................................................................ 108 保存起動 ID プロファイルの表示............................................................................................................................108 起動 ID プロファイルのインポート................................................
スマートカードのログインに使用するブラウザの設定........................................................................................... 138 Active Directory ユーザーに対する CMC SSO またはスマートカードログインの設定.......................................138 ウェブインタフェースを使用した Active Directory ユーザーの CMC SSO またはスマートカードログ インの設定...............................................................................................................................................................138 Keytab ファイルのアップロード....................................................
グリッド冗長性ポリシー............................................................................................................................................161 電源装置の冗長性ポリシー....................................................................................................................................... 161 動的電源供給..................................................................................................................................................................... 161 デフォルトの冗長性設定..................
CMC ウェブインタフェースを使用したコントローラプロパティの表示............................................................ 177 RACADM を使用したコントローラプロパティの表示..............................................................................................177 外部設定のインポートまたはクリア...................................................................................................................... 177 ストレージコントローラの設定.....................................................................................................................................
CMC ウェブインタフェースを使用した PCIe ライドスループロパティの表示............................................193 RACADM を使用した PCIe ライドスループロパティ状態の表示.....................................................................193 CMC ウェブインタフェースを使用した PCIe ライドスループロパティの設定............................................193 RACADM を使用した PCIe ライドスループロパティ状態の設定.....................................................................194 17 トラブルシューティングとリカバリ.............................................................................................
1 概要 Dell Chassis Management Controller(CMC)for Dell PowerEdge VRTX は、PowerEdge VRTX シャーシを管理するためのシステム管 理ハードウェアおよびソフトウェアソリューションです。CMC には独自のマイクロプロセッサとメモリがあり、差し込まれたモジ ュラシャーシによって電源供給されます。 CMC により、IT 管理者は以下を行うことが可能になります。 • • • • • • • インベントリの表示 タスクの設定および監視 シャーシおよびサーバーのリモートでの電源オン / オフ サーバーモジュール内のサーバーおよびコンポーネントでのイベントアラートの有効化 VRTX シャーシ内のストレージコントローラとハードディスクドライブの表示と管理 VRTX シャーシ内の PCIe サブシステムの管理 シャーシ内の iDRAC と I/O モジュールに 1 対多の管理インタフェースを提供 PowerEdge VRTX シャーシは、1 つの CMC で構成することも、冗長 CMC で構成することもできます。冗長 CMC 構成では、プラ イマリ
• • • • • 他言語の CMC ウェブインタフェースの表示 対応管理コンソールアプリケーション 本ユーザーズガイドの使用方法 その他の必要マニュアル デルサポートサイトからの文書へのアクセス 本リリースの新機能 Dell PowerEdge VRTX 向け CMC の本リリースは以下をサポートしています: • • 仮想ディスクを初期化せずに仮想ディスクを作成します。 自己暗号化ドライブ(SED)の次の機能: • • • • • • • • • • • • • • • セキュリティキーの作成、変更および削除 (キー識別子とパスフレーズを使用) • 安全な消去 • 仮想ディスクの暗号化 • RACADM および WSMan を使用してセキュア外部仮想ディスク設定をロック解除およびインポート SNMP を使用して共有ストレージの正常性を照会します。 sPERC の冗長性の有効化、および WSMan を使用した複数割り当てモードの設定。 CMC GUI から racresetcfg を実行します。 連邦情報処理標準(FIPS)140-2 の暗号化を有効にします。 AC 電源リカバリを無効にします。 O
• • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • 各種シャーシコンポーネントのファームウェアアップデート — CMC、サーバー上の iDRAC、シャーシインフラストラクチャ、お よびシャーシストレージのファームウェアアップデートが可能。 Lifecycle Controller を使用したシャーシ内の複数サーバーにおける、BIOS、ネットワークコントローラ、ストレージコントローラ などのサーバーコンポーネントのファームウェアアップデート。 Dell OpenManage ソフトウェア統合 — Dell OpenManage Server Administrator または OpenManage Essentials(OME)1.
図 1. CMC コネクタおよび LED 表 1.
図 2. CMC の背面パネル 表 2.
図 3. 前面パネルの機能とインジケータ - 3.5 インチハードディスクドライブシャーシ 表 3. 前面パネル - 機能とインジケータ アイ テム インジケータ、ボタン、またはコネ クタ 説明 1 USB コネクタ(2) キーボードとマウスをシステムに接続することができます。 2 LCD パネル システムが正常に動作しているとき、またはシステムに注意が必要なときを示すシ ステム情報、状態、およびエラーメッセージが表示されます。 3 LCD メニュースクロールボタン(4) カーソルを 1 段ずつ移動させます。 4 選択(「チェック」)ボタン 5 エンクロージャ電源インジケータ、電 電源インジケータは、エンクロージャの電源が入っている時に点灯します。電源ボタ 源ボタン ンによってシステムへの PSU の供給を制御します。 6 ハードディスクドライブ(HDD) LCD 画面上のアイテムを選択して保存し、次の画面に移動します。 2.5 インチハードド 最大 25 台のホットスワップ対応 2.5 インチハードディスク ライブエンクロー ドライブ。 ジャ 3.
アイ テム インジケータ、ボタン、またはコネ クタ 説明 11 サーバーモジュール エンクロージャ用に設定された、最大 4 台の PowerEdge M520、M620、M630 サー バーモジュール、または最大 2 台の M820 サーバーモジュール。 CMC の必要最低バージョン 次の表には、リストされたサーバーモジュールを有効にするために必要な最低限の CMC バージョンがリストされています。 表 4. サーバーモジュール用 CMC の必要最低バージョン サーバー CMC の最低バージョン PowerEdge M520 CMC 1.36 PowerEdge M620 CMC 1.36 PowerEdge M820 CMC 1.36 PowerEdge M630 CMC 2.00 PowerEdge M830 CMC 2.00 次の表には、リストされた I/O モジュールを有効にするために必要な最低限の CMC バージョンがリストされています。 表 5.
最新の対応プラットフォームについては、dell.com/support/manuals にある『Dell Chassis Management Controller(CMC)for Dell PowerEdge VRTX バージョン 2.20 リリースノート』を参照してください。 対応ウェブブラウザ 次のウェブブラウザが Dell PowerEdge VRTX 用にサポートされています。 • • • • • • • • • • Microsoft Internet Explorer 9 Microsoft Internet Explorer 10 Microsoft Internet Explorer 11 Microsoft EDGE Safari バージョン 7.1 Safari バージョン 8.0 Mozilla Firefox バージョン 40 Mozilla Firefox バージョン 41 Google Chrome バージョン 49 Google Chrome バージョン 50 メモ: デフォルトでは、TLS 1.1 および TLS 1.
• インポート — ライセンスの取得後、ライセンスをローカルストレージに保存し、サポートされているいずれかのインタフェース を使用して CMC にインポートします。検証チェックに合格すれば、ライセンスがインポートされます。 メモ: 一部の機能では、機能の有効化に CMC の再起動が必要になります。 • • • • • • エクスポート — バックアップ目的、またはサービス部品交換後の再インストールのために、インストールされているライセン スを外部ストレージデバイスにエクスポートします。エクスポートされたライセンスのファイル名と形式は .
RACADM コマンドの詳細については、dell.com/support/Manuals にある『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。 CMC におけるライセンス取得可能な機能 お持ちのライセンスに基づいて有効化されている CMC 機能のリストがこの表に示されます。 表 8.
機能 Express Enterprise メモ Multi-chassis management(マ 無 ルチシャーシ管理) 有 詳細設定 無 有 エンクロージャレベルのバッ クアップ 無 有 FlexAddress の有効化 なし* 有 *デフォルト以外の FlexAddress 設定の場合、Express ライセンスで 許可されるのはデフォルトの復元のみです。デフォルトの復元は、 FlexAddress 設定を工場出荷時のデフォルトにリセットします。 PCIe アダプタマッピング はい* 有 *Express ライセンスでは、サーバー 1 台につき最大 2 台の PCIe アダ プタを割り当てることができます。 仮想アダプタからスロットへ のマッピング なし* 有 *デフォルト以外の仮想アダプタマッピングの場合、Express ライセ ンスで許可されるのはデフォルトマッピングのみです。デフォル トの復元は、仮想アダプタのマッピングを工場出荷時のデフォルト に変更します。 仮想アダプタとスロットのマ ッピング解除 有 有 サーバークローニング 無
その他の必要マニュアル デルサポートサイトからマニュアルにアクセスします。dell.com/support/manuals では、本リファレンスガイドに加え、以下の ガイドにアクセスできます。 • • • • • • • • • 『VRTX CMC オンラインヘルプ』には、ウェブインタフェースの使用に関する情報が記載されています。このオンラインヘルプ にアクセスするには、CMC ウェブインタフェースで ヘルプ をクリックします。 『Chassis Management Controller for Dell PowerEdge VRTX RACADM バージョン 2.2 コマンドラインリファレンスガイド』には、 VRTX 関連の RACADM 機能の使用に関する情報が記載されています。 dell.com/cmcmanuals の『Dell Chassis Management Controller(CMC)for Dell PowerEdge VRTX バージョン 2.
• • Client Command Suite システム管理マニュアル — Dell.com/DellClientCommandSuiteManuals Dell サポートサイトから、 1. Dell.com/Support/Home に移動します。 2. 製品の選択セクションで、ソフトウェアとセキュリティをクリックします。 3. ソフトウェアとセキュリティグループボックスで、次の中から必要なリンクをクリックします。 • • エンタープライズシステム管理 • リモートエンタープライズシステム管理 • Serviceability Tools • Dell Client Command Suite • 接続クライアントシステム管理 4.
2 CMC のインストールと設定 本項では、CMC ハードウェアの取り付け、CMC へのアクセス確立、CMC を使用するための管理環境の設定、および CMC の設定 の各種方法について説明します。 • • • • CMC への初期アクセスの設定。 ネットワーク経由の CMC へのアクセス。 CMC ユーザーの追加と設定。 CMC ファームウェアのアップデート。 冗長 CMC 環境の取り付けと設定の詳細については、 「冗長 CMC 環境について」を参照してください。 トピック: • • • • • • • • • • • • • • • • • 作業を開始する前に CMC ハードウェアの取り付け 管理ステーションへのリモートアクセスソフトウェアのインストール ウェブブラウザの設定 CMC への初期アクセスのセットアップ CMC にアクセスするためのインタフェースおよびプロトコル CMC ファームウェアのダウンロードとアップデート シャーシの物理的な場所とシャーシ名の設定 CMC の日付と時刻の設定 シャーシ上のコンポーネントを識別するための LED の設定 CMC プロパティの設定 CMC ウェブインタ
メモ: サーバーの電源は入れないでください。 6. LCD パネルを使用して IP 概要に移動し、チェック ボタンをクリックして選択します。管理システムブラウザ(IE、Chrome、ま たは Mozilla)で CMC の IP アドレスを使用します。CMC 向けに DHCP をセットアップするには、LCD パネルを使用して メイ ンメニュー > 設定 > ネットワーク設定 をクリックします。 7. ウェブブラウザを使用してデフォルトのユーザー名(root)とパスワード(calvin)を入力することで、CMC IP アドレスに接続 します。 8. CMC ウェブインタフェースで各 iDRAC に IP アドレスを指定し、LAN と IPMI インタフェースを有効にします。 メモ: サーバーによっては、デフォルトで iDRAC LAN インタフェースが無効になっています。この情報は、CMC ウェブイ ンタフェースの サーバー概要 > セットアップ で確認できます。これは、高度なライセンスオプションである可能性があり、 その場合は、サーバーごとに セットアップ 機能を使用する必要があります。 9.
メモ: RACADM リモート機能を使うときは、ファイル操作を含む RACADM サブコマンドを使用する対象となるフォルダへ の「書き込み」権限が必要です。例えば、racadm getconfig -f となります。 Linux 管理ステーションから RACADM のアンインストール 1. 管理ステーション機能をアンインストールするシステムに、root でログインします。 2. 次の rpm クエリコマンドを使用して、インストールされている DRAC ツールのバージョンを確認します。 rpm -qa | grep mgmtst-racadm 3. アンインストールするパッケージバージョンを確認してから、-e rpm -qa | grep mgmtst-racadm コマンドを使って機能 をアンインストールします。 ウェブブラウザの設定 シャーシに取り付けられている CMC、サーバー、モジュールはウェブブラウザを使って設定、管理することができます。dell.
Microsoft フィッシングフィルタ Microsoft フィッシング詐欺検出機能がお使いの管理システムの Internet Explorer で有効になっており、また CMC にインターネット へのアクセスがない場合、CMC へのアクセスが数秒遅れることがあります。この遅延は、このブラウザ、またはリモート RACADM などの別のインタフェースを使用中に生じる可能性があります。フィッシング詐欺検出機能を無効にするには、次の手順を実行し ます。 1. Internet Explorer を起動します。 2. ツール > フィッシング詐欺検出機能 をクリックしてから、フィッシング詐欺検出機能の設定をクリックします。 3.
CMC は管理ネットワークに接続されます。CMC と iDRAC への外部アクセスはすべて CMC を介して確立されます。一方、管理サ ーバーへのアクセスは I/O モジュール(IOM)へのネットワーク接続を介して行われます。これによって、アプリケーションネット ワークを管理ネットワークから分離できます。 シャーシ管理はデータネットワークから分離することが推奨されます。データネットワーク上における潜在的なトラフィックのた め、内部管理ネットワーク上の管理インタフェースがサーバー向けのトラフィックによって飽和状態になる可能性があります。この ため、CMC と iDRAC 間の通信に遅延が発生します。これらの遅延は、iDRAC が稼動中であっても CMC が iDRAC をオフライン状 態と見なしたりするなどの予期しないシャーシ動作が発生し、他の不要な動作が発生する原因になります。管理ネットワークを物 理的に分離することができない場合は、CMC および iDRAC トラフィックをそれぞれ異なる VLAN に分離するというオプションも あります。CMC と個々の iDRAC ネットワークインタフェースは、VLAN
詳細セットアップを使用した CMC の設定 1. ネットワーク設定 パネルで 詳細セットアップ を選択した場合、CMC を設定することを確認する次のメッセージが表示されま す。 Configure CMC? 2. 詳細セットアッププロパティを使用して CMC を設定するには、中央のボタンをクリックしてチェックアイコンを選択します。 メモ: CMC の設定を省略するには、「X」アイコンに移動して中央のボタンを押します。 3.
表 9. ネットワークモード 動的ホスト構成プロトコル (DHCP) 静的 iDRAC がネットワーク上の DHCP サーバーから IP 設定(IP アドレス、マスク、ゲートウェイ) を自動的に取得します。iDRAC には、ネットワーク上で割り振られた固有の IP アドレスが割 り当てられます。中央のボタンを押してください。IPMI オーバー LAN パネルが表示されま す。 静的 を選択した場合は、LCD 画面の指示にしたがって IP アドレス、ゲートウェイ、およびサ ブネットマスクを手動で入力します。 静的 オプションを選択した場合は、中央のボタンを押し、次を行います。 a. スロット 1 の IP を使用して自動的に増分するかどうかを尋ねる、次のメッセージが表示さ れます。 IPs will auto-increment by slot number. 中央のボタンをクリックします。スロット 1 の IP 番号を入力するように求める、次のメッ セージが表示されます。 Enter slot 1 (starting) IP スロット 1 の IP 番号を入力し、中央のボタンを押します。 b.
CMC にアクセスするためのインタフェースおよびプ ロトコル CMC ネットワークの設定後、さまざまなインタフェースを使って CMC にリモートアクセスすることができます。次の表は、リモ ートで CMC にアクセスするために使用できるインタフェースを示しています。 メモ: Telnet は他のインタフェースほどセキュアではないため、デフォルトでは無効です。Telnet は、ウェブ、ssh またはリ モート RACADM を使用して有効化します。 メモ: 複数のインタフェースを同時に使用すると、予期しない結果が生じることがあります。 表 10. CMC インタフェース インタフェース 説明 ウェブインタフェース グラフィカルユーザーインタフェースを使って CMC へのリモートアクセスを提供します。 ウェブインタフェースは CMC のファームウェア内蔵で、管理ステーションにある対応ウェ ブブラウザから NIC インタフェースを介してアクセスします。 対応するウェブブラウザのリストは、デルサポートサイト dell.
インタフェース 説明 CMC WSMan の実装は、トランスポートセキュリティに対してポート 443 の SSL を使用 し、基本認証をサポートしています。WS-Management で使用できるデータは、DMTF プロ ファイルおよび拡張プロファイルにマップされている、CMC 計装インタフェースによって 提供されます。 詳細については、次を参照してください。 • • • • • MOF およびプロファイル — delltechcenter.com/page/DCIM.Library DTMF ウェブサイト — dmtf.org/standards/profiles/ WSMan リリースノートファイル。 www.wbemsolutions.com/ws_management.html DMTF WSManagement 仕様:www.dmtf.org/standards/wbem/wsman ウェブサービスインタフェースは、Windows WinRM や Powershell CLI、WSMANCLI などの オープンソースユーティリティ、Microsoft .
RACADM を使用したシャーシの物理的な場所とシャーシ名の 設定 コマンドラインインタフェースを使用してシャーシ名、場所、日付、および時刻を設定するには、setsysinfo コマンドおよび setchassisname コマンドを参照してください。詳細については、『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コ マンドラインリファレンスガイド』を参照してください。 CMC の日付と時刻の設定 日付や時刻を手動で設定できます。またはネットワーク時間プロトコル(NTP)サーバーと日付と時刻を同期させることができま す。 CMC ウェブインタフェースを使用した CMC の日付と時刻の 設定 CMC で日付と時刻を設定するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 > セットアップ > 日付 / 時刻 をクリックします。 2.
RACADM を使用した LED の点滅の設定 シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインした後、次を入力します。 racadm setled -m [-l ]。ここで には、設定する LED が存在するモジュールを指定しま す。設定オプションは次のとおりです。 • • • server-n(ここで n は 1~4) switch-1 cmc-active および は LED を点滅させるかどうかを指定します。設定オプションは次のとおりです。 • • 0 — 点滅なし(デフォルト) 1 — 点滅 racadm raid 。ここで 動作 値は blink または unblink であり、FQDD はコンポーネント の物理ディスクドライブ、仮想ディスクおよびエンクロージャのものです。 CMC プロパティの設定 ウェブインタフェースまたは RACADM コマンドを使って、電力バジェット、ネットワーク設定、ユーザー、SNMP および
3. ユーザーブロックまたは IP ブロック機能を有効にするには、ログインロックアウトポリシー セクションで、ユーザー名による ロックアウト または IP アドレス(IPV4) によるロックアウト を選択します。 その他のログインロックアウトポリシー属性を設定するオプションがアクティブになります。 4. アクティブになったフィールドで、ログインロックアウトポリシー属性に必要な値 — ロックアウト失敗回数、ロックアウト失 敗時間枠、および ロックアウトペナルティ時間 を入力します。 詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してくださ い。 5.
スタンバイ CMC について スタンバイ CMC はアクティブ CMC と同一で、そのミラーとして維持されています。アクティブ CMC とスタンバイ CMC には共 に同じファームウェアリビジョンがインストールされている必要があります。ファームウェアリビジョンが異なる場合、「冗長性劣 化」として報告されます。 スタンバイ CMC はアクティブ CMC と同じ設定とプロパティを引き継ぎます。両方の CMC のファームウェアリビジョンは同じ である必要がありますが、スタンバイ CMC に設定を全く同じにする必要はありません。 メモ: CMC の取り付けについては、『VRTX オーナーズマニュアル』を参照してください。スタンバイ CMC への CMC ファーム ウェアのインストール手順については、「ファームウェアのアップデート」を参照してください。 CMC フェイルセーフモード PowerEdge VRTX エンクロージャは、サーバーと I/O モジュールを機能停止から保護するためにフェイルセーフモードを有効化しま す。フェイルセーフモードは、CMC がシャーシを制御していないときに有効になります。CMC フェイ
電源ボタンの設定 シャーシの電源ボタンを設定するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 > 前面パネル > セットアップ をクリックします。 2. フロントパネル設定 ページの 電源ボタン設定 セクションで、シャーシ電源ボタンの無効化 オプションを選択してから 適用 を クリックします。 シャーシ電源ボタンが無効になります。 LCD の設定 1. 左ペインで、シャーシ概要 > 前面パネル > セットアップ をクリックします。 2.
DVD では、すべてのサーバースロットへのマッピングが可能です。フルハイトサーバーの挿入、またはハーフハイトサーバーのフル ハイトサーバーとの交換は、マッピング動作を変更しませんが、DVD が下部スロットにマップされていて、そのスロットにフルハ イトサーバーがある場合は、DVD は上部スロット経由でしか使用できません。DVD を上部スロットに再マップする必要がありま す。 40 CMC のインストールと設定
3 CMC へのログイン CMC には、CMC ローカルユーザー、Microsoft Active Directory ユーザー、または LDAP ユーザーとしてログインできます。デフォル トのユーザー名とパスワードは、それぞれ root および calvin です。シングルサインオンまたはスマートカードを使用してログイ ンすることもできます。 メモ: CMC は、シャーシプロファイルからの XML を使用したユーザー名またはパスワードに、次の特殊文字をサポートしてい ません。 "、!、#、$、%、^、&、*、(,)、-、_、+、=、?、{,}、+、&、>、|、.
ローカルユーザー、Active Directory ユーザー、また は LDAP ユーザーとしての CMC へのログイン CMC にログインするには、CMC へのログイン 権限を持つ CMC アカウントが必要です。デフォルトの CMC ユーザー名は root、パ スワードは calvin です。ルートアカウントは、CMC と共に出荷されるデフォルトの管理者アカウントです。 メモ: • セキュリティ強化のために、初期設定時に、ルートアカウントのデフォルトパスワードを変更することを強く推奨します。 • 証明書検証が有効になっているときは、システムの FQDN を指定する必要があります。証明書検証が有効で、ドメインコ ントローラに IP アドレスが指定されていると、ログインに失敗します。 CMC では、ß、å、é、ü などの拡張 ASCII 文字、および主に英語以外の言語で使用されるその他の文字がサポートされていません。 ローカルユーザー、Active Directory ユーザー、または LDAP ユーザーとしてログインするには、次の手順を実行します。 1.
メモ: デフォルトの HTTPS ポート番号(ポート 80)を変更した場合は、: を 使って CMC ウェブページにアクセスします。ここで、cmcname は CMC の CMC ホスト名、domain-name はドメイン 名、port number は HTTPS のポート番号をそれぞれ表します。 2. スマートカードを挿入し、ログイン をクリックします。 PIN ダイアログボックスが表示されます。 3.
• メモ: リモート RACADM は、『Dell Systems Management Tools and Documentation DVD』に含まれており、管理ステーシ ョンにインストールされます。 ファームウェア RACADM - Telnet、SSH、またはシリアル接続を使って CMC にログインすることを可能にします。ファームウ ェア RACADM では、CMC ファームウェアの一部である RACADM 実装を実行できます。 リモート RACADM コマンドをスクリプトで使用して、複数の CMC を設定できます。CMC ではサポートされていないため、これら のスクリプトを CMC ウェブインタフェース上で直接実行することはできません。 RACADM の詳細については、『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』 を参照してください。 複数の CMC を設定する方法については、 「RACADM を使用した複数の CMC の設定」を参照してください。 公開キー認証を使用した CMC へのログイ
メモ: CMC ログイン ページで 今後この警告を表示しない オプションが選択されている場合、CMC ログメッセージが生成され ます。 ウェブインタフェースを使用したデフォルトログインパスワ ードの変更 CMC ウェブインタフェースにログインするときに、デフォルトパスワード警告 ページが表示された場合、パスワードを変更できま す。これを行うには、次の手順を実行します。 1. デフォルトパスワードの変更 オプションを選択します。 2. 新しいパスワード フィールドに、新しいパスワードを入力します。 パスワードの最大文字数は 20 文字です。文字はマスクされます。次の文字がサポートされています。 • • • • 0~9 A~Z a~z 特殊文字:+、&、?、>、-、}、|、.、!、(、'、,、_、[、"、@、#、)、*、;、$、]、/、§、%、=、<、:、{、I、\ 3. パスワードの確認 フィールドに、もう一度パスワードを入力します。 4.
RACADM を使用したデフォルトログインパスワードの変更 のための警告メッセージの有効化または無効化 RACADM を使用してデフォルトログインパスワードの変更のための警告メッセージを有効化するには、racadm config -g cfgRacTuning -o cfgRacTuneDefCredentialWarningEnable<0> or <1>オブジェクトを使用します。詳細については、 dell.com/support/manuals にある、『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインレファレンス ガイド』を参照してください。 使用事例シナリオ 本項では、Dell PowerEdge VRTX の Chassis Management Controller バージョン 2.
RACADM を使った外付け共有 PERC 8 カード高可用性から 非高可用性モードへの変換 Dell PowerEdge VRTX シャーシには、PCI スロット 5 および PCI スロット 6 に 2 つの共有 PERC 8 カードが必要で、HA モードでな ければなりません。 ワークフロー 1. シャーシの電源を切ります。外付け共有 PERC 8 カードから MD 12x0 エンクロージャに接続されているすべての SAS ケーブル を外します。 2. シャーシに電源投入します。 3. サーバーの電源が切れた状態で、CMC RECADM にログインし、次のコマンドを実行します。 racadm raid set controllers:RAID.ChassisSlot.5-1 –p HighAvailabilityMode None 4. コマンド racadm raid set controllers:RAID.ChassisSlot.6-1 –p HighAvailabilityMode None を、外付け共 有 PERC 8 カードで実行します。 5.
4 ファームウェアのアップデート 以下のファームウェアをアップデートできます。 • • • • CMC シャーシインフラストラクチャ 内蔵または外付けエンクロージャの VRTX エキスパンダまたはストレージバックプレーンエキスパンダファームウェア エンクロージャごとの物理ディスク (HDD) メモ: HDD ファームウェアは、必要な場合のみアップデートすることができます。 次の I/O およびサーバーコンポーネントに対してファームウェアをアップデートできます。 • • • • • • • • I/O モジュール BIOS iDRAC Lifecycle Controller 32 ビット診断 オペレーティングシステムドライバパック ネットワークインタフェースコントローラ サーバーモジュール上の RAID コントローラ メモ: ファームウェアのアップデートには完了まで数分かかる場合があります。 トピック: • • • • • • • • • • • • • • • CMC ファームウェアのダウンロード 現在インストールされているファームウェアのバージョンの表示 CMC ファームウェアのアップデート シ
VRTX シャーシのアップデート順序の詳細については、サポートサイトで『CMC ファームウェア 2.
• CMC ファームウェアのアップデートまたはロールバックは、ファームウェアバージョン 1.2、1.25、1.3、1.31、1.35、1.36、 2.0、2.01、2.
イベントで、CMC または MPC/メインボードファームウェアまたは CMC および MPC ファームウェアバージョンをロールバックす るには、次のタスクを実行します。 CMC とメインボードファームウェアをロールバックするには、次の手順を実行します。 1. 2. 3. 4.
メモ: 1 つのリモート racadm セッションに対してのみ 1 回だけ、ファームウェアのアップデートコマンドを実行します。 シャーシインフラストラクチャファームウェアのア ップデート シャーシインフラストラクチャアップデート操作は、メイン基板および PCIe サブシステム管理ファームウェアなどのコンポーネン トをアップデートします。 メモ: シャーシインフラストラクチャファームウェアをアップデートする場合は、シャーシの電源がオンで、サーバーの電源が オフになっていることを確認してください。 メモ: メインボードが以降のバージョンにアップグレードされるときは、シャーシとシャーシ管理コントローラが再起動される 場合があります。 CMC ウェブインタフェースを使用したシャーシインフラスト ラクチャファームウェアのアップデート 1. 次のいずれかのページに移動します。 • • シャーシ概要 > アップデート。 シャーシ概要 > シャーシコントローラ > アップデート。 2.
ウェブインタフェースを使用したサーバー iDRAC ファームウ ェアのアップデート サーバーの iDRAC ファームウェアをアップデートするには、次の手順を実行します。 1. 次のいずれかのページに移動します。 • • シャーシ概要 > アップデート。 サーバー概要 > アップデート > サーバーコンポーネントアップデート。 ファームウェアのアップデート ページが表示されます。 メモ: サーバー iDRAC ファームウェアは、シャーシ概要 > サーバー概要 > アップデート を使用してアップデートすることもでき ます。詳細については、「サーバーコンポーネントファームウェアのアップデート」を参照してください。 2.
ファイルからアップデート 方式では、ローカルシステムに格納された DUP ファイルを使用してサーバーコンポーネントファームウ ェアをアップデートすることが可能です。必要な DUP ファイルを使用して、ファームウェアをアップデートする個々のサーバーコ ンポーネントを選択することができます。SD カードを使用して 48 MB のメモリサイズを超える DUP ファイルを保存し、多数のコ ンポーネントを一度にアップデートすることもできます。 メモ: 次に注意してください。 • アップデートのために個々のサーバーコンポーネントを選択しているときは、選択したコンポーネント間に依存関係がない ようにしてください。他のコンポーネントとの依存関係のあるコンポーネントには、アップデート用に選択するとサーバー の機能が不意に停止する原因となるものがあります。 • サーバーコンポーネントのアップデートは、推奨された順序に従って実行するようにしてください。順序どおりに実行しな ければ、コンポーネントのファームウェアアップデートプロセスに失敗する場合があります。 サーバーコンポーネントファームウェアは常に以下の順序でアップデートし
通常、Lifecycle Controller ファームウェアは、サーバーのオペレーティングシステムで実行される適切なインストールパッケージによ ってインストールされます。対応するサーバーでは、.
• • ファイルからアップデート ネットワーク共有からアップデート ファームウェアアップデートのためのコンポーネントのフィ ルタ 全サーバー全体のコンポーネントおよびデバイスすべての情報は、一度に取得されます。この大量な情報に対処するため、Lifecycle Controller はさまざまなフィルタリングメカニズムを提供します。 メモ: この機能を使用するには、Enterprise ライセンスが必要です。 サーバーコンポーネントのアップデート ページの コンポーネント / デバイスのアップデートフィルタ セクションでは、コンポーネ ントに基づいて情報のフィルタリングが可能ですが、これは ファイルでアップデート モードのみで使用可能です。 これらのフィルタにより、次が可能になります。 • • • 簡単に表示できるよう、1 つまたは複数のカテゴリーのコンポーネントやデバイスを選択。 サーバー全体のコンポーネントおよびデバイスのファームウェアのバージョンを比較。 タイプやモデルに基づいて特定のコンポーネントまたはデバイスのカテゴリを絞り込むための、選択されたコンポーネントおよ びデバイスの自動フィルタリング
のサーバーの BIOS コンポーネントが選択されると、インベントリがさらにフィルタされ、選択されたサーバーと同じモデル名の サーバーのみが表示されます。 フィルタが選択されず、インベントリセクションでコンポーネントまたはデバイスのアップデート用選択が行われた場合には、 その選択に関連するフィルタが自動的に有効になります。さらなるフィルタリングが行われ、モデル、タイプ、または何らか の識別要素において、選択されたコンポーネントに一致するすべてのサーバーがインベントリセクションに表示される場合もあ ります。たとえば、あるサーバーのひとつの BIOS コンポーネントがアップデート対象として選択された場合、フィルタが BIOS に自動的に設定され、インベントリセクションには、選択されたサーバーのモデル名に一致するサーバーが表示されます。 RACADM を使用したファームウェアアップデート用コンポーネントのフ ィルタ RACADM を使用してファームウェアアップデート用コンポーネントをフィルタするには、getversion コマンドを実行します。 racadm getversion -l [-m ]
表 12.
メモ: シャーシプロファイル、サーバープロファイル、および起動 ID プロファイル用に同じフォルダを使用しているとき は、プロファイルが 100 個以上になるとパフォーマンスの問題が発生する場合があります。 2. ネットワーク共有設定 セクションで、必要に応じて次の設定を行います。 • • • • • • • • • プロトコル IP アドレスまたはホスト名 共有名 アップデートフォルダ ファイル名(オプション) メモ: ファイル名 は、デフォルトのカタログファイル名が catalog.xml である場合にのみオプションになります。カタ ログファイル名が変更されている場合、このフィールドに新しい名前を入力する必要があります。 プロファイルフォルダ Domain Name(ドメイン名) ユーザー名 パスワード 詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 3. ディレクトリのテスト クリックして、ディレクトリが読み取りおよび書き込み可能であるかどうかを検証します。 4. ネットワーク接続のテスト をクリックして、ネットワーク共有の場所にアクセスできることを確認します。 5.
ウェブインタフェースを使用したサーバーコンポーネントファームウェア の再インストール サーバーコンポーネントファームウェアを再インストールするには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、サーバー概要 > アップデート をクリックします。 2. サーバーコンポーネントアップデート ページの アップデートタイプの選択 セクションで、 ファイルからアップデート を選択し ます。 3. 現在のバージョン 列で、ファームウェアを再インストールするコンポーネントまたはデバイスのオプションを選択します。 4. 次のオプションのいずれかを選択します。 • • 今すぐ再起動 - サーバーをただちに再起動します。 次の起動時 - サーバーを後ほど手動で再起動します。 5.
プデートが適用されることがあります。この動作は Lifecycle Controller の機能性、とりわけ Dell Update Package(DUP)に含まれる プログラミングに固有です。現時点では、サイズが 48MB 未満の Dell Update Package(DUP)がサポートされています。 アップデートファイルのイメージサイズがこれより大きい場合、ジョブ状態にはダウンロードの失敗が示されます。サーバーで複数 のサーバーコンポーネントのアップデートが試行された場合、すべてのファームウェアアップデートファイルの合計サイズが 48 M を超えることがあります。このような場合には、それらのコンポーネントアップデートのうちの 1 つのアップデートが、アップデー トファイルの切り捨てによって失敗します。1 つのサーバー上で複数のコンポーネントをアップデートするには、最初に Lifecycle Controller および 32 ビット診断のコンポーネントをまとめてアップデートすることをお勧めします。これにはサーバーの再起動が 不要で、比較的短時間で完了します。その後、その他のコンポーネントをまとめてアッ
ネットワーク共有を使用したサーバーコンポーネントのシン グルクリックアップデート Dell Repository Manager と Dell PowerEdge VRTX のモジュラー型シャーシ統合を使用したネットワーク共有からのサーバーまたはサ ーバーコンポーネントのアップデートでは、カスタマイズされたバンドルファームウェアの使用によってアップデートが簡素化され るため、迅速かつ容易な導入が可能になります。ネットワーク共有からのアップデートは、NFS または CIFS のいずれかから、単一 のカタログを使用して第 12 世代サーバーコンポーネントのすべてを同時にアップデートする柔軟性を実現します。 この方法は、Dell Repository Manager、および CMC Web インターフェースを使用してエクスポートしたシャーシインベントリファイ ルで、ユーザーが所有する接続済みシステムに対して、迅速かつ容易なカスタムリポジトリの構築法を提供します。DRM では、特 定のシステム設定向けのアップデートパッケージのみを含む、完全にカスタマイズされたリポジトリを作成することができ、古く なったデバイス限定の
6. コンポーネント / デバイスのファームウェアインベントリ セクションで、 すべて選択 / 選択解除 のチェックボックスを選択し て、サポートされているすべてのサーバーを選択します。あるいは、サーバーコンポーネントファームウェアをアップデートした いサーバーのチェックボックスを選択します。サーバーの個々のコンポーネントを選択することはできません。 7. 次のオプションの 1 つを選択して、アップデートのスケジュール後にシステム再起動が必要かどうかを指定します。 • • 今すぐ再起動 — アップデートがスケジュールされており、サーバーが再起動します。アップデートはただちにサーバーコン ポーネントに適用されます。 次回の再起動時 — アップデートはスケジュールされていますが、次回のサーバー再起動時までは適用されません。 8. アップデート をクリックして、選択したサーバーのアップデート可能なコンポーネントのファームウェアのアップデートをスケ ジュールします。 含まれているアップデートの種類に基づいてメッセージが表示され、続行してよいかの確認を求められます。 9.
スケジュールされたサーバーコンポーネントファーム ウェアジョブの削除 メモ: この機能を使用するには、Enterprise ライセンスが必要です。 1 つ、または複数のサーバーで選択されたコンポーネントおよびデバイスにスケジュールされたジョブを削除できます。 ウェブインタフェースを使用したスケジュール済みサーバー コンポーネントファームウェアジョブの削除 スケジュール済みサーバーコンポーネントファームウェアジョブを削除するには: 1. 左ペインで、サーバー概要 をクリックし、アップデート をクリックします。 2. サーバーコンポーネントアップデート ページで、コンポーネントまたはデバイスをフィルタします(オプション)。 3. ジョブステータス 列でチェックボックスがジョブステータスの横に表示されている場合は、Lifecycle Controller ジョブが進行中 で、現在の表示されている状態であることを意味します。そのジョブは、ジョブ削除操作の対象として選択できます。 4.
早い世代のサーバーでは、新しい iDRAC ファームウェアアップデート処理を使用して破損したファームウェアを回復することができ ます。CMC が iDRAC ファームウェアの破損を検知すると、ファームウェアアップデート ページにそのサーバーがリストされます。 「サーバー iDRAC ファームウェアのアップデート」に記載されているタスクを完了してください。 ファームウェアのアップデート 65
5 シャーシ情報の表示とシャーシとコンポーネント の正常性状態の監視 次に関する情報の表示と正常性の監視を行うことができます。 • • • • • • • • • • アクティブとスタンバイの CMC すべてのサーバーと個々のサーバー IO モジュール ファン 電源装置ユニット(PSU) 温度センサー ハードディスクドライブ LCD アセンブリ ストレージコントローラ PCIe デバイス メモ: 外部コンポーネントの正常性は、既存のストレージ正常性を備えたストレージコンポーネントの全体の正常性および、 VRTX の内蔵ストレージコンポーネントに影響します。つまり、外部コンポーネントは、シャーシ内のコンポーネントの正常性 には影響しません。 トピック: • • • • • • • • • • • • シャーシとコンポーネント概要の表示 シャーシ概要の表示 シャーシコントローラ情報と状態の表示 すべてのサーバーの情報および正常性状態の表示 個々のサーバーの正常性状態と情報の表示 IOM の情報および正常性状態の表示 ファンの情報と正常性状態の表示 前面パネルプロパティの表示 KVM の情報および正常性状態の
シャーシの正常性を表示するには、シャーシ概要 をクリックします。システムがシャーシ、アクティブとスタンバイの CMC、サー バーモジュール、IO モジュール(IOM)、ファン、送風装置、電源装置ユニット(PSU)、LCD アセンブリ、ストレージコントロー ラ、および PCIe デバイスの総合的な正常性ステータスを表示します。各コンポーネントをクリックすると、そのコンポーネントの 詳細情報が表示されます。さらに、CMC ハードウェアログ内の最新のイベントも表示されます。詳細については『オンラインヘル プ』を参照してください。 お使いのシャーシがグループリードとして設定されている場合は、ログイン後に グループ正常性 ページが表示されます。これには シャーシレベルの情報とアラートが表示され、すべてのアクティブ、重要、および非重要アラートが表示されます。 シャーシの図解 シャーシは正面図と背面図で示されています(それぞれ上のイメージと下のイメージ)。サーバー、DVD、HDD、KVM、および LCD は前面図、残りのコンポーネントは背面図で示されています。コンポーネントを選択すると青色で表示され、必要なコンポーネント
アイコン 説明 サーバーは存在するものの、重要エラーが報告されています。 サーバーは存在しません。 選択したコンポーネントの情報 選択したコンポーネントの情報は、次の 3 つの独立した項で表示されます。 • • • 正常性、パフォーマンスおよびプロパティ — ハードウェアログによって表示されているアクティブ、重要、非重要イベント、 および時間によって変化するパフォーマンスデータが表示されます。 プロパティ — 時間によって変化しない、またはほとんど変化しないコンポーネントのプロパティが表示されます。 クイックリンク — 最も頻繁にアクセスするページと最も頻繁に実行される操作へ移動できるリンクが提供されます。選択し たコンポーネントに適用されるリンクのみが、この項に表示されます。 次の表は、ウェブインタフェースの シャーシの正常性 ページに表示されるコンポーネントプロパティと情報のリストです。 表 15.
ックリンクが表示されま す。 KVM スロット 正常性 • • • • • KVM のマッピング スロット 1:前面パネル USB/ ビデオ有効 スロット 2:前面パネル USB/ ビデオ有効 スロット 3:前面パネル USB/ ビデオ有効 スロット 4:前面パネル USB/ ビデオ有効 フロントパネル設定 DVD スロット • • 正常性 電源状況 • • • • • DVD のマッピング SLOT 1:DVD 有効 SLOT 2:DVD 有効 SLOT 3:DVD 有効 SLOT 4:DVD 有効 フロントパネル設定 ディスクスロット • • 正常性 State(状態) • • • • モデル シリアル番号 電源状態 Firmware Version(ファームウェ アバージョン) サイズ タイプ • • • • • • 物理ディスクの状態 物理ディスクのセットアップ この物理ディスクのコントロ ーラを表示 この物理ディスクの仮想ディ スクを表示 電源装置 電源状態 PCIe デバイス • • 取り付け済み 割り当て済み • • • • • • • • モ
外付け共有 PERC 8 • カードスロット • 取り付け済み 割り当て済み • • • • • • • • モデル • サーバースロットのマッピング • Vendor ID(ベンダー ID) Device ID(デバイス ID) Slot Type(スロットタイプ) 割り当て済み電力 ファブリック 電源状態 IOM スロット 電源状況 役割 • • モデル Service Tag • • PCIe スロットの状態 PCIe セットアップ IOM 状態 IOM GUI の起動 サーバーモデル名とサービスタグの表示 各サーバーのモデル名とサービスタグは、次の手順で簡単に表示することができます。 1. 左ペインの サーバー概要 ツリーノードに、すべてのサーバー(スロット 01 からスロット 04)がサーバーリストに表示されます。 サーバーがスロットにない場合は、対応するグラフィックのイメージがグレー表示になります。フルハイトサーバーがスロット 1 とスロット 3 にある場合は、スロット 3 のスロット名が 1 の拡張 として表示されます。 2.
メモ: iDRAC ウェブインタフェースを使用するには、iDRAC ユーザー名とパスワードが必要です。iDRAC および iDRAC ウ ェブ インタフェースの使い方の詳細は、『Integrated Dell Remote Access Controller ユーザーズガイド』を参照してくださ い。 IOM の情報および正常性状態の表示 CMC ウェブインタフェースで IOM の正常性状態を閲覧するには、次のいずれかを実行します。 1. シャーシ概要 をクリックします。 シャーシ正常性 ページが表示されます。左ペインのグラフィックは、シャーシの背面図、正面図、および側面図を表示し、IOM の正常性状態も含まれています。IOM 正常性状態は、IOM サブグラフィックのオーバーレイによって示されます。テキストヒン トはその IOM の追加情報を示します。右ペインに IOM の情報を表示するには、IOM サブグラフィックをクリックします。 2.
ファンの設定 ファンオフセット — シャーシのストレージおよび PCIe 領域により高い冷却機能を提供する機能です。この機能によって、HDD、 共有 PERC コントローラ、および PCIe カードスロットへの送風量を増やすことができます。ファンオフセットは、たとえば、通常 よりも高い冷却能力を必要とするハイパワーまたはカスタム PCIe カードを使用するときに使用します。ファンオフセット機能に は、オフ、低、中、高のオプションがあります。これらの設定は、それぞれ最大速度の 20%、50%、および 100% のファン速度オ フセット(上昇)に対応します。また、オプションごとに最小速度設定もあり、低は 35%、中は 65%、および高は 100% となりま す。 たとえば、中のファンオフセット設定を使用すると、ファン 1~6 の速度が最大速度の 50% 上昇します。この上昇は、取り付けら れているハードウェア構成に基づいた冷却のためにシステムによってすでに設定されている速度を上回ります。 ファンオフセットオプションのいずれかを有効にすると、電力消費が増加します。システム音は低オフセットで大きく、中オフセ ットでさ
状態 ページの KVM プロパティ セクションで、シャーシに関連付けられた KVM の状態とプロパティを確認できます。詳細につ いては『オンラインヘルプ』を参照してください。 LCD の情報と正常性の表示 LCD の正常性状態を表示するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで シャーシ概要 をクリックします。 シャーシ正常性 ページが表示されます。左ペインには、シャーシの正面図が表示されます。LCD の正常性状態は、LCD サブグ ラフィックのオーバーレイで示されます。 2. カーソルを LCD のサブグラフィックに移動します。対応するテキストのヒントまたはスクリーンのヒントに、LCD の追加情報 が表示されます。 3.
6 CMC の設定 Chassis Management Controller は、リモート管理タスクを実行するためのプロパティの設定、ユーザーのセットアップ、およびア ラートの設定を可能にします。 CMC の設定を始める前に、まず CMC ネットワーク設定を指定し、CMC がリモート管理できるようにする必要があります。この初 期設定によって、CMC へのアクセスを可能にするための TCP/IP ネットワークパラメータが割り当てられます。詳細については、 「CMC への初期アクセスのセットアップ」を参照してください。 ウェブインタフェースまたは RACADM を使って CMC を設定できます。 メモ: 最初の CMC の設定を行う際は、リモートシステム上での RACADM コマンドの実行に root ユーザーとしてログインする 必要があります。CMC の設定権限を持つ別のユーザーを作成することもできます。 CMC のセットアップおよび基本的な設定の終了後、以下を実行できます。 • • • • • • • • • • 必要に応じてネットワーク設定を変更。 CMC にアクセスするインタフェースを設定します。 L
メモ: CMC のネットワーク設定を変更すると、現在のネットワーク接続が切断される可能性があります。 メモ: CMC ネットワーク設定を指定するには、シャーシ設定システム管理者 の権限が必要です。 CMC ウェブインタフェースを使用した CMC ネットワーク LAN 設定の表示と変更 CMC ウェブインタフェースを使用して CMC ネットワーク LAN 設定を表示および変更するには: 1. 左ペインで、シャーシ概要 をクリックし、ネットワーク をクリックします。ネットワーク設定 ページに現在のネットワーク設 定が表示されます。 2. 必要に応じて、全般、IPv4、または IPv6 の設定を変更します。詳細については『オンラインヘルプ』を参照してください。 3.
IPv4 ネットワークで DHCP を無効にして、CMC の静的 IP アドレス、ゲートウェイ、サブネットマスクを指定するには、次を入力 します。 racadm racadm racadm racadm config config config config -g -g -g -g cfgLanNetworking cfgLanNetworking cfgLanNetworking cfgLanNetworking -o -o -o -o cfgNicUseDHCP 0 cfgNicIpAddress cfgNicGateway cfgNicNetmask IPv6 では、CMC はデフォルトで IPv6 自動設定メカニズムから CMC IP アドレスを自動的に要求して取得します。 IPv6 ネットワークにおいて、自動設定機能を無効にし、静的 CMC IPv6 アドレス、ゲートウェイ、プレフィックス長を指定するに は、次を入力します。 racadm config -g cfgIPv6
DNS 設定のセットアップ(IPv4 と IPv6) • CMC 登録-DNS サーバーで CMC を登録するには、次を入力します。 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSRegisterRac 1 メモ: 31 文字以内の名前しか登録できない DNS サーバーもあります。指定する名前が DNS で要求される上限以下である ことを確認してください。 メモ: 次の設定は、cfgDNSRegisterRac を 1 に設定することで DNS サーバー上に CMC を登録した場合にのみ有効です。 • CMC 名 — デフォルトで、DNS サーバー上の CMC 名は cmc- です。DNS サーバー上の CMC の名前を変更するに は、次を入力します。 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSRacName ここで、 は 63 文字以内の英数字とハイフンを使って指定します。例えば、次のようになります。e: cmc-1, d-345 • メモ: DNS ドメイン名が
CMC ネットワークおよびログインセキュリティ設定 の実行 CMC の IP アドレスブロック機能およびユーザーブロック機能を利用すると、パスワード推測の試みによるセキュリティ問題を防止 できます。この機能は広範な IP アドレス、ならびに CMC にアクセスできるユーザーをブロックできます。デフォルトでは、IP ア ドレスブロック機能は CMC で有効に設定されています。CMC ウェブインタフェースまたは RACADM を使用して IP 範囲属性を設 定できます。IP アドレスブロック機能およびユーザーブロック機能を利用する場合は、CMC ウェブインターフェイスまたは RADCADM を使用してオプションを有効にします。ログインロックアウトポリシー設定を行うと、特定のユーザーまたは IP アドレ スにログインしようとして失敗する数を設定できます。この制限を超えると、ブロックされたユーザーは、ペナルティ時間が経過 した後にのみログインできます。 メモ: IP アドレスによるブロックは、IPV4 アドレスのみに適用されます。 CMC ウェブインタフェースを使用した IP 範囲属性の設定 メモ: 次のタスクを行
CMC の仮想 LAN タグプロパティ 仮想 LAN 機能では、複数 VLAN の同じ物理ネットワークケーブル上での共存、およびセキュリティまたは負荷管理の目的でネット ワークのトラフィックを分離させることができます。VLAN 機能を有効にすると、各ネットワークパケットに VLAN タグが割り当て られます。 RACADM を使用した CMC 用仮想 LAN タグプロパティの設 定 1. 外部シャーシ管理ネットワークの仮想 LAN(VLAN)機能を有効化します。 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicVLanEnable 1 2.
2. CMC セクションで CMC 用に VLAN を有効にし、優先順位を設定して ID を割り当てます。各フィールドの詳細については、『オ ンラインヘルプ』を参照してください。 3.
。 FIPS モードの無効化 FIPS モードを無効にするには、CMC を出荷時のデフォルト設定にリセットします。 サービスの設定 CMC では、次のサービスの設定と有効化ができます。 • • • • • • • CMC シリアルコンソール — シリアルコンソールを使用した CMC へのアクセスを有効にします。 ウェブサーバー — CMC ウェブインタフェースへのアクセスを有効にします。ウェブサーバーを無効にすると、リモート RACADM も無効になります。 SSH — ファームウェア RACADM を介した CMC へのアクセスを有効にします。 Telnet — ファームウェア RACADM を介した CMC へのアクセスを有効にします。 RACADM — RACADM を使用した CMC へのアクセスを有効にします。 SNMP — イベントに対して SNMP トラップを送信するよう CMC を有効にします。 リモート Syslog — CMC によるリモートサーバーへのイベントのログを有効にします。この機能を使用するには、Enterprise ラ イセンスが必要です。 CMC には、クライアント間
RACADM を使用したサービスの設定 さまざまなサービスを有効化し、設定するには、次の RACADM オブジェクトを使用します。 • • cfgRacTuning cfgRacTuneRemoteRacadmEnable これらのオブジェクトの詳細については、dell.
1. リーダーシャーシに、シャーシ管理者権限でログインします。 2. セットアップ > グループ管理 とクリックします。 3. シャーシグループ ページの 役割 で、リーダー を選択します。グループ名を追加するフィールドが表示されます。 4. グループ名 フィールドにグループの名前を入力して、適用 をクリックします。 メモ: ドメイン名に適用される規則と同じものが、グループ名にも適用されます。 シャーシグルーブが作成されると、GUI が自動的に シャーシグループ ページに切り替わります。左ペインにグループ名とリード シャーシでグループが示され、未実装のメンバーシャーシが左ペインに表示されます。 シャーシグループへのメンバーの追加 シャーシグループの設定後、そのグループにメンバーを追加するには、次の手順を実行します。 1. リーダーシャーシにシャーシ管理者権限でログインします。 2. システムツリーでリードシャーシを選択します。 3. セットアップ > グループ管理 とクリックします。 4.
メンバーシャーシでの個別のメンバーの無効化 リードシャーシによるグループからのメンバーの削除を実行できない場合があります。このような状況は、メンバーへのネットワー ク接続が失われた場合に発生します。メンバーシャーシでグループからメンバーを削除するには、次の手順を実行します。 1. メンバーシャーシにシャーシ管理者権限でログインします。 2. 左ペインで、シャーシ概要 > セットアップ > グループ管理 をクリックします。 3.
• • すべてのグループシャーシ(リーダーを含む)に現在あるすべてのサーバー。 空のスロットおよび拡張スロット(フルハイトおよびダブル幅のサーバーモジュールを含む)。 サーバーインベントリレポートの保存 CMC ウェブインタフェースを使用してサーバーインベントリレポートを保存するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、グループ を選択します。 2. シャーシグループ正常性 ページで、インベントリレポートの保存 をクリックします。ファイルを開くか、または保存するかを 尋ねる ファイルダウンロード ダイアログボックスが表示されます。 3.
データフィールド 例 メモ: メンバー上に VRTX CMC 1.0(以降)が存在している必要があります。存在しなければ、何 も表示されません。 データフォーマット インベントリレポートは、Microsoft Excel などのさまざまなツールにインポートできるように、.CSV ファイルフォーマットで生成 されます。インベントリレポート .
3. ファームウェア表示フィルタ セクションで コンポーネント を選択します。 4.
シャーシを復元するには、次のタスクを実行します。 1. シャーシ設定プロファイル ページに移動します。設定の復元 > シャーシ設定の復元 のセクションで、参照 をクリックして、保 存されたシャーシ設定をインポートするためのバックアップファイルを選択します。 2. 設定の復元 をクリックして、暗号化されたバックアップファイル(.bak)または .xml の保存されたプロファイルのファイル を CMC にアップロードします。 復元操作が正常に完了すると、CMC ウェブインタフェースはログインページに戻ります。 メモ: CMC の以前のバージョンのバックアップファイル(.
3. OK をクリックします。 シャーシ設定プロファイルの削除 ネットワーク共有に保存されているシャーシ設定プロファイルを削除することができます。 シャーシ設定プロファイルを削除するには、次のタスクを実行します。 1. シャーシ設定プロファイル のページに移動します。シャーシ設定プロファイル > 保存プロファイル のセクションで、必要なプ ロファイルを選択して、プロファイルの削除 をクリックします。 プロファイルを削除すると選択したプロファイルが恒久的に削除されるという警告メッセージが表示されます。 2. OK をクリックして、選択したプロファイルを削除します。 RACADM を使用した複数の CMC の設定 RACADM を使用すると、同じプロパティで 1 つまたは複数の CMC を設定できます。 グループ ID と オブジェクト ID を使って特定の CMC カードをクエリすると、RACADM は取得した情報から racadm.
メモ: getconfig サブコマンドの詳細については、『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマ ンドラインリファレンスガイド』を参照してください。 RACADM は、.cfg ファイルが CMC に初めてロードされるときにそのファイルをパースして、有効なグループ名およびオブジェク ト名が存在し、シンプルな構文規則に沿っていることを確認します。エラーはエラーを検出した行番号と共に示され、メッセージに よりその問題が説明されます。ファイル全体が正確性のためにパースされ、すべてのエラーが表示されます。.cfg ファイルにエ ラーが発見された場合は、CMC に書き込みコマンドは送信されません。設定を行う前に、すべてのエラーを訂正する必要がありま す。 設定ファイルを作成する前にエラーをチェックするには、-c オプションを config サブコマンドで使用します。-c オプションを 使うと、config は構文を確認するだけで、CMC への書き込みは行いません。 .
ティの章で定義されているようにグループ化されます。次に、グループ名、オブジェクト、およびオブジェクトのプロパティ値 の例を示します。 [cfgLanNetworking] -{group name} cfgNicIpAddress=143.154.133.121 {object name} {object value} • すべてのパラメータは、オブジェクト、=、または値の間に空白を入れずに「オブジェクト=値」のペアとして指定されます。値 の後にあるスペースは無視されます。値の文字列内にあるスペースは変更されません。= の右側の文字はそのまま使用されま す(例: 2 つ目の =、#、[、]、など)。これらの文字は、有効なモデムチャットスクリプト文字です。 [cfgLanNetworking] -{group name} cfgNicIpAddress=143.154.133.121 {object value} • .
例: # # Object Group "cfgLanNetworking" # [cfgLanNetworking] cfgNicIpAddress=10.35.10.110 cfgNicGateway=10.35.10.1 このファイルは次のように更新されます。 # # Object Group "cfgLanNetworking" # [cfgLanNetworking] cfgNicIpAddress=10.35.9.143 # comment, the rest of this line is ignored cfgNicGateway=10.35.9.1 コマンド racadm config -f .cfg はファイルを解析し、行番号によってすべてのエラーを識別します。正しいファ イルは適切なエントリをアップデートします。また、前の例で示されたのと同じ getconfig コマンドを使用して、更新を確認す ることもできます。 このファイルを使用して、会社全体の変更をダウンロードしたり、racadm getconfig -f .
1. シャーシ設定プロファイルを clone.xml ファイルとして CIFS ネットワーク共有にエクスポートするには、次のように入力しま す。 racadm –r xx.xx.xx.xx –u USERNAMECMC –p PASSWORDCMC get –f clone.xml –t xml –l // xx.xx.xx.xx/PATH –u USERNAME –p PASSWORD 2. シャーシ設定プロファイルを clone.xml ファイルとして NFS ネットワーク共有にエクスポートするには、次のように入力します。 racadm –r xx.xx.xx.xx –u USERNAMECMC –p PASSWORDCMC get –f clone.xml –t xml –l xx.xx.xx.xx:/PATH リモート RACADM インタフェースを使用して、シャーシ設定プロファイルをローカル管理ステーションにエクスポートすることが できます。 1. clone.xml ファイルとして、シャーシ設定プロファイルをエクスポートするには、次のように入力します。 racadm –r xx.xx.xx.
nature, preserving server identity or for security reasons.--> 00000 ….
7 サーバーの設定 サーバーの次の設定を行うことができます。 • • • • • • • スロット名 iDRAC ネットワーク設定 DRAC 仮想 LAN タグ設定 最初の起動デバイス サーバー FlexAddress リモートファイル共有 サーバークローンを使用した BIOS の設定 トピック: • • • • • • • スロット名の設定 iDRAC ネットワークの設定 iDRAC 仮想 LAN タグの設定 最初の起動デバイスの設定 サーバー FlexAddress の設定 リモートファイル共有の設定 サーバー設定複製を使用したプロファイル設定の実行 スロット名の設定 スロット名は個別のサーバーを識別するために使用します。スロット名を選択するとき、次のルールが適用されます。 • • • • • 名前には、最大 15 文字の非拡張 ASCII 文字(ASCII コード 32 から 126 まで)を含めることができます。また、標準文字および 特殊文字を使用することもできます。 スロット名はシャーシ内で一意である必要があります。複数のスロットに同じ名前を割り当てることはできません。 スロット名では大
3. サーバーのホスト名をスロット名として使用するには、ホスト名をスロット名として使用する オプションを選択します。これ により、サーバーのホスト名(またはシステム名)がある場合は、静的スロット名がこれで上書きされます。この操作には、 サーバーに OMSA エージェントをインストールすることが必要です。OMSA エージェントの詳細については、dell.com/support/ manuals にある『Dell OpenManage Server Administrator ユーザーズガイド』を参照してください。 4. iDRAC のスロット名として DNS 名を使用するには、スロット名に iDRAC DNS 名を使用 オプションを選択します。このオプシ ョンは、静的なスロット名を、適宜対応する iDRAC DNS 名に置き換えます。iDRAC DNS 名を使用できない場合、デフォルトま たは編集されたスロット名が表示されます。 メモ: スロット名に iDRAC DNS 名を使用 オプションを使用するには、シャーシ設定管理者 権限が必要です。 5.
設定 説明 iDRAC IPv4 の有効化 iDRAC での IPv4 を有効化または無効化します。このオプションはデフォルトで 選択されています。 iDRAC IPMI over LAN の有効化 シャーシに存在する各 iDRAC の IPMI オーバー LAN チャンネルを有効化または無 効化します。デフォルトでは、このオプションは選択されていません。 iDRAC IPv4 DHCP の有効化 シャーシに存在する各 iDRAC の DHCP を有効化または無効化します。このオプ ションを有効化すると、QuickDeploy IP、QuickDeploy サブネットマスク、およ び QuickDeploy ゲートウェイ フィールドが無効になり、各 iDRAC へのこれらの 設定の自動割り当てに DHCP が使用されるため、変更できません。このオプショ ンを選択するには、iDRAC IPv4 を有効にする オプションを選択しておく必要が あります。QuickDeploy IP アドレスには、2 および 4 の 2 つのオプションがあり ます。 開始 iDRAC IPv4 アドレス(スロット 1
サーバーへの QuickDeploy IP アドレスの割り当て この図は、VRTX シャーシ内にハーフハイトサーバーが 4 台搭載されているときのサーバーに対する QuickDeploy IP アドレス割り当 てを示しています。 次の図は、VRTX シャーシ内にフルハイトブレードが 2 台搭載されているときのサーバーに対する QuickDeploy IP アドレス割り当て を示しています。 個々のサーバー iDRAC の iDRAC ネットワーク設定の変更 この機能を使用して、取り付けられている各サーバーの iDRAC ネットワーク設定を設定できます。それぞれのフィールドに表示さ れる初期値は、iDRAC から読み取られた現在の値です。この機能を使用するには、Enterprise ライセンスが必要です。 iDRAC ネットワーク設定を変更するには、次の手順を実行します。 1.
プロパティのデフォルト値と範囲の詳細については、dell.
次回起動のみ、または後続のすべての再起動用に、最初の起動デバイスを選択できます。システムの最初の起動デバイスを設定す ることもできます。システムは、次回および後続の再起動時に選択されたデバイスから起動し、そのデバイスは、CMC ウェブイ ンタフェース(シャーシ概要 > サーバー概要 > セットアップ > 最初の起動デバイス)または BIOS 起動順序のどちらかで再度変更さ れるまでは、最初の起動デバイスとして維持されます。 メモ: CMC ウェブインタフェースで最初の起動デバイスの設定は、システム BIOS 起動設定を上書きします。 指定する起動デバイスは存在するもので、ブータブルメディアを含む必要があります。 次のデバイスについて、最初の起動デバイスを設定できます。 表 18.
4. 選択した同じデバイスから毎回起動するようにサーバーを設定するには、そのサーバーの 1 回限りの起動 チェックボックスの選 択を解除します。選択したデバイスから次回のみ起動するようにサーバーを設定するには、そのサーバーの 1 回限りの起動 チェ ックボックスを選択します。 5. 適用 をクリックして設定を保存します。 RACADM を使用した最初の起動デバイスの設定 最初の起動デバイスを設定するには、cfgServerFirstBootDevice オブジェクトを使用します。 デバイスで 1 度だけ起動することを有効にするには、cfgServerBootOnce オブジェクトを使用します。 これらのオブジェクトの詳細については、dell.
• • BIOS およびブート- このグループにはサーバーの BIOS およびブート設定のみが含まれています。これらのプロファイルは PowerEdge VRTX 向け CMC バージョン 1.00 以降から生成されます。 すべての設定 — このバージョンには、サーバーとサーバー上のコンポーネントのすべての設定が含まれます。これらのプロファ イルは、次のサーバーから生成されます。 • • • CMC for PowerEdge VRTX バージョン 1.00 以降 iDRAC7 1.00.00 以降および Lifecycle Controller 2 バージョン 1.1 以降を搭載した第 12 世代サーバー iDRAC8 および Lifecycle Controller 2.00.00.
メモ: サーバープロファイルの保存時には、標準 ASCII 拡張文字セットがサポートされますが、次の特殊文字は使用できま せん。 )、“、.、*、>、<、\、/、:、|、#、?、および , CMC が LC と通信して利用可能なサーバープロファイル設定を取得し、それらを命名したプロファイルとして保存します。 進捗状況インジケータが、進行中の保存操作を示します。この処置が完了したら、「操作成功」メッセージが表示されます。 メモ: 設定を収集するプロセスはバックグラウンドで実行されることから、新しいプロファイルが表示されるまでしばらく 時間がかかることがあります。新しいプロファイルが表示されない場合、プロファイルログでエラーをチェックしてくださ い。 プロファイルの適用 サーバー設定複製は、サーバープロファイルが CMC 上の不揮発性メディアで保存されたプロファイルとして使用できる、またはリ モート共有に保存されている場合にのみ可能です。サーバー設定複製操作を開始するには、保存されたプロファイルを 1 台または複 数台のサーバーに適用することができます。 メモ: サーバーが Dell Lifecycle Con
2.
CSIOR を有効にするには、次の手順を実行します。 • • 第 12 世代サーバー — サーバーの再起動後、会社のロゴが表示されたら、F2 を選択します。iDRAC 設定 ページの左ペインで Lifecycle Controller をクリックしてから、CSIOR をクリックして変更を有効にします。 第 13 世代サーバー — サーバーの再起動後、プロンプトが表示されたら、F10 キーを押して Dell Lifecycle Controller にアクセスし ます。ハードウェア構成 > ハードウェアインベントリとクリックして、ハードウェアインベントリ ページに移動します。ハード ウェアインベントリ ページで、Collect System Inventory on Restart(CSIOR)をクリックします。 保存プロファイル設定の表示 保存されているサーバープロファイルのプロファイル設定を表示するには、サーバープロファイル ページに進みます。保存プロフ ァイル セクションで、必要なサーバープロファイルの プロファイルの表示 列の 表示 をクリックします。設定の表示 ページが表示 されます。表示された設
3.
起動 ID プロファイルの保存 起動 ID プロファイルを CMC ネットワーク共有に保存することができます。保存することのできるプロファイルの数は、利用可能 な MAC アドレスにより異なります。詳細については、「CMC ウェブインタフェースを使用したネットワーク共有の設定」を参照し てください。 Emulex Fibre Channel(FC)カードでは、オプション ROM の SAN からの起動を有効化 / 無効化 属性はデフォルトで無効になって います。SAN から起動するには、オプション ROM で属性を有効にし、サーバーへ起動 ID プロファイルを適用します。 プロファイルを保存するには、次のタスクを実行します。 1. サーバープロファイル のページに移動します。起動 ID プロファイル のセクションで、プロファイルを設定するのに必要な設定 ができているサーバーを選択し、FQDD ドロップダウンメニューから FQDD を選択します。 2.
選択したプロファイルがサーバーに適用され、サーバーが直ちに再起動されます。詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を 参照してください。 起動 ID プロファイルのクリア 新しい起動 ID プロファイルをスタンバイサーバーに適用する前に、CMC ウェブインタフェースにある ID のクリア を使用して選択 したサーバーの既存の起動 ID 設定をクリアすることができます。 起動 ID プロファイルをクリアするには次の手順を実行します。 1. サーバープロファイル ページに移動します。起動 ID プロファイル のセクションで、起動 ID プロファイルをクリアするサーバー を選択します。 メモ: このオプションは、いずれかのサーバーが選択されており、その選択されたサーバーに起動 ID プロファイルが適用さ れている場合にのみ有効になります。 2. ID のクリア をクリックします。 3.
仮想 MAC アドレスプールの管理 仮想 MAC アドレスプールの管理 を使用することによって、MAC アドレスを作成、追加、削除、非アクティブ化することができま す。仮想 MAC アドレスプールでは、ユニキャスト MAC アドレスのみ使用することができます。CMC では、次の MAC アドレスの 範囲が許可されています。 • • • • 02:00:00:00:00:00 - F2:FF:FF:FF:FF:FF 06:00:00:00:00:00 - F6:FF:FF:FF:FF:FF 0A:00:00:00:00:00 - FA:FF:FF:FF:FF:FF 0E:00:00:00:00:00 - FE:FF:FF:FF:FF:FF CMC ウェブインタフェースを使って、仮想 MAC アドレスの管理 オプションを表示するには、システムツリーで シャーシの概要 > サーバーの概要 に移動します。設定 > プロファイル > 起動 ID プロファイル の順にクリックします。仮想 MAC アドレスプールの 管理 セクションが表示されます。 メモ: 仮想 MAC アドレスは、ネットワーク共有の vmacdb.
メモ: MAC アドレスがノード上でアクティブになっている場合、またはプロファイルに割り当てられている場合は、削除する ことはできません。 ネットワーク共有から MAC アドレスを削除するには次の手順を実行します。 1. サーバープロファイル のページに移動します。起動 ID プロファイル > 仮想 MAC アドレスプールの管理 のセクションで、MAC アドレスの削除 をクリックします。 2. 開始 MAC アドレス のフィールドに、MAC アドレスプールの開始 MAC アドレスを入力します。 3. MAC アドレスの数 のフィールドに、削除する MAC アドレスの数を入力します。 4.
1. 左ペインで サーバー概要 をクリックします。 2. サーバー状態 ページで、iDRAC ウェブインタフェースを起動するサーバーの iDRAC の起動 をクリックします。 リモートコンソールの起動 サーバーでキーボード - ビデオ - マウス(KVM)セッションを直接起動できます。リモートコンソール機能は、次の条件がすべて満 たされた場合のみサポートされます。 • • • • • シャーシに電源が入っている。 iDRAC 8 と iDRAC 7 をサポートするサーバー。 サーバーの LAN インタフェースが有効である。 ホストシステムに JRE(Java Runtime Environment)6 アップデート 16 以降がインストールされている。 ホストシステム上のブラウザで、ポップアップウィンドウが許可されている(ポップアップブロッキングが無効)。 リモートコンソールは、iDRAC ウェブインタフェースから起動することもできます。詳細については、dell.
8 アラートを送信するための CMC の設定 シャーシで発生した特定のイベント用にアラートおよび処置を設定することができます。デバイスまたはサービスの状態が変更さ れた、またはエラー状況が検出されると、イベントが発生します。イベントがイベントフィルタに一致し、そのフィルタがアラー トメッセージ(電子メールアラートまたは SNMP トラップ)を生成するように設定されている場合、アラートが電子メールアドレ ス、IP アドレス、外部サーバーなど、1 つ、または複数の設定済みの宛先に送信されます。 アラートを送信するように CMC を設定するには、次の手順を実行します。 1. 2. 3. 4.
• • • 重要 警告 情報 監視対象アラート セクションには、選択したカテゴリと重要度に基づいた結果が表示されます。このページのフィールドの説明 については、『オンラインヘルプ』を参照してください。 4. 適用 をクリックします。 RACADM を使用したイベントアラートの設定 イベントアラートを設定するには、eventfilters コマンドを実行します。詳細については、dell.
3. racadm eventfilters set コマンドを実行することによって、イベントフィルタを指定します。 a) 使用可能なアラート設定をすべてクリアするには、次のコマンドを実行します。racadm eventfilters set -c cmc.alert.all -n none b) 重要度をパラメータとして使用して設定します。たとえば次の場合、ストレージカテゴリのすべての情報イベントには処置 として電源オフ、および通知として E-メールと SNMP が割り当てられます。racadm eventfilters set -c cmc.alert.storage.info -n email,snmp c) サブカテゴリをパラメータとして使用して設定します。たとえば次の場合、監査カテゴリ内のライセンスサブカテゴリ下に あるすべての設定には処置として電源オフが割り当てられ、すべての通知が有効化されます。racadm eventfilters set -c cmc.alert.audit.
ご利用のネットワークに定期的に IP アドレスを解放し、異なるアドレスで更新する SMTP サーバーが存在する場合、指定した SMTP サーバーの IP アドレスが変更されるときに、このプロパティ設定が機能しない期間が生じます。そのような場合は、DNS 名を使用 してください。 CMC ウェブインタフェースを使用した E-メールアラートの設定 ウェブインタフェースを使用して E-メールアラートを設定するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 > アラート > E-メールアラートの設定 をクリックします。 2. SMTP E-メールサーバー設定と、アラートを受信する E-メールアドレスを指定します。フィールドの説明については『オンライン ヘルプ』を参照してください。 3. 設定を保存するには、適用 をクリックします。 4.
詳細については、dell.
9 ユーザーアカウントと権限の設定 CMC を使用したシステムの管理、およびシステムセキュリティの維持を行うために、特定の権限(役割ベースの権限)を持つユー ザーアカウントをセットアップすることができます。デフォルトで、CMC はローカル管理者アカウントで設定されます。デフォル トユーザー名は root で、パスワードは calvin です。管理者として、他のユーザーが CMC にアクセスすることを許可するように ユーザーアカウントをセットアップすることができます。 最大 16 のローカルユーザーをセットアップ、または Microsoft Active Directory または LDAP などのディレクトリサービスを使用して 追加ユーザーアカウントをセットアップすることができます。ディレクトリサービスを使用すると、認証されたユーザーアカウント を管理するための中枢的な場所が提供されます。 CMC は、関連する一連の権限を持つユーザーへの役割ベースのアクセスをサポートします。役割は、管理者、オペレータ、読み取 り専用、またはなしです。役割は、利用可能な最大権限を定義します。 トピック: • • • • •
権限 説明 サーバーが異なるシャーシに移動されると、サーバーは新しいシャーシで使用するスロットに割り当てら れたスロット名と優先順位を継承します。前のスロット名と優先順位はそのまま前のシャーシに残り ます。 メモ: シャーシ設定システム管理者 権限を持つ CMC ユーザーが電源設定を行うことができます。 ただし、シャーシの電源オン、電源オフ、パワーサイクルなどのシャーシ電源操作を行うには、シ ャーシ制御システム管理者 権限が必要です。 ユーザー設定システム管 ユーザーは次の操作ができます。 理者 • 新規ユーザーを追加する。 • ユーザーのパスワードを変更する。 • ユーザーの権限を変更する。 • ユーザーのログイン権限を有効または無効にするが、ユーザーの名前やその他の権限はデータベース 内に保持する。 ログのクリアシステム 管理者 ユーザーはハードウェアログと CMC ログをクリアできます。 シャーシ制御システム管 シャーシ電源システム管理者 の権限を持つ CMC ユーザーは、電源関連の操作をすべて行うことができ 理者(電源コマンド) ます。電源オン、電源オフ、パワーサイクルなどのシャーシ電力操作を
権限 説明 • • 正常なシャットダウン サーバーの再起動 テストアラートユーザー ユーザーはテストアラートメッセージを送信できます。 デバッグコマンドシス テム管理者 ユーザーはシステム診断コマンドを実行できます。 ファブリック A システ ム管理者 ユーザーは、ファブリック A IOM をセットアップし、設定できます。 ファブリック B システ ム管理者 ユーザーはファブリック B をセットアップし、設定できます。これは、サーバー内の最初のメザニンカ ードに対応し、メインボードの共有 PCIe サブシステム内のファブリック B 回路に接続されます。 ファブリック C システ ム管理者 ユーザーはファブリック C をセットアップし、設定できます。これは、サーバー内の 2 番目のメザニン カードに対応し、メインボードの共有 PCIe サブシステム内のファブリック C 回路に接続されます。 CMC ユーザーグループは、あらかじめ割り当てられたユーザー権限を持つ一連のユーザーグループを提供します。 メモ: システム管理者、パワーユーザー、またはゲストユーザーを選択し、事前に定義された設定から
権限セット システム管理者の許可 パワーユーザーの許可 ゲストユーザーの許可 ユーザー設定システム管理者 有 無 無 ログのクリアシステム管理者 有 有 無 シャーシ制御システム管理者(電源コマンド) 有 有 無 Server Administrator 有 有 無 テストアラートユーザー 有 有 無 デバッグコマンドシステム管理者 有 無 無 ファブリック A システム管理者 有 有 無 ルートユーザー管理者アカウント設定の変更 セキュリティを強化するため、ルート(ユーザー 1)アカウントのデフォルトパスワードを変更することを強くお勧めします。ルー トアカウントは、CMC に組み込まれているデフォルトの管理アカウントです。 ルートアカウントのデフォルトパスワードを変更するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 をクリックし、次に ユーザー認証 をクリックします。 2.
新しい CMC を設定する場合、または RACADM の racresetcfg コマンドを使用した場合、現在のユーザーのみがパスワードが calvin を持つ root となります。racresetcfg サブコマンドは、すべての 設定パラメータをデフォルト値にリセットします。 それまでに行った変更はすべて失われます。 メモ: ユーザーをいつでも有効および無効に切り替えられますが、ユーザーを無効にしてもそのユーザーはデータベースから削 除されません。 ユーザーが存在するかどうかを確認するには、CMC への Telnet/SSH テキストコンソールを開き、ログインしてから、1~16 のイン デックスごとに、次のコマンドを一度入力します。 racadm getconfig -g cfgUserAdmin -i メモ: racadm getconfig -f > と入力して、CMC 設定パラメータのすべてが含まれる myfile.
CMC ユーザーの無効化 RACADM を使用しているときは、各ユーザーを手動で個別に無効化する必要があります。設定ファイルを使用してユーザーを削除 することはできません。 CMC ユーザーを削除するためのコマンド構文は、次のとおりです。 racadm config -g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminUserName -i <インデックス>"" racadm config -g cfgUserAdmin -i 2 -o cfgUserAdminPrivilege 0x0 二重引用符のヌル文字列("")は、指定したインデックスのユーザー設定を削除し、そのユーザー設定を工場出荷時のデフォルト値 にリセットするように CMC に指示します。 許可を持つ iDRAC7 ユーザーの有効化 特定の管理許可(役割ベースの権限)を持つユーザーを有効にするには、次の手順を実行します。 1. 次のコマンド構文を使用して使用可能なユーザーインデックスを見つけます。 racadm getconfig -g cfgUserAdmin -i <インデックス> 2.
表 22.
4. 設定を保存するには、適用 をクリックします。 メモ: 先に進む前に、設定を適用する必要があります。設定を適用しない場合、次のページへ移動したときに設定が失われ ます。 5. 標準スキーマ役割グループ セクションで、役割グループ をクリックします。役割グループの設定 ページが表示されます。 6. 役割グループのグループ名、ドメイン、および権限を指定します。 7. 適用 をクリックして役割グループ設定を保存し、ユーザー設定ページに戻る をクリックします。 8.
IP address of the domain controller> racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADGlobalCatalog3 メモ: グローバルカタログサーバーが標準スキーマに必要になるのは、ユーザーアカウントと役割グループが別個のドメイン 内にある場合のみです。複数のドメインにある場合は、使用できるのはユニバーサルグループだけです。 メモ: 証明書の検証を有効にしている場合、このフィールドで指定する FQDN または IP アドレスは、ドメインコントロー ラ証明書のサブジェクトまたはサブジェクト代替名のフィールドの値と一致する必要があります。 SSL ハンドシェイク中の証明書の検証を無効にする場合は、次の RACADM コマンドを実行します。 • config コマンドを使用:racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADCertValidationEnable
ザーが Active Directory で認証と認可を実行できるようにする必要があります。さらに、ユーザーが認証できるように、RAC を少な くとも 1 つの関連オブジェクトに追加する必要があります。 メモ: RAC 権限オブジェクトは CMC に適用されます。 関連オブジェクトは、必要に応じて多くも少なくも作成できます。ただし、少なくとも 1 つの関連オブジェクトを作成する必要が あり、Active Directory を統合するネットワーク上の RAC(CMC)ごとに、1 つの RAC デバイスオブジェクトが必要です。 関連オブジェクトは、必要な数だけのユーザーおよび / またはグループの他、RAC デバイスオブジェクトにも対応できます。ただ し、関連オブジェクトには、関連オブジェクトにつき 1 つの権限オブジェクトしか含めることができません。関連オブジェクトは、 RAC(CMC)に対して権限を持つユーザーを連結します。 また、Active Directory オブジェクトは、単一ドメイン、または複数ドメインで設定することができます。たとえば、CMC が 2 つ (RAC1、RAC2)と、既存の Act
• LDIF スクリプトファイル LDIF スクリプトファイルを使用すると、Dell の組織単位はスキーマに追加されません。 LDIF ファイルと Dell Schema Extender はそれぞれ『Dell Systems Management Tools およびマニュアル』DVD の次のディレクトリに 収録されています。 • • DVD ドライブ:\SYSMGMT\ManagementStation\support\OMActiveDirectory_Tools \Remote_Management_Advanced\LDIF_Files :\SYSMGMT\ManagementStation\support\OMActiveDirector y_Tools \Remote_Management_Advanced\Schema Extender LDIF ファイルを使用するには、LDIF_Files ディレクトリにあるリリースノートの説明を参照してください。 Schema Extender または LDIF ファイルは、任意の場所にコピーして実行することができます。 Del
OID 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.7.1.2 dellPrivilegeMember 表 26. dellRAC4Privileges クラス OID 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.3 説明 CMC デバイスの権限(承認権限)を定義します。 クラスの種類 補助クラス SuperClasses なし 属性 dellIsLoginUser dellIsCardConfigAdmin dellIsUserConfigAdmin dellIsLogClearAdmin dellIsServerResetUser dellIsTestAlertUser dellIsDebugCommandAdmin dellPermissionMask1 dellPermissionMask2 表 27. dellPrivileges クラス OID 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.
割り当てられた OID/ 構文オブジェクト識別子 単一値 属性:dellIsCardConfigAdmin TRUE 説明:ユーザーがデバイスの設定権限がある場合には TRUE。 OID: 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.4 ブール(LDAPTYPE_BOOLEAN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.7) 属性:dellIsLoginUser TRUE 説明:ユーザーがデバイスでログイン権限がある場合には TRUE。 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.3 ブール(LDAPTYPE_BOOLEAN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.7) 属性:dellIsUserConfigAdmin TRUE 説明:ユーザーがデバイスのユーザー設定システム管理者権限がある場合には TRUE。 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.5 ブール(LDAPTYPE_BOOLEAN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.
割り当てられた OID/ 構文オブジェクト識別子 単一値 リンク ID:12071 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.14 識別名(LDAPTYPE_DN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.12) 属性:dellPermissionsMask1 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.6.2.1 整数(LDAPTYPE_INTEGER) 属性:dellPermissionsMask2 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.6.2.
関連オブジェクトの作成 関連オブジェクトはグループから派生したもので、グループタイプを含む必要があります。関連スコープは、関連オブジェクトのセ キュリティグループタイプを指定します。関連オブジェクトを作成する際は、追加するオブジェクトのタイプに適用する関連スコ ープを選択してください。たとえば、ユニバーサルを選択すると、Active Directory ドメインがネイティブモードで機能している場 合のみ、関連オブジェクトが使用可能になります。 関連オブジェクトを作成するには、次の手順を実行します。 1. コンソールのルート(MMC)ウィンドウでコンテナを右クリックします。 2. 新規 > Dell リモート管理オブジェクトの詳細設定 を選択します。 3. 新規オブジェクト ページで、新しいオブジェクトの名前を入力し、関連オブジェクト を選択します。 4.
• • ログインからのユーザードメイン -ログインユーザーのドメイン名を使って DNS ルックアップを実行します。 • ドメインを指定 - DNS ルックアップ用に使用するドメイン名を入力します。 CMC が指定された Active Directory ドメインコントローラのサーバーアドレスを使用できるようにするには、ドメインコント ローラのアドレスを指定する を選択します。これらは、CMC デバイスオブジェクトと関連オブジェクトが格納されている ドメインコントローラのアドレスです。 4. 設定を保存するには、適用 をクリックします。 メモ: 先に進む前に、設定を適用する必要があります。設定を適用しない場合、次のページへ移動したときに設定が失われ ます。 5. 拡張スキーマ設定 セクションで、CMC デバイス名およびドメイン名を入力します。 6.
メモ: この場合、CA 証明書をアップロードする必要はありません。 SSL ハンドシェイク中に証明書の検証を実施する場合は、次のコマンドを実行します(オプション)。 racadm config -g cfgActiveDirectory -o cfgADCertValidationEnable 1 この場合、CA 証明書をアップロードする必要があります。 racadm sslcertupload -t 0x2 -f < ADS root CA certificate > メモ: 証明書の検証が有効な場合、ドメインコントローラサーバーのアドレスおよび FQDN を指定します。DNS が正しく設定 されていることを確認してください。 次の RACADM コマンドの使用はオプションです。 racadm sslcertdownload -t 0x1 -f < RAC SSL certificate > 汎用 LDAP ユーザーの設定 CMC は Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)ベースの認証をサポートするための汎用ソリューションを提供します。この 機能は、ディレク
CMC ウェブインタフェースを使用した汎用 LDAP ディレク トリサービスの設定 汎用 LDAP ディレクトリサービスを設定するには、次の手順を実行します。 メモ: シャーシ設定システム管理者 権限が必要です。 1. 左ペインで、シャーシ概要 > ユーザー認証 > ディレクトリサービス をクリックします。 2. 汎用 LDAP を選択します。 同じページに、標準スキーマ用に設定される設定が表示されます。 3. 以下を指定します。 メモ: 各種フィールドについての情報は、『オンラインヘルプ』を参照してください。 • • 共通設定 LDAP で使用するサーバー: • • 静的サーバー — FQDN または IP アドレスおよび LDAP ポート番号を指定します。 DNS サーバー — DNS 内で SRV レコードを検索して、LDAP サーバーのリストを取得するための DNS サーバーを指定しま す。 次の DNS クエリが SRV レコードに対して実行されます。 _[Service Name]._tcp.
• $ racadm config -g cfgLDAP -o cfgLDAPServer 192.168.0.1 • $ racadm config -g cfgLDAP -o cfgLDAPBaseDN dc= company,dc=com CMC は、オプションとして SRV レコードのために DNS サーバーをクエリするように設定することができます。 cfgLDAPSRVLookupEnable プロパティが有効の場合、cfgLDAPServer プロパティは無視されます。SRV レコードのための DNS の検索には、次のクエリが使用されます。 _ldap._tcp.domainname.com 上記のクエリの ldap は、cfgLDAPSRVLookupServiceName プロパティです。 cfgLDAPSRVLookupDomainName は、domainname.com に設定されます。 RACADM コマンドの詳細については、dell.
10 シングルサインオンまたはスマートカードログ イン用 CMC の設定 本項は、Active Directory ユーザーのスマートカードログインおよびシングルサインオン(SSO)ログイン用の CMC 設定に関する情 報を提供します。 SSO は認証方法として kerberos を使用するため、サインインしたユーザーが Exchange など次に使用するアプリケーションに自動サ インオンまたはシングルサインオンすることが可能になります。シングルサインオンでログインする場合、CMC はクライアント システムの資格情報を使用します。この資格情報は、有効な Active Directory アカウントを使ってログインした後、オペレーティン グシステムによってキャッシュされます。 2 要素認証は、ユーザーがパスワードまたは PIN、および秘密キーまたはデジタル証明書を含む物理カードを所有ことを必要とする ため、高レベルのセキュリティを提供します。Kerberos では、この 2 要素認証メカニズムを使用しており、これによってシステム の信頼性を確認します。 メモ: ログイン方法を選択しても、他のログインインタフェー
クライアントシステム • • Smart Card でログインする場合は、クライアントシステムには Microsoft Visual C++ 2005 再頒布可能なプログラムが必要です。 詳細は、www.microsoft.com/downloads/details.
SSO ログイン用のブラウザの設定 シングルサインオン(SSO)は Internet Explorer バージョン 6.0 以降、および Firefox バージョン 3.0 以降でサポートされています。 メモ: 次の手順は、CMC が Kerberos 認証でシングルサインオンを使用する場合にのみ適用されます。 Internet Explorer Internet Explorer でシングルサインオンの設定を行うには、次の手順を実行します。 1. Internet Explorer で、ツール > インターネットオプション を選択します。 2. セキュリティ タブの セキュリティ設定を表示または変更するゾーンを選択する の下で、ローカルイントラネット を選択しま す。 3. サイト をクリックします。 ローカルイントラネット ダイアログボックスが表示されます。 4. 詳細設定 をクリックします。 ローカルイントラネットの詳細設定 ダイアログボックスが表示されます。 5.
• スマートカードログインを有効にするには、スマートカードログインを有効にする オプションを選択します。 メモ: これら 2 つのオプションが選択されても、セキュアシェル(SSH)、Telnet、シリアル、リモート RACADM など のすべてのコマンドライン帯域外インタフェースは変化しません。 2. 適用 をクリックします。 設定が保存されます。 RACADM コマンドを使用して、Kerberos 認証によって Active Directory をテストできます。 testfeature -f adkrb -u @ ここで、 は有効な Active Directory ユーザーアカウントです。 コマンドが正常に実行されれば、CMC は Kerberos 資格情報を取得することができ、ユーザーの Active Directory アカウントにア クセスできることを示します。コマンドが正常に実行されない場合は、エラーを訂正してコマンドを実行し直してください。詳 細については、dell.
11 CMC にコマンドラインコンソールの使用を設定 する方法 本項では、CMC コマンドラインコンソール(またはシリアル /Telnet/ セキュアシェルコンソール)の機能について、およびコン ソールからシステム管理操作を実行できるようにシステムを設定する方法について説明します。コマンドラインコンソールを介し た CMC での RACADM コマンドの使用方法については、『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラ インリファレンスガイド』を参照してください。 トピック: CMC コマンドラインコンソールの特徴 CMC での Telnet コンソールの使用 ターミナルエミュレーションソフトウェアの設定 connect コマンドを使用したサーバーまたは I/O モジュールの接続 • • • • CMC コマンドラインコンソールの特徴 CMC は、次のシリアル、Telnet、SSH コンソール機能をサポートしています。 • • • • • • 単一のシリアルクライアント接続と最大 4 つの Telnet クライアントの同時接
この問題を解決するには、support.microsoft.
SSH 経由の公開キー認証の設定 SSH インタフェース経由のサービスユーザー名と共に使用できる公開キーは、最大 6 個まで設定できます。キーを誤って上書きした り削除したりするのを防ぐため、公開キーを追加または削除する前に view コマンドを使って設定済みのキーを確認してください。 サービスユーザー名は、SSH 経由で CMC にアクセスするときに使用できる特殊なユーザーアカウントです。SSH 経由の PKA を正し く設定し、使用すれば、CMC へのログインにユーザー名やパスワードを入力する必要がなくなります。この機能は、各種機能を実 行するための自動化されたスクリプトのセットアップに大変便利です。 メモ: この機能を管理するための GUI サポートはありません。使用できるのは RACADM のみです。 新しい公開キーを追加するときは、そのキーを追加するインデックスに既存のキーが存在していないことを確認してください。 CMC では、新しいキーを追加する前に、前のキーが削除されているかどうかの確認作業は行われません。SSH インタフェースが有 効化されている限り、新しいキーは追加されてすぐに自動で有効化さ
Linux を実行するシステム用の公開キーの生成 Linux クライアント用の ssh-keygen アプリケーションは、グラフィカルユーザーインタフェースのないコマンドラインツールです。 ターミナルウィンドウを開き、シェルプロンプトで次を入力します。 ssh-keygen –t rsa –b 1024 –C testing ここで、 -t は、dsa または rsa である必要があります。 –b は 768~4096 で、ビット暗号化サイズを指定します。 -c を使用すると、公開キーコメントを変更できます。これはオプションです。 はオプションです。コマンドを完了したら、パブリックファイルを使用してファイルをアップロードするために RACADM に渡します。 CMC の RACADM 構文メモ racadm sshpkauth コマンドを使用する場合、次を確認します。 • • –i オプションを使用する場合は、パラメータが svcacct である必要があります。CMC では、-i へのそれ以外のパラメータの 使用は失敗します。svcacct は、CMC で SSH 経由の公開キー
ターミナルエミュレーションソフトウェアの設定 CMC は、次のいずれかのタイプのターミナルエミュレーションソフトウェアを実行している管理ステーションからのシリアルテキ ストコンソールをサポートしています。 • • Linux Minicom。 Hilgraeve の HyperTerminal Private Edition(バージョン 6.3)。 次の副項にあるタスクを完了して、必要なタイプのターミナルソフトウェアを設定します。 Linux Minicom の設定 Minicom は Linux 用のシリアルポートアクセスユーティリティです。次の手順は Minicom バージョン 2.0 の設定に有効な手順です。 他の Minicom バージョンは多少異なる場合がありますが、同じ基本的な設定が必要です。他のバージョンの Minicom を設定するに は、本ユーザーズガイドの「必要な Minicom 設定」の項を参照してください。 Minicom バージョン 2.
connect コマンドを使用したサーバーまたは I/O モ ジュールの接続 CMC は、サーバーまたは I/O モジュールのシリアルコンソールをリダイレクトするための接続を確立できます。 サーバーでは、次を使用してシリアルコンソールリダイレクトを実行できます。 CMC コマンドラインインタフェース(CLI)または RACADM connect コマンド。RACADM コマンドの実行の詳細については、 『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。 iDRAC ウェブインタフェースのシリアルコンソールリダイレクト機能。 iDRAC Serial Over LAN(SOL)機能。 • • • シリアル、Telnet、SSH コンソールでは、CMC はサーバーまたは I/O モジュールへのシリアル接続の確立に connect コマンドをサ ポートします。サーバーシリアルコンソールには、BIOS の起動画面とセットアップ画面の両方と、オペレーティングシステムシリ アルコンソールが備わっていま
シリアルコンソールリダイレクト用に管理されたサーバー BIOS の設定 iDRAC ウェブインタフェースを使用して、リモートコンソールセッションによる管理下システムへの接続を実行できます(dell.com/ support/manuals にある『iDRAC ユーザーズガイド』を参照)。 デフォルトでは、BIOS のシリアル通信はオフになっています。ホストテキストコンソールデータをシリアルオーバー LAN にリダイ レクトするには、COM1 経由でコンソールリダイレクトを有効化する必要があります。BIOS 設定を変更するには、次の手順を実行 します。 1. 管理下サーバーの電源をオンにします。 2. POST 中に キーを押して BIOS セットアップユーティリティを起動します。 3.
root (hd0,00) kernel /boot/vmlinuz-2.4.9-e.3 ro root=/dev/sda1 initrd /boot/initrd-2.4.9e.3.img /etc/grub.
12 FlexAdress および FlexAddress Plus の使用 この項では、FlexAddress および FlexAddress Plus と設定について説明しています。 メモ: FlexAddress 機能を使用するにはエンタープライズライセンスがインストールされている必要があります。 トピック: FlexAddress について FlexAddress の設定 ワールドワイドネーム/メディアアクセスコントロール(WWN/MAC)アドレス の表示 WWN/MAC アドレスの情報の表示 ウェブインタフェースを使用した基本 WWN/MAC アドレス情報の表示 ウェブインタフェースを使用した詳細 WWN/MAC アドレス情報の表示 RACADM を使用した WWN/MAC アドレス情報の表示 コマンドメッセージ FlexAddress DELL ソフトウェア製品ライセンス契約 • • • • • • • • • FlexAddress について サーバーが交換されても、スロットの FlexAddress はそのサーバースロット用にそのまま維持されます。サーバーが新しいスロット またはシャーシ
たとえば、次のとおりです。 (starting_mac)00188BFFDCFA + (mac_count)0xCF - 1 = (ending_mac)00188BFFDDC8 。 メモ: SD カードの内容が誤って変更されることを防ぐため、SD カードはロックしてから USB メモリカードリーダーに挿入し てください。SD カードのロックは、CMC に挿入する前に解除してください。 FlexAddress Plus について FlexAddress Plus は、カードバージョン 2.0 に追加された新機能であり、FlexAddress カードバージョン 1.
状態メッセージ 処置 化するには、機能カードが取り付けられている CMC モジ ュールがアクティブになるまで racadm racreset を入 力し続けます。 シャーシ上でアクティブ化された全機能を表示するには、次の RACADM コマンドを使用します。 racadm feature -s このコマンドを実行すると、次の状態メッセージが返されます。 Feature Name = FlexAddress Date/time Activated = 05 Oct 2013 - 11:50:49 Feature installed from SD-card serial number = CN0H871T1374036T00MXA00 Feature Name = FlexAddressPlus Date/time Activated = 05 Oct 2013 - 11:50:49 Feature installed from SD-card serial number = CN0H871T1374036T00MXA00 Feature Name = ExtendedStorage Current Sta
る必要があります。電源切断および投入シーケンスが完了すると、シャーシ割り当ての MAC アドレスが Wake-On-LAN (WOL)機能用に使用できるようになります。 シャーシレベルのファブリックおよびスロット用 FlexAddress の設定 FlexAddress 機能は、ファブリックおよびスロット用にシャーシレベルで有効化または無効化することができます。FlexAddress は、 ファブリックごとに有効化され、次に機能に参加させるスロットが選択されます。FlexAddress を正常に設定するには、ファブリッ クおよびスロットの両方が有効化されている必要があります。 CMC ウェブインタフェースを使用したシャーシレベルファブリックおよ びスロット用 FlexAddress の設定 スロットにサーバーがある場合は、そのスロットで FlexAddress 機能を有効化する前にサーバーの電源を切ってください。 CMC ウェブインタフェースを使用して、ファブリックおよびスロットによる FlexAddress 機能の使用を有効化または無効化するに は、次の手順を実行します。 1.
メモ: racresetcfg サブコマンドを使用して、CMC の Flex Address を工場出荷時設定の「無効」にリセットすることができ ます。RACADM 構文は、次のとおりです。 racadm racresetcfg -c flex FlexAddress 関連の RACADM コマンドの詳細およびその他工場出荷時のデフォルト設定のプロパティに関しては、dell.
• 詳細モード — このモードでは、基本モードで表示されるすべてのフィールド、およびすべての MAC タイプ(サーバー割り当て、 FlexAddress、および I/O アイデンティティ)を表示することができます。表示されたフィールドの一部またはすべてを使用して フィルタすることができます。 WWN/MAC アドレス情報は、基本モードと詳細モードの両方で、折りたたまれた状態で表示されます。スロットに対応するプラス 記号をクリックするか、すべて展開 / 折りたたむ をクリックして、特定のスロットまたはすべてのスロットについての情報を 表示します。 シャーシ内の全サーバーの WWN/MAC アドレス情報をローカルフォルダにエクスポートすることも可能です。 各種フィールドについての情報は、『オンラインヘルプ』を参照してください。 ウェブインタフェースを使用した基本 WWN/MAC アドレス情報の表示 各サーバースロット、またはシャーシ内の全サーバーの WWN/MAC アドレスを基本モードで表示するには、次の手順を実行します。 1.
6. ファブリック ドロップダウンメニューから、1 つのファブリックタイプを選択して、そのサーバーに関連付けられているすべて、 または特定タイプの管理ファブリックまたは I/O ファブリックの表示します。 7. プロトコル ドロップダウンメニューから、すべてのプロトコル またはリストされているネットワークプロトコルのいずれかを 選択して、選択したプロトコルに関連付けられているすべての MACS または MAC を表示します。 8. WWN/MAC アドレス フィールドで MAC アドレスを入力して、特定の MAC アドレスに関連付けられたスロットのみを表示し ます。 9.
すべての LOM またはメザニンカードの MAC/WWN アドレスを表示するには、次の RACADM コマンドを実行します。 racadm getmacaddress -c factory すべての iDRAC/LOM/ メザニンカードのイーサネットおよび iSCSI MAC/WWN アドレスを表示するには、次の RACADM コマンド を実行します。 racadm getmacaddress -a getflexaddr および getmacaddress サブコマンドの詳細については、『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。 コマンドメッセージ 次の表に、RACADM コマンドと、一般的な FlexAddress 状況における出力をリストします。 表 35.
コマンド 状況 CMC Enterprise ライセンスがインスト $racadm setflexaddr -i<スロット番号 ールされていないときの、スロットまた > <状況> はファブリックの Flexaddress 設定変 $racadm setflexaddr 更。 f 出力 ERROR: SWC0242 : A required license is missing or expired. Obtain an appropriate license and try again, or contact your service provider for additional details. メモ: この問題を解決するには、 FlexAddress の有効化 ライセンスが必 要です。 FlexAddress DELL ソフトウェア製品ライセンス契約 これは、ユーザーであるお客様と Dell Products L.P または Dell Global B.V.
れません)、その他のあらゆる保証を否認します。本限定保証は、特定の法的権利をお客様に付与するものです。お客様は、管轄 区域ごとに異なる権利を有することもあります。 ソフトウェアの使用、または使用できなかった場合に起きる利益の損失、ビジネスの中断、ビジネス情報の消失、または金銭的喪 失などを含む(ただしこれに限定されません)あらゆる損害に対し、Dell またはそのサプライヤーは、そのような可能性が事前に 何らかの形で指摘されていたとしても、責任は負いません。一部の地域では、付随的または偶発的な損害に対する除外または制限 が許可されないため、上記制限はお客様に適用されない場合があります。 オープンソースソフトウェア 本 CD にはオープンソースソフトウェアが含まれている場合があります。オープンソースソフトウェアは、そのソフトウェアの配布 に関する特定のライセンスの条項および条件に基づいてご使用いただけます。 このオープンソースソフトウェアは、有益であることを意図して配布されていますが、明示的であるかまたは黙示的であるかにか かわらず、商品性、特定目的への適合性を含む(ただしこれに限定されません)、あらゆる保証なく
13 ファブリックの管理 シャーシはファブリック A というファブリックタイプをサポートしています。ファブリック A は単一の I/O モジュールによって使 用され、常にサーバーのオンボードイーサネットアダプタに接続されます。 シャーシに存在する I/O モジュール(IOM)は 1 個だけで、パススルーまたはスイッチモジュールになります。この I/O モジュール はグループ A に分類されます。 シャーシ IOM は ファブリック と呼ばれる離散データパスが使用されます。このファブリックには A という名前が付けられてお り、イーサネットのみをサポートします。各サーバー IO アダプタ(メザニンカードまたは LOM)には、機能に応じて 2 個または 4 個のポートを搭載できます。メザニンカードスロットには、PCIe カード(IO モジュールではなく)に接続される PCIe 拡張カードが 装着されます。イーサネット、iSCSI、またはファイバチャネルネットワークを導入するときは、最大の可用性のために、バンク 1 および 2 の間にそれらの冗長リンクをスパンします。離散 IOM はファブリック識別子で識別されます
CMC ウェブインタフェースを使用した IOM 用ネットワーク の設定 I/O モジュールのネットワーク設定を行うには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで シャーシ概要 をクリックし、I/O モジュール概要 をクリックして セットアップ をクリックします。あるいは、唯 一使用可能な I/O モジュールである A のネットワーク設定を設定するには A ギガビットイーサネット をクリックし、セットア ップ をクリックします。 I/O モジュールネットワーク設定の構成 ページで、適切なデータを入力し、適用をクリックします。 2.
14 電力の管理と監視 PowerEdge VRTX シャーシは、電力効率が最も優れたモジュラーサーバーエンクロージャです。高効率の電源装置とファンを装備す るように設計されており、システム内の通気がより良く行われるように最適化されたレイアウトと、電力最適化されたコンポーネ ントをエンクロージャ全体に備えています。最適化されたハードウェア設計と、Chassis Management Controller(CMC) 、電源装置、 および iDRAC 内蔵の高性能電源管理機能が一体となり、電力効率のよいサーバー環境のさらなる強化が可能になります。 PowerEdge VRTX の電源管理機能は、システム管理者が電力消費を削減し、環境固有の必要に合わせて電力を調整するためにエン クロージャの設定を行う際に役立ちます。 PowerEdge VRTX モジュラーエンクロージャは AC 電力を利用し、その負荷をすべてのアクティブな内蔵電源装置ユニット(PSU) に分散します。システムは、最大 4800 ワットの AC 電力を供給することが可能であり、その電力はサーバーモジュールおよび関連 するエンクロージャインフラストラ
冗長性ポリシー 冗長性ポリシーとは、CMC がシャーシへの電力をどのように管理するかを決定する、設定可能なプロパティの一式です。次の冗長 性ポリシーは動的な PSU 電源供給の有無に関わらず、設定可能です。 • • グリッド冗長性 電源装置冗長性 グリッド冗長性ポリシー グリッド冗長性ポリシーの目的は、モジュラーエンクロージャシステムが AC 電源障害に耐えることのできるモードで動作できるよ うにすることです。これらの障害は、AC 電源グリッド、ケーブル配線と電源供給、または PSU 自体に起因することが考えられま す。 グリッド冗長性に対応するようシステムを設定する場合、PSU はグリッドに分割されます:スロット 1 および 2 の PSU は第 1 グリ ッド、スロット 3 および 4 の PSU は第 2 グリッドに振り分けられます。CMC マネジャーは、いずれかのグリッドが故障した場合、 システムが劣化することなく動作を継続するよう電力を管理します。グリッド 冗長性は個々の PSU の故障にも耐えます。 メモ: グリッド冗長性の役割のひとつは、電源グリッド全体に障害が発生してもサーバーがシームレス
残りの PSU を最大効率で動作させるには、次の電源冗長性モードを使用します。 • • • DPSE を使用した PSU 冗長性 モードは電力効率性を提供します。少なくとも 2 台の PSU がオンラインであり、そのうち 1 台の PSU が構成への電力供給に必要とされ、もう 1 台は PSU 故障時における冗長性を提供します。PSU 冗長性モードは、1 台の PSU 障害に対する保護を提供しますが、AC グリッド喪失発生時での保護は提供しません。 DPSE を使用した グリッド冗長性 モードでは、少なくとも 2 台の PSU(各電源グリッドごとに 1 台)がアクティブです。グリ ッド冗長性は、部分的に載荷されたモジュラーエンクロージャ構成に対する効率性と最大可用性の平衡も保ちます。 DPSE を無効化すると、4 台 の PSU すべてがアクティブになって負荷を共有することから、効率性が最も低くなり、各電源装 置の活用率が減少する結果となります。 DPSE は、上記で説明した 2 つの電源装置冗長設定(電源装置冗長性 および グリッド冗長性)の両方に有効化することが可能で す。 メモ: 2 台の PSU
電源装置冗長性 電源装置の冗長性が有効化されると、シャーシ内の 1 台の PSU がスペアとして維持され、PSU のうちいずれかが故障してもサー バーまたはシャーシの電源がオフにならないことを確実にします。電源装置の冗長性モードには、少なくとも 2 台の PSU が必要で す。追加の PSU が存在する場合、これらは DPSE が有効になるときに電力効率性向上のために活用されます。冗長性喪失後の障害 は、シャーシ内のサーバーの電源がオフになる原因となる場合があります。 ハードウェアモジュールの電力バジェット CMC は、シャーシの電力バジェット、冗長、動的電源機能を設定する電力バジェットサービスを提供します。 電源管理サービスは、電力消費量の最適化、および需要に応じた異なるモジュールへの電力の再割り当てを可能にします。 CMC は、取り付けられているすべてのサーバーとコンポーネントに必要なワット数を蓄える、エンクロージャ用の電力バジェット を維持します。 CMC はシャーシ内の CMC インフラストラクチャおよびサーバーに電力を割り当てます。CMC インフラストラクチャは、ファン、 I/O モジュール、スト
システム入力電力上限は、シャーシの電源がオンであるかオフであるかに関わらず、再設定することができます。 サーバースロットの電力優先順位の設定 CMC では、エンクロージャ内の 4 個のサーバースロットのそれぞれに電力優先順位を設定することができます。優先順位設定は、 1(最高)から 9(最低)になります。これらの設定はシャーシ内のスロットに割り当てられ、スロットの優先順位はそのスロット に挿入されるサーバーによって引き継がれます。CMC はスロットの優先順位を使用して、エンクロージャ内で優先順位が最も高い サーバーに優先的に電力をバジェットします。 デフォルトのサーバースロット優先順位設定では、電力はすべてのスロットに均等に分配されます。スロットの優先順位を変更す ることによって、システム管理者は電力割り当ての優先権が与えられたサーバーを優先することができます。より重要なサーバーモ ジュールをデフォルトのスロット優先順位 1 のままにすると、重要度の低いサーバーモジュールは低い優先値 2 以降に変更され、優 先順位 1 サーバーが最初に電源投入されます。これらの優先順位の高いサーバーには最大の電力割り当てが
電力消費量状態の表示 CMC は、システム全体の実際の入力電力消費量を提供します。 CMC ウェブインタフェースを使用した電力消費状態の表示 左ペインで、シャーシ概要 > 電源 > 電源監視 をクリックします。電源監視 ページに電源正常性、システム電源状態、リアルタイム 電力統計、およびリアルタイムエネルギー統計が表示されます。詳細については『オンラインヘルプ』を参照してください。 メモ: 電源装置下でも電源情報性状態を確認することができます。 RACADM を使用した電力消費状態の表示 RACADM を使用して電力消費状態を表示するには、次の手順を実行します。 シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインした後、次を入力します。 racadm getpminfo AC Power Recovery(AC 電源リカバリ) システムの AC 電源装置が切断された場合は、シャーシが AC 電力損失前の以前の電源の状態に復元されます。以前の電源状態への 復元がデフォルトの動作です。次の要素は、切断を引き起こす可能性があります。 • • • 電源の停止 電源ケーブルが
全体的な電源正常性は クリティカルと表示されます。これは、システムが設定された冗長性ポリシーに従ってシステムを動作でき ないためです。 メモ: CMC では、冗長性ポリシーをグリッド冗長性に変更、またはグリッド冗長性から他のポリシーに変更するときに、これ らの条件の事前チェックを行いません。そのため、冗長性ポリシーの設定は、冗長性の喪失、または冗長性の回復という結果 を即時的に生じる場合があります。 PSU 障害発生後の電力管理 電力不足イベント(PSU 障害など)が発生すると、CMC はサーバーへの電力供給を削減します。電力の削減後、CMC はシャーシ の電力需要を再評価します。電力要件が引き続き満たされない場合、CMC は優先順位の低いサーバーの電源をオフにします。ただ し、この処理はお使いの CMC で設定した電源冗長性ポリシーに基づいて実行されます。冗長サーバーは、サーバーのパフォーマン スに影響を与えることなく、電力の喪失に対応することができます。 電力必要量が電力バジェット内にとどまると同時に、優先順位の高いサーバーへの電力供給が徐々に回復されていきます。冗長性 ポリシーを設定するには、「電力バ
表 38.
• • • リモート電力ログの間隔 サーバーベースの電源管理 AC 電源リカバリを無効にする 節電と電力バジェット CMC は、ユーザー設定の電力最大制限に到達すると、節電を実行します。電力に対する需要がユーザー設定のシステム入力電力上 限を越えると、CMC は優先順位の高いサーバーおよびシャーシ内のその他モジュールのために電力を解放するために、優先順位の 低いサーバー順にサーバーへの電力を削減します。 シャーシ内のすべて、または複数のスロットが同じ優先度レベルに設定されている場合、CMC はスロット番号の低い順にサーバー の電力を削減します。たとえば、スロット 1 と 2 のサーバーの優先順位が同じである場合、スロット 1 のサーバーの電力が先に削減 され、次にスロット 2 のサーバーの電力が削減されます。 メモ: シャーシ内の各サーバーに 1 から 9 の番号を割り当てることによって、それぞれの優先度レベルを割り当てることができ ます。すべてのサーバーのデフォルト優先度レベルは 1 です。番号が低くなるほど、優先度レベルは高くなります。 電力バジェットは、2 台の PSU セットのうち最も弱い PSU
外部電源管理 CMC 電源管理は、オプションとして OpenManage Power Center(OMPC)から制御することができます。詳細については、『OMPC ユーザーズガイド』を参照してください。 外部電源管理を有効にすると、OMPC は次を管理します。 • • • • 対応 VRTX サーバーのサーバー電源 対応 VRTX サーバーのサーバー優先順位 システム入力電力容量 最大節電モード CMC は次の維持または管理を継続します。 • • • • 冗長性ポリシー リモート電力ログ 電源冗長性よりサーバーパフォーマンスを優先する 動的電源供給 OPMC は次に、シャーシインフラストラクチャと前世代のサーバーノードへの電力の割り当て後に使用できるバジェットから、対応 VRTX サーバーノードの優先順位付けと電力を管理します。リモート電力ログは、外部電源管理には影響を受けません。 サーバーベースの電源管理モードが有効化された後、シャーシが PM3 管理用に準備されます。すべての対応 VRTX サーバーの優先順 位は 1(高)に設定されています。PM3 はサーバー電力および優先順位を直接管理します。
• 冗長性ポリシーを選択するには、次を入力します。 racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisRedundancyPolicy ここで、 は 1(グリッド冗長性)、2(電源装置冗長性)です。デフォルト値は 2 です。 例えば、次のコマンドは冗長性ポリシーを 1 に設定します。 racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisRedundancyPolicy 1 • 電力バジェット値を設定するには、次を入力します。 racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisPowerCap この は 938~4800W の数値で、ワット単位での最大電力上限を示しています。デフォルトは 4800 です。 たとえば、次のコマンドは最大電力バジェットを 4800 ワットに設定します。 racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisPowerCap 4800 • PSU の動的
電源制御操作の実行 シャーシ、サーバー、および IOM のために次の電源制御操作を実行できます。 メモ: 電源制御操作はシャーシ全体に影響します。 シャーシに対する電源制御操作の実行 CMC は、手順に従ったシャットダウンなど、ユーザーがシャーシ全体(シャーシ、サーバー、IOM、PSU)におけるいくつかの電力 管理処置をリモートで実行することを可能にします。 メモ: 電力管理処置を行うには、シャーシ設定システム管理者 権限が必要です。 ウェブインタフェースを使用したシャーシでの電源制御操作 の実行 CMC ウェブインタフェースを使用してシャーシの電源制御操作を行うには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 > 電源 > 制御をクリックします。 シャーシーの電源制御 ページが表示されます。 2. 次のいずれかの電源制御操作を選択します。 各オプションの情報は『オンラインヘルプ』を参照してください。 • • • • • システムの電源を入れる システムの電源を切る システムのパワーサイクル(コールドブート) CMC のリセット(ウォームブート) 非正常なシャットダウン 3.
• • • • • サーバーの電源を入れる サーバーの電源を切る 正常なシャットダウン サーバーをリセットする(ウォームブート) サーバーの電源を入れなおす(コールドブート) オプションの詳細については、『オンラインヘルプ』を参照してください。 3. 適用 をクリックします。 確認を求めるダイアログボックスが表示されます。 4. OK をクリックして、電源管理処置(たとえば、サーバーのリセット)を実行します。 IOM での電源制御操作の実行 IOM はリモートでリセットまたは電源投入できます。 メモ: 電源管理処置を実行するには、シャーシ設定システム管理者 権限が必要です。 CMC ウェブインタフェースを使用した IOM での電源制御操 作の実行 I/O モジュールで電源制御操作を実行するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 > I/O モジュール概要 > 電源 をクリックします。 2. 電源制御 ページで、IOM に対するドロップダウンメニューから実行する操作を選択します(パワーサイクル)。 3.
15 シャーシストレージの管理 Dell PowerEdge VRTX 上では、次の操作を実行できます。 • • • • • • • • 物理ディスクドライブとストレージコントローラの状態の表示。 コントローラ、物理ディスクドライブ、仮想ディスク、およびエンクロージャのプロパティの表示。 コントローラ、物理ディスクドライブ、および仮想ディスクのセットアップ。 仮想アダプタの割り当て。 コントローラ、物理ディスクドライブ、および仮想ディスクのトラブルシューティング。 ストレージコンポーネントのアップデート。 フォールトトレランスモードでの共有ストレージコントローラの使用。 共有 PERC8(内蔵 2)の有効化または無効化。 メモ: 仮想ディスクが最初に作成されている場合は、高速初期化または完全初期化は表示されません。 トピック: • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • ストレージコンポーネントの状態の表示 ストレージトポロジの表示 CMC ウェブインタフェースを使用した SPERC のフォールトトレランストラブルシューティング
2. ストレージ概要 ページでは、次を表示することができます。 • • • • シャーシに取り付けられている物理ディスクドライブのグラフ概要と、各ドライブの状態。 すべてのストレージコンポーネントの概要。各コンポーネントには、それぞれのページにアクセスするためのリンクが付いて います。 ストレージの使用済み容量と合計容量。 コントローラ情報。 メモ: フォールトトレランスコントローラの場合、名前の形式は、共有 (内蔵 <番号>)になります。例え ば、アクティブなコントローラは共有 PERC8(内蔵 1)、ピアコントローラは共有 PERC8(内蔵 2)となります。 メモ: セカンダリ PERC が無効化されている場合、その名前は 無効 PERC(内蔵 2)と表示されます。 • 最近ログされたストレージイベント。 メモ: 詳細については『オンラインヘルプ』を参照してください。 ストレージトポロジの表示 ストレージトポロジを表示するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 > ストレージ > プロパティ > トポロジ をクリックします。 2.
• • • 共有 PERC の設定が同一である 電源アイコンを す。 をクリックして、外付けコントローラがフォールトトレラントモードにないときの次の属性を表示しま • 1 つの共有 PERC が検出された • 1 つのエキスパンダが検出された • 共有 PERC とエキスパンダが正しくケーブル配線されている フォールトトレラント条件が満たされているかどうかを示す各属性の状態を表示します。 メモ: フォールトトレランス環境内の属性が条件と一致しない場合は、今すぐアップデート オプションがその属性に表 示されます。 メモ: 方法を学ぶ オプションが、一部の属性に対して表示されます。属性に関する詳細については、方法を学ぶ をクリッ クしてください。 3.
3.
外部コントローラについては、フォールトトレランス用のケーブル接続を行う前に、一致するようにキーを変更します。セキュリテ ィキーを変更すると、クラスタに参加する各コントローラに関連付けられる安全なドライブのインポートが容易になります。 CMC ウェブインタフェースを使用したセキュリティキーの不 一致の解決 CMC ウェブインタフェースを使用して、セキュリティキーの不一致を解決するには、次の操作を実行します。 1. サーバモジュールの電源をオフにします。 2. サーバー概要 > 電源 > 制御 > サーバーの電源をオフにするをクリックします。 3. 既存の非フォールトのフォールトトレラントコントローラの 1 つまたは両方を変更して、キーが一致するようにします。 4. シャーシの電源を切ってすぐ入れなおします。 5. コントローラのキーが一致しているかどうかを確認します。 CMC ウェブインタフェースを使用したコントローラ プロパティの表示 コントローラプロパティを表示するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 > コントローラ をクリックします。 2.
ストレージコントローラの設定 ストレージコントローラの既存プロパティを変更したり、新しく取り付けられたストレージコントローラのプロパティを設定するこ とができます。 CMC ウェブインタフェースを使用したストレージコントロー ラの設定 少なくとも 1 台のストレージコントローラがシャーシに取り付けられていることを確認してください。 ストレージコントローラを設定するには、次の手順を実行します。 1. CMC ウェブインタフェースで、シャーシ概要 > ストレージ > コントローラ > セットアップ と進みます。 2.
RACADM コマンドラインインタフェースから racadm raid get controllers コマンドを実行して、お使いのシステム上の共 有 PERC コントローラの数をリストします。このコマンドが RAID.ChassisIntegrated.1-1 のみをリストする場合、お使いの システムには単一の共有 PERC コントローラがあります。このコマンドが RAID.ChassisIntegrated.1-1、 RAID.ChassisIntegrated.
メモ: 内蔵 2 PERC を無効にした後に CMC カードを交換するには、CMC カードをシステム内のアクティブ CMC コントロー ラカードとして割り当てる前に、ファームウェアバージョン 1.35 以降でカードをアップデートすることをお勧めします。この 処置を実行する前に、メッセージが表示されます。 CMC ウェブインタフェースを使用してフォールトトレラントモードのピアコントローラを有効または無効にするには、次の手順を 実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 > ストレージ > コントローラ > トラブルシューティング をクリックします。 2.
RACADM を使用した外付け RAID コントローラのフ ォールトトレランスを有効または無効にする フォールトトレランスを有効にするには、次の手順を実行します。 racadm raid controllers: -p HighAvailabilityMode ha フォールトトレランスを無効にするには、次の手順を実行します。 racadm raid set controllers: -p HighAvailabilityMode None CMC ウェブインタフェースを使用した物理ディスク プロパティの表示 物理ディスクがシャーシに取り付けられていることを確認してください。 物理ディスクドライブのプロパティを表示するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 > ストレージ > 物理ディスク に移動します。 プロパティ ページが表示されます。 2.
CMC ウェブインタフェースを使用したグローバルホ ットスペアの割り当て グローバルホットスペアを割り当てまたは割り当て解除するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、Chassis Overview(シャーシ概要) > Storage(ストレージ) > Physical Disk(物理ディスク) > Setup(セット アップ) の順にクリックします。 物理ディスクの設定ページが表示されます。 2.
CMC ウェブインタフェースを使用した仮想ディスク の作成 デフォルトでは、CMC は初期化せずに仮想ディスクを作成します。ただし、初期化せずに作成される仮想ディスクに対しては、 高速初期化オプションを選択できます。高速初期化プロセスでは、仮想ディスクの最初と最後の 8 MB がクリアされ、すべてのブ ートレコードやパーティション情報が削除されます。高速初期化を実行するには、シャーシ設定管理者権限が必要です。 物理ディスクがシャーシに取り付けられていることを確認してください。 メモ: 仮想ディスクを削除すると、その仮想ディスクはコントローラの設定から削除されます。 仮想ディスクを作成するには次のように入力します。 1. 左ペインで、Chassis Overview(シャーシ概要) > Storage(ストレージ) > Virtual Disks(仮想ディスク) > Create(作成) の順にクリックします。 2. 仮想ディスクの作成ページで、RAID レベルセクションから、RAID レベルを選択します。 3.
CMC ウェブインタフェースを使用した暗号化キー識別子の変 更 コントローラの暗号化キー識別子とパスフレーズを変更できます。 暗号化キー識別子とパスフレーズを変更するには、次の操作を実行します。 1. 左側のペインで、ストレージ > コントローラ > セットアップを選択してください。 2. セキュリティキードロップダウンから、セキュリティキーの修正を選択します。 ポップアップウィンドウが表示されます。 3. 新しい暗号化キー識別子と既存と新規のパスフレーズを入力し、OK をクリックします。 4. コントローラのセットアップページで、適用をクリックします。 RACADM を使用した暗号化識別子キーの修正 RACADM コマンドを実行して暗号化キー識別子とパスフレーズを変更するには、次の構文を使用します。 racadm raid modifysecuritykey:RAID.ChassisIntegrated.
CMC ウェブインタフェースを使用する仮想ディスクの暗号 化 既存の仮想ディスクを暗号化するには、次の操作を実行します。 1. 左ペインで、Chassis ストレージ > 仮想ディスク > 管理の順にクリックします。 2. 仮想アクションドロップダウンリストから、仮想ディスクを選択し、適用をクリックします。 メモ: 仮想ディスクの暗号化オプションは、安全でない仮想ディスクが SED で設定されている場合にのみ使用できます。 RACADM を使用した仮想ディスクの暗号化 RACADM コマンドを実行して仮想ディスクを暗号化するには、次の構文を使用します。 racadm raid encryptvd:Disk.Virtual.0:RAID.ChassisIntegrated.
• • • セキュアなドライブをリタイア/再利用するために、データを削除するとき。 セキュアでロックされた外部設定をインポートする必要がない場合に、データを安全に消去するとき。 パスフレーズを紛失した場合に、ロックされたドライブを回復するとき。 1 つまたは複数の SED 物理ディスクの暗号的消去を実行することができます。 注意: 暗号的消去タスクを実行すると、物理ディスク上のすべてのデータが消去されます。 暗号消去の実行 物理ディスクが仮想ディスクの一部である場合、暗号消去を実行する前に、仮想ディスクから削除します。 暗号消去を実行します。 1. 左側のペインで、ストレージ > 物理ディスク > セットアップを選択してください。 物理ディスクの設定ページが表示されます。 2. データを消去する物理ディスクを選択します。 3. 物理ディスクのアクションドロップダウンリストから、暗号消去を選択し、適用をクリックします。 メッセージが表示され、操作の確認が求められます 4.
• 仮想ディスクの暗号化 エンクロージャ管理モジュール エンクロージャ管理モジュール (EMM) は、エンクロージャのデータパスおよびエンクロージャ管理タスクを提供します。EMM は、 エンクロージャコンポーネントおよびドライブへのアクセス権の監視と制御を行います。 EMM は、ホストサーバーに対してエンクロージャの属性と状態を通信します。 EMM モジュールは、エンクロージャの次のコンポー ネントを監視します。 • • • • • ファン 電源装置 温度プローブ 物理ディスクの挿入または取り外し エンクロージャ上の LED EMM のステータスおよび属性を表示する EMM ステータスには、EMM の正常性が表示されます。EMM には、エンクロージャから固有のステータス値が含まれます。最大 2 つの EMM が許可されます。 エンクロージャファームウェアは、各 EMM のステータスを作成します。 ウェブインタフェースを使用した EMM のステータスおよび属性の表示 EMM のステータスおよび属性を表示するには、次の手順を実行します。 シャーシ概要 → ストレージ → エンクロージャ → プロパティの
コネクタごとに 2 つまでのエンクロージャをレポートする 各外付け共有 PERC8 カードは、コネクタごとに最大 2 つのエンクロージャをサポートしています。ただし、制限が異なる構成が 2 つあります。 1 つの PERC(非フォールトトレラント)構成で、カード 1 枚につき最大 2 台のエンクロージャを接続することができま す。冗長ケーブル接続のため、フォールトトレラント外付け PERC 8 カードは、フォールトトレラントペアごとに最大 2 台のエンク ロージャをサポートします。 コネクタ上で 3 つ以上のエンクロージャが検出された場合、警告メッセージがシャーシログに記録されます。 これはシャーシの正 常性に影響し、アクティブなアラートまたはシャーシログエントリを提供します。 エンクロージャの資産タグと資産名の設定 エンクロージャを識別するには、エンクロージャの資産名と資産タグを設定します。 メモ: • 無効な値を入力した場合、エラーが表示されます。 • 最初に、ファームウェアに保存された値が表示されます。 • エンクロージャの資産タグと資産名を設定するには、シャーシ設定権限が必要です。 •
エンクロージャの温度警告しきい値の設定 温度警告しきい値では、エンクロージャ温度が警告としてレポートするしきい値を変更することができます。 メモ: • 無効な値を入力した場合はエラーが表示されます。 • 最初に、ファームウェア に保存された値が表示されます。 • エンクロージャの資産タグと資産名を設定するには、シャーシ設定権限が必要です。 ウェブインタフェースを使用したエンクロージャの温度警告しきい値の 設定 エンクロージャの温度警告しきい値を設定するには、次の手順を実行します。 シャーシ概要 → ストレージ → エンクロージャ → セットアップの順に選択します。エンクロージャ ドロップダウンメニューからエ ンクロージャを選択し、温度センサー 2 と 3 の警告しきい値の上限と下限の適切な値を入力します。資産タグ と 資産名 を適切な フィールドに入力し、適用をクリックします。 詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 RACADM を使用したエンクロージャ温度警告しきい値の設定 エンクロージャ内の温度プローブの最小警告しきい値を設定するには、 racadm raid s
CMC ウェブインタフェースを使用したエンクロージ ャプロパティの表示 エンクロージャプロパティを表示するには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 > ストレージ > エンクロージャ > プロパティ をクリックします。 2.
16 PCIe スロットの管理 デフォルトでは、すべてのスロットがマップ解除されています。次を実行することができます。 • • シャーシ内の全 PCIe スロットの状態の表示。 サーバーに対する PCIe スロットを割り当ておよび割り当て解除。 PCIe スロットをサーバーに割り当てる前に、次を考慮してください。 • • • 空の PCIe スロットを電源がオンになっているサーバーに割り当てることはできません。 サーバーに割り当てられたアダプタがある PCIe スロットは、現在割り当てられているサーバー(ソース)の電源がオンになって いる場合、別のサーバーに割り当てることはできません。 サーバーに割り当てられたアダプタがある PCIe スロットは、電源がオンになっている別のサーバー(ターゲット)に割り当てる ことはできません。 割り当てられている PCIe スロットをサーバーから削除する前に、以下の点を考慮します。 • • PCIe スロットが空の場合、サーバーの電源がオンになっていても、スロットをサーバーから割り当て解除できます。 PCIe スロットにアダプタがあり、その電源がオンになっていない場
CMC ウェブインタフェースを使用したサーバーへの PCIe スロットの割り当て PCIe スロットをサーバーに割り当てるには、次の手順を実行します。 • 左ペインで、シャーシ概要 > PCIe 概要 > セットアップ > マッピング:PCIe スロットからサーバースロット をクリックします。 マッピング:PCIe スロットからサーバースロット ページの 処置 列内にある 処置 ドロップダウンメニューから、適切なサーバ ー名を選択し、適用 をクリックします。 次に注意してください。 • • • • • • • ライセンスがないと、ハーフハイトサーバーにマップすることができる PCIe スロットの最大数は 2 個です。フルハイトサーバー が取り付けられている場合、PCIe スロットを上部サーバースロットに 2 個、および下部(拡張)サーバースロットに 2 個と、1 台のフルハイトサーバーにつき 4 個の PCIe スロットをマップすることができます。 サーバースロットは、8 個の PCIe スロットのうちどのスロットにもマップすることができます。 フルハイトサーバーでは上部メザニンと下部メザニンの両方が
サーバー BIOS による設定のための複数のカードの準備 ブレードノードへの電源投入前の全カードの初期化 • • これらのプロセスはすべて完了に数秒かかるため、PCIe カードの初期化に遅延を生じます。CMC VRTX の PCIe ライドスルー機能 は、このプロセスのサイクル時間を短縮します。PCIe ライドスルー機能は、次を可能にします。 • • サーバーノードへの電源投入が迅速化されるため、PCIe カードへの電源投入も迅速化されます。 次のシナリオにおいて、PCIe カードの電源オン状態が事前設定された時間分延長されます。 • • 関連するサーバーの電源がオフになった後 • アダプタ検出プロセスの終了後 カードの電源オン準備完了状態は、検出プロセス後、事前設定された時間分延長されます。この延長により、一般タイプのパ ワーサイクルシナリオの遅延を排除することができます。カードは、ノード割り当てと電源投入を待つ準備完了状態のままとな ります。カードは設定時間を超えると電源オフになります 。 メモ: 期間終了時、PCIe カードの電源がオフになります。ライドスルーモードのアダプタはすべて、シャー
4.
17 トラブルシューティングとリカバリ 本項では、CMC ウェブインタフェースを使用したリモートシステム上でのリカバリ、および問題のトラブルシューティングに関連 したタスクの実行方法について説明します。 • • • • • • • • • • • • • シャーシ情報の表示。 イベントログの表示。 設定情報、エラーステータス、エラーログの収集。 診断コンソールの使用。 リモートシステムの電源管理。 リモートシステムの Lifecycle Controller ジョブの管理。 コンポーネントのリセット。 ネットワークタイムプロトコル(NTP)問題に関するトラブルシューティング。 ネットワーク問題に関するトラブルシューティング。 アラート問題に関するトラブルシューティング。 システム管理者パスワードを忘れた場合のリセット。 シャーシ構成設定および証明書の保存と復元。 エラーコードおよびログの表示。 メモ: WinRM の Microsoft のサポートは、Windows 10 クライアントでは使用できません。WinRM の代わりに Power Shell を使用してください。 トピック: • • • • •
RACDUMP を使用した設定情報、シャーシ状態、およ びログの収集 racdump サブコマンドは、包括的なシャーシ状態、設定状況情報、イベントログの履歴を収集するための単一のコマンドを提供し ます。 racdump サブコマンドは、次の情報を表示します。 • • • • • • 一般的なシステム /RAC 情報 CMC 情報 シャーシ情報 セッション情報 センサー情報 ファームウェアビルド情報 対応インタフェース • • • CLI RACADM リモート RACADM Telnet RACADM racdump には次のサブシステムが含まれており、次の RACADM コマンドを集約します。racdump の詳細については、『PowerEdge VRTX の CMC 用 RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。 表 41.
SNMP MIB ファイルの詳細については、dell.
解決策: この問題は、AC グリッド障害が発生した時に、電源装置が冗長 AC グリッドに正しく接続されていなかった場合 に発生します。グリッド冗長性 ポリシーでは、左側 2 台の電源装置がひとつの AC グリッドに接続され、右側 2 台の電源装 置がもう一方の AC グリッドに接続されている必要があります。2 台の PSU が正しく接続されていない場合(例えば、PSU 2 と PSU 3 が誤った AC グリッドに接続されているなど)、AC グリッド障害は優先順位の最も低いサーバーでの電力喪失の 原因になります。 問題: PSU に障害が発生した後、優先順位の最も低いサーバーが電力を失った。 • • 解決策: サーバーの電源が切れる原因となる今後の電源装置障害を避けるには、シャーシに少なくとも 3 台の電源装置が装 備され、PUS 障害がサーバー動作に影響しないように 電源装置冗長性 ポリシーが設定されているようにしてください。 問題: データセンターの周囲温度が上がるとサーバー全体のパフォーマンスが低下する。 • • • 解決策: この問題は、ファンの電力需要の増加がサーバーへの電力割り当てを削減
ハードウェアログをクリアするには、ログのクリア をクリックします。 メモ: CMC はログがクリアされたことを示す新しいログエントリを作成します。 メモ: ハードウェアログをクリアするには、ログのクリア管理者 権限が必要です。 RACADM を使用したハードウェアログの表示 RACADM を使用してハードウェアログを表示にするには、CMC へのシリアル /Telnet/SSH テキスト コンソールを開いて CMC へ進 み、ログイン後、次を入力します。 racadm getsel ハードウェアログをクリアするには、次を入力します。 racadm clrsel シャーシログの表示 CMC は、シャーシ関連のイベントのログを生成します。CMC は、システムイベントログ(SEL)、SNMP、および電子メールのイ ンタフェースを介してアラート機能を提供します。 SPERC は、1 つ、または複数の PowerEdge サーバーの電源が入っている間に挿入します。 メモ: • シャーシログをクリアするには、ログのクリア管理者 権限が必要です。 RACADM を使用したシャーシログの表示 RACADM を使用してシ
コマンドの詳細については、『オンラインヘルプ』を参照してください。 診断結果ページが表示されます。 コンポーネントのリセット アクティブ CMC のリセット、またはサーバーを取り外されて再挿入されたかのように動作させるサーバーの仮想再装着を行うこと ができます。シャーシにスタンバイ CMC がある場合は、アクティブ CMC のリセットでフェイルオーバーが生じ、スタンバイ CMC がアクティブになります。 メモ: コンポーネントをリセットするには、デバッグ コマンド管理者 特権が必要です。 CMC ウェブインタフェースを使用してコンポーネントをリセットするには、次の手順を実行します。 1. 左ペインで、シャーシ概要 > トラブルシューティング > コンポーネントのリセット をクリックします。 コンポーネントのリセット ぺージが表示されます。 2.
次の racadm コマンドを入力することで、ntpd 状態を確認することもできます。 racadm getractime –n このコマンドの出力には、問題のデバッグに有用な詳細な NTP 統計が含まれています。 Windows ベースの NTP サーバーの設定を試行する場合、ntpd の MaxDist パラメータの増加が役立つ場合があります。デフォルト 設定は大部分の NTP サーバーと連動するために十分な大きさが必要であることから、このパラメータを変更する前に、変更による 影響すべてについて理解しておいてください。 パラメータを変更するには、次のコマンドを入力します。 racadm config –g cfgRemoteHosts –o cfgRhostsNtpMaxDist 32 変更後 NTP を無効化し、5~10 秒間待ってから再度 NTP を有効化します。 メモ: NTP は、再同期化のためにさらに 3 分時間を費やす場合があります。 NTP を無効化するには、次を入力します。 racadm config –g cfgRemoteHosts –o cfgRhostsNtpEnable 0 NT
コンポーネント サーバー IOM(共通) IOM(パススルー) 送風装置 PSU 202 LED の色、点滅パターン ステータス 橙色、点滅 障害 青色、消灯 スタンバイ 緑色、点灯 電源オン 緑色、点滅 ファームウェアのアップロード中 緑色、消灯 電源オフ 青色、点灯 正常 青色、点滅 ユーザーによって有効化されたモジュール識別 橙色、点灯 不使用 橙色、点滅 障害 青色、消灯 障害なし 緑色、点灯 電源オン 緑色、点滅 ファームウェアのアップロード中 緑色、消灯 電源オフ 青色、点灯 正常 / スタックマスター 青色、点滅 ユーザーによって有効化されたモジュール識別 橙色、点灯 不使用 橙色、点滅 障害 青色、消灯 障害なし / スタックスレーブ 緑色、点灯 電源オン 緑色、点滅 不使用 緑色、消灯 電源オフ 青色、点灯 正常 青色、点滅 ユーザーによって有効化されたモジュール識別 橙色、点灯 不使用 橙色、点滅 障害 青色、消灯 障害なし 緑色、点灯 ファン作動中 緑色、点滅
コンポーネント LED の色、点滅パターン Enclosure(エンクロージャ) 青色 橙色 ステータス ホストサーバーがエンクロージャを識別している場 合 オンになっているかリセット、障害状態 無応答 CMC のトラブルシューティング いずれのインタフェース(ウェブインタフェース、Telnet、SSH、リモート RACADM、シリアルなど)を使用しても CMC にログイ ンできない場合は、CMC 上の LED の観察、DB-9 シリアルポートを使用したリカバリ情報の取得、または CMC ファームウェアイ メージのリカバリなどを行うことにより、CMC が機能しているかどうかを確認できます。 メモ: シリアルコンソールを使ってスタンバイ CMC にログインすることはできません。 問題特定のための LED の観察 カードの左側には LED が 2 個あります。 • 左上の LED - 電源状態を示します。点灯していない場合は、次を確認してください。 少なくとも 1 台の電源装置に AC 電源がある。 CMC カードが正しく装着されている。取り出しハンドルを解放、または引いて CMC を取り外し、基板が
ファームウェアイメージのリカバリ 正常な CMC OS 起動が不可能な場合、CMC はリカバリモードになります。リカバリモードでは、ファームウェアアップデートファ イルである vrtx_cmc.bin をアップロードすることによってフラッシュデバイスを再プログラムできる、少数のコマンドサブセ ットを使用することができます。このファームウェアイメージファイルは、通常のファームウェアアップデートで使用されるものと 同じファイルです。リカバリプロセスは現在のアクティビティを表示し、完了時に CMC OS を起動します。 リカバリ プロンプトで recover と入力して を押すと、回復理由と使用可能なサブコマンドが表示されます。リカバリシー ケンス例は次のとおりです。 recover getniccfg recover setniccfg 192.168.0.120 255.255.255.0 192.168.0.1 recover ping 192.168.0.100 recover fwupdate -g -a 192.168.0.
メモ: • ブレードに電源が入っている状態では、エラーメッセージが表示されます。 • ブレードの電源が入っている状態では、このコマンドは失敗します。 フォールトトレラントのシャーシにおけるエンクロー ジャのホットプラグ 1. スロット 5 と 6 のシャーシがフォールトトレラントではないことを確認します。 2. エンクロージャを切断します。 3. スロット 5 と 6 の状態をフォールトトレラントモードに変更します。 4.
18 LCD パネルインタフェースの使用 LCD パネルを使用して設定と診断を実行したり、シャーシやそのコンテンツの状態情報を取得することができます。 次の図は、LCD パネルの図解です。LCD 画面には、メニュー、アイコン、画像、およびメッセージが表示されます。 図 4. LCD ディスプレイ 1. LCD 画面 2. 選択(「チェック」)ボタン 3.
いいえ — 質問に「いいえ」と答え、次の画面に進むに は、中央ボタンをハイライトして押します。 コンポーネント識別 — コンポーネントの青色 LED を 点滅させます。 メモ: コンポーネント識別 が有効になると、この アイコンを囲む青い長方形が点滅します。 LCD パネル上の状態インジケータ LED は、シャーシとそのコンポーネントの全体的な正常性目安を提供します。 • • • 青色の点灯は、正常性が良好であることを示します。 橙色の点滅は、少なくとも 1 つのコンポーネントに障害があることを示します。 青色の点滅は、シャーシグループ内の 1 つのシャーシを識別するために使用される ID 信号です。 メインメニュー メインメニュー から次のいずれかの画面に移動できます。 • • • • • KVM マッピング - サーバーに対して KVM をマッピングまたはマッピング解除するオプションがあります。 DVD マッピング - このオプションは、DVD ドライブがインストールされている場合のみ メインメニュー に表示されます。 エンクロージャ - シャーシの状態情報を表示します。 IP サマリ - CMC
上下矢印ボタンを使ってリスト内をスクロールします。画面に収まりきらない長さの選択済みメッセージをスクロールするには、左 右矢印ボタンを使用します。 エンクロージャ メニューに戻るには、上下矢印ボタンを使って 戻る アイコンを選択し、中央のボタンを押します。 設定 設定 メニューには、設定可能アイテムのメニューが表示されます。 • • • • LCD 言語 - LCD 画面のテキストとメッセージに使用する言語を選択します。 シャーシの向き - シャーシの取り付け方向に基づいて、タワーモード か ラックモード を選択します。 デフォルト LCD 画面 - LCD パネルにアクティビティがない場合に表示される画面(メインメニュー、前面状態、背面状態、側 面状態、または カスタム)を選択します。 ネットワーク設定 - これを選択して CMC のネットワーク設定を行います。この機能の詳細については、「LCD パネルインタフ ェースを使用した CMC ネットワークの設定」を参照してください。 上下矢印ボタンを使ってメニュー内のアイテムをハイライト表示するか、メインメニュー 画面に戻る場合は 戻る アイコンをハイ ラ
前面パネル LCD メッセージ このセクションには 2 つのサブセクションがあり、前面パネル LCD に表示されるエラーと状態情報をリストにします。 LCD の エラーメッセージ の形式は、CLI またはウェブインタフェースで表示されるシステムイベントログ(SEL)に似ています。 エラーセクションの表は、各種 LCD 画面に表示されるエラーおよび警告メッセージと、考えられるメッセージの原因をリストしま す。山括弧(< >)で囲まれたテキストは、そのテキストが様々であることを示します。 LCD の状態情報には、シャーシ内のモジュールについての記述的情報が含まれます。このセクションの表には、各コンポーネント に対して表示される情報が説明されています。 LCD モジュールとサーバー状態情報 本項の表では、シャーシ内のコンポーネントタイプごとに前面パネル LCD に表示される状態項目について説明します。 表 44.
アイテム 説明 エラーメッセージ エラーがない場合は、「エラーなし」が表示されます。それ以外の場合は、最初に重大なエラーメッセージ、次 に警告関連のエラーメッセージという順序でエラーメッセージがリストされます。 RPM 現在のファン速度(RPM)です。 表 47. PSU 状態 アイテム 説明 名前 / 場所 例:PSU1、PSU2 など。 エラーメッセージ エラーがない場合は、「エラーなし」が表示されます。それ以外の場合は、最初に重大なエラーメッセージ、次 に警告関連のエラーメッセージという順序でエラーメッセージがリストされます。 ステータス オフライン、オンライン、またはスタンバイ - PSU の電源状態を示します。 最大ワット数 PSU がシステムに供給できる最大ワット数です。 表 48.
表 51. 送風装置の状態 アイテム 説明 名前 / 場所 例:送風装置 1、送風装置 2 など。 エラーメッセージ エラーがない場合は、「エラーなし」が表示されます。それ以外の場合は、最初に重大なエラーメッセージ、次 に警告関連のエラーメッセージという順序でエラーメッセージがリストされます。 RPM 現在の送風装置速度(RPM) 表 52.
アイテム 説明 State(状態) オフライン、オンライン、またはスタンバイ - ハードディスクドライブの電源状態を示します。 表 55.
19 よくあるお問い合わせ(FAQ) 本項では、次に関するよくあるお問い合わせをリストします。 • • • • • RACADM リモートシステムの管理と復元 Active Directory FlexAddress と FlexAddressPlus IOM トピック: • • • • • RACADM リモートシステムの管理と復元 Active Directory FlexAddress と FlexAddressPlus IOM RACADM CMC リセットの実行後(RACADM racreset サブコマンドを使用)、コマンドを入力すると、次のメッセージが表示されます。 racadm Transport: ERROR: (RC=-1) このメッセージは何を意味しますか? 別のコマンドは、CMC がリセットを完了した後でのみ、発行される必要があります。 RACADM サブコマンドを使用すると、次のエラーの 1 つ、または複数が表示されることがあります。 • ローカルエラーメッセージ - ERROR: といった構文、入力ミス、名前の誤りなどの問題で
CMC ウェブサーバーは次の状況が発生するとリセットされます。 • • • • • CMC ウェブユーザーインタフェースを使用してネットワーク設定やネットワークセキュリティのプロパティを変更する。 cfgRacTuneHttpsPort プロパティが変更された(config -f(config ファイル)が変更する場合も含む)。 racresetcfg が使用されたか、またはシャーシ構成のバックアップが回復された。 CMC がリセットされた。 新しい SSL サーバー証明書がアップロードされた。 使用している DNS サーバーが CMC を登録しません。 一部の DNS サーバーは、最大 31 文字までの名前のみを登録します。 CMC ウェブインタフェースにアクセスする時、SSL 証明書が信頼されていない認証局(CA)によって発行されたというセキュリ ティ警告が表示されます。 CMC には、ウェブインタフェースとリモート RACADM 機能のネットワークセキュリティを確保するためのデフォルトの CMC サー バー証明書が備わっています。この証明書は信頼できる認証局(CA)によって発行されたものではありませ
はい。混在モードでは、CMC クエリプロセスで使用されるすべてのオブジェクト(ユーザー、RAC デバイスオブジェクト、関連オ ブジェクトなど)は同じドメインにある必要があります。 デル拡張 Active Directory ユーザーとコンピュータスナップインはモードをチェックし、混合モードであれば、ドメイン間でオブジェ クトを作成するためにユーザーを制限します。 CMC と Active Directory の併用は、複数のドメイン環境をサポートしますか? はい。ドメインフォレスト機能レベルはネイティブモードまたは Windows 2003 モードである必要があります。さらに、関連オブジ ェクト、RAC ユーザーオブジェクト、および RAC デバイスオブジェクト(関連オブジェクトを含む)間のグループは、ユニバーサ ルグループである必要があります。 これらの Dell 拡張オブジェクト(Dell 関連オブジェクト、Dell RAC デバイス、および Dell 権限オブジェクト)をいくつかのドメ インに分散できますか? 関連オブジェクトと特権オブジェクトは、同じドメインにある必要があります。Dell 拡張 Act
• この場合元の機能カードは、デルサービスに依頼して元のシャーシサービスタグを別のシャーシに移入するよう再プログラムし た上で、元の機能カードを搭載した CMC をそのシャーシ上で有効にする以外は、そのシャーシでも他のシャーシでも無効化で きません。 FlexAddress 機能は本来バインドされていたシャーシでアクティブ状態が維持されます。そのシャーシ機能のバインディング は、新規サービスタグを反映するようにアップデートされます。 2 つの機能カードが冗長 CMC システムに取り付けられた場合、エラーメッセージが表示されますか? アクティブ CMC の機能カードがアクティブで、シャーシに取り付けられます。2 番目のカードは CMC によって無視されます。 SD カードには、書き込み防止ロック機能はありますか? はい、あります。SD カードを CMC モジュールにインストールする前に、書き込み防止ラッチがアンロックの位置にあることを確 認してください。SD カードが書き込み防止されていると、FlexAddress 機能をアクティブ化することはできません。この場合、 $racadm feature -s コ