Users Guide
メモ: デフォルトの HTTPS ポート番号(ポート 80)を変更した場合は、<cmcname.domain-
name>:<port number> を使用して CMC ウェブインタフェースにアクセスします。ここで、
cmcname は CMC の CMC ホスト名、domain-name はドメイン名、port number は HTTPS の
ポート番号をそれぞれ表します。
CMC は、有効な Active Directory アカウントを使ってログインしたときにブラウザによってキャッシュ
された Kerberos 資格情報でユーザーをログインします。ログインに失敗すると、ブラウザは通常の
CMC ログインページにリダイレクトされます。
メモ: Active Directory ドメインにログインしておらず、Internet Explorer 以外のブラウザを使用し
ている場合、ログインに失敗し、ブラウザには空白ページのみが表示されます。
シリアル、Telnet、または SSH コンソールを使用した CMC
へのログイン
シリアル、Telnet、または SSH 接続を介して CMC にログインできます。
管理ステーションのターミナルエミュレータソフトウェアおよび管理下ノード BIOS を設定した後、次のタ
スクを実行して CMC にログインします。
1. 管理ステーションのターミナルエミュレーションソフトウェアを使って、CMC に接続します。
2.
CMC ユーザー名とパスワードを入力して、<Enter> を押します。
これで CMC にログインされました。
RACADM を使用した CMC へのアクセス
RACADM は、テキストベースのインタフェースを通して CMC の設定と管理を行えるコマンド群を提供しま
す。
RACADM には、Telnet/SSH またはシリアル接続の使用、KVM 上での Dell CMC コンソールの使用、あ
るいは管理ステーションにインストールされた RACADM コマンドラインインタフェースのリモート使用に
よってアクセスできます。
RACADM インタフェースは、次のように分類されます。
• リモート RACADM — -r オプションと CMC の DNS 名または IP アドレスを使って、管理ステーション上
で
RACADM コマンドを実行できます。
メモ: リモート RACADM は、『Dell Systems Management Tools and Documentation DVD』に含ま
れており、管理ステーションにインストールされます。
• ファームウェア RACADM - Telnet、SSH、またはシリアル接続を使って CMC にログインすることを可能
にします。ファームウェア
RACADM では、CMC ファームウェアの一部である RACADM 実装を実行でき
ます。
リモート RACADM コマンドをスクリプトで使用して、複数の CMC を設定できます。CMC ではサポートさ
れていないため、これらのスクリプトを
CMC ウェブインタフェース上で直接実行することはできません。
RACADM の詳細については、『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラ
インリファレンスガイド』を参照してください。
複数の CMC を設定する方法については、 「RACADM を使用した複数の CMC の設定」を参照してくださ
い。
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