Users Guide
CMC ウェブインタフェースを使用してフォールトトレラントモードのピアコントローラを有効または無効
にするには、次の手順を実行します。
1. 左ペインで、シャーシ概要 → ストレージ → コントローラ → トラブルシューティング をクリックしま
す。
2. コントローラトラブルシューティング ページで、内蔵 2 PERC に対応する 処置 ドロップダウンメニュ
ーから次のいずれかを選択し、
適用 をクリックします。
• RAID コントローラを無効にする — フォールトトレラントモードでピアコントローラを無効にしま
す。
• RAID コントローラの有効化 — フォールトトレラントモードのピアコントローラを有効化します。
内蔵 2 PERC がすでに無効になっている場合、ドロップダウンメニューの RAID コントローラの有効
化
オプションが使用可能になります。
• 外付け共有 PERC 8 カードコントローラを有効または無効にするには、次の手順を実行します。
– コントローラトラブルシューティング ページで、スロット 5 またはスロット 6 の外付け共有
PERC 8 カードに対応する 処置 ドロップダウンメニューから次のいずれかを選択し、適用 をクリ
ックします。
* RAID コントローラを無効する — RAID コントローラを無効にします。
* RAID コントローラを有効にする — RAID コントローラを有効にします。PERC がすでに無効
になっている場合、ドロップダウンメニューの
RAID コントローラを有効にする オプション
が使用可能になります。
• 設定のリセット — このオプションを選択して、仮想ドライブを削除し、コントローラに接続された
すべてのホットスペアの割り当てを解除します。ただし、これで削除されるのは構成からのディスク
のみであり、データは削除されません。メモ: 構成をリセットしても、外部構成は削除されません。
外部設定のクリアを使用してリセットします。
• TTY ログのエクスポート — このオプションを選択して、ローカルシステム上の TTY ログをエクスポ
ートします。メモ: コントローラから収集された TTY ログには、ドライブから取得したデータが含
まれていません。 SAS アドレスなどのデータが含まれている可能性があります。
• フォールトトレランスを有効にする — このオプションを選択すると、外付け PERC のフォールトト
レランスモードを有効にすることができます。またこの処置を実行すると、外付け共有 PERC 9 がリ
セットされます。
• フォールトトレランスを無効にする — このオプションを選択すると、外付け PERC のフォールトト
レランスモードを無効にすることができます。またこの処置を実行すると、外付け共有
PERC 9 がリ
セットされます。
メモ:
– 無効化された PERC については、その他オプション(設定のリセット、TTY ログのエクス
ポート、固定キャッシュの破棄、
RAID コントローラの無効化)のいずれもドロップダウン
メニューで利用できません。
– デフォルトでは、内蔵されている 2 つの共有ストレージアダプタが高可用性モードで検出
されます。
– 外部共有コントローラが接続された後、その上でフォールトトレランスモードを有効にする
必要があります。
– フォールトトレランスを有効にする と フォールトトレランスを無効にする は、外付け共有
PERC 8 カードについてのみ表示されます。 外付け共有 PERC 8 カードのデフォルトモー
ドは、非フォールトトレラントモードです。
メモ: ピアコントローラの有効化または無効化により、シャーシのパワーサイクルが開始されます。変
更が反映されるのは、パワーサイクル完了後のみです。
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