Users Guide
CMC ウェブインタフェースを使用した電力バジェットと冗長性の設定
メモ: 電源管理処置を実行するには、シャーシ設定システム管理者 権限が必要です。
電力バジェットを設定するには、次の手順を実行します。
1. 左ペインで、シャーシ概要 → 電源 → 設定 をクリックします。
2. バジェット / 冗長性設定 ページで、次のプロパティのいずれかまたはすべてを必要に応じて選択しま
す。各フィールドの説明については、『オンラインヘルプ』を参照してください。
• サーバーベースの電源管理の有効化
• システム入力電力の上限
• 冗長性ポリシー
• 電源装置の動的制御を有効にする
• シャーシ電源ボタンの無効化
• 最大電力節減モード
• リモート電力ログを有効にする
• リモート電力ログの間隔
3. 適用 をクリックして変更を保存します。
RACADM を使用した電力バジェットと冗長性の設定
メモ: 電源管理処置を実行するには、シャーシ設定システム管理者 権限が必要です。
冗長性を有効にして冗長性ポリシーを設定するには、次の手順を実行します。
1. シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインします。
2. 必要に応じてプロパティを設定します。
• 冗長性ポリシーを選択するには、次を入力します。
racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisRedundancyPolicy <value>
ここで、<value> は 1(グリッド冗長性)、2(電源装置冗長性)です。デフォルト値は 2 です。
例えば、次のコマンドは冗長性ポリシーを 1 に設定します。
racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisRedundancyPolicy 1
• 電力バジェット値を設定するには、次を入力します。
racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisPowerCap <value>
この <value> は 938~4800W の数値で、ワット単位での最大電力上限を示しています。デフォルト
は 4800 です。
たとえば、次のコマンドは最大電力バジェットを 4800 ワットに設定します。
racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisPowerCap 4800
• PSU の動的電源供給を有効または無効にするには、次を入力します。
racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisDynamicPSUEngagementEnable
<value>
ここで <
値
> は 0(無効)、1(有効)です。デフォルトは 0 です。
例えば、次のコマンドは動的 PSU 電源供給を無効化します。
racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisDynamicPSUEngagementEnable 0
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