Users Guide
• シャーシグループのセットアップ
• シャーシ構成プロファイル
• シャーシ設定プロファイルを使用した RACADM での複数の CMC の設定
• RACADM を使用した複数の CMC の設定
CMC ネットワークインタフェースアドレスの DHCP の有効
化または無効化
有効にすると、CMC の NIC アドレス用 DHCP 機能が動的ホスト構成プロトコル(DHCP)サーバーからの IP アドレスに対する要求と取得を自動で行
います。この機能はデフォルトで無効になっています。
DHCP を有効にして、DHCP サーバーから自動的に IP アドレスを取得することができます。
DNS IP アドレス用 DHCP の有効化または無効化
CMC の DNS アドレス用 DHCP 機能はデフォルトで無効になっています。この機能を有効にすると、プライマリおよびセカンダリ DNS サーバーアドレスが
DHCP サーバーから取得されます。この機能を使用している間、DNS サーバーの静的 IP アドレスを設定する必要はありません。
DNS アドレス用 DHCP 機能を有効化し、優先および代替 DNS サーバーの静的アドレスを指定するには、次を入力します。
racadm config -g cfgLanNetworking -o
cfgDNSServersFromDHCP 1
IPv6 のために DNS アドレス用 DHCP 機能を有効化し、優先および代替 DNS サーバーの静的アドレスを指定するには、次を入力します。
racadm config -g cfgIPv6LanNetworking -o
cfgIPv6DNSServersFromDHCP6 1
静的 DNS IP アドレスの設定
メモ
: 静的 DNS IP アドレス設定は、DNS アドレス機能向けの DCHP が無効化されない限り、有効ではありません。
IPv4 でプライマリとセカンダリ DNS IP サーバーアドレスを設定するには、次を入力します。
racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer1 <IP-address> racadm config -g
cfgLanNetworking -o cfgDNSServer2 <IPv4-address>
IPv6 でプライマリとセカンダリ DNS IP サーバーアドレスを設定するには、次を入力します。
racadm config -g cfgIPv6LanNetworking -o cfgIPv6DNSServer1 <IPv6-address> racadm config -g
cfgIPv6LanNetworking -o cfgIPv6DNSServer2 <IPv6-address>
CMC ネットワーク LAN 設定の表示と変更
コミュニティ文字列や SMTP サーバー IP アドレスなどの LAN 設定は、CMC およびシャーシの外部設定に影響します。
IPv6 が起動時に有効化されると、3 つのルータ要請がその後 4 秒ごとに送信されます。外部ネットワークのスイッチがスパニングツリープロトコル(SPT)
を実行している場合、外部スイッチポートが 13 秒以上ブロックされ、IPv6 ルータ要請が送信されます。このような場合、IPv6 ルータによってルータ広告が
不要に送信されるまで、IPv6 接続性が制限される期間が生じる場合があります。
メモ
: CMC のネットワーク設定を変更すると、現在のネットワーク接続が切断される可能性があります。
メモ: CMC ネットワーク設定を指定するには、シャーシ設定システム管理者 の権限が必要です。
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CMC の設定