Users Guide
たとえば、PCIe デバイス 1 のプロパティを表示するには、次のコマンドを実行します。
racadm getpciecfg -c pcie.chassisslot.1
• 既存の PCIe 設定を表示するには、次のコマンドを実行します。
racadm getconfig-g cfgPCIe
メモ
: メザニンカードが関連スレッドに存在しない場合、PCIe カードの電源はオンになりません。
PCIe の再割り当て
PCIe の再割り当て機能を使用すると、 下部ベイのコンピュートスレッドに割り当てられている PCIe スロットを上部ベイのコンピュートスレッドにマップするこ
とができます。
CMC ウェブインタフェース、CMC WSMan または RACADM を使用して PCIe の再割り当てオプションを有効化または無効化することができます。再割
り当ての設定を設定または変更するには、シャーシ構成権限が必要です。再割り当ての設定を変更する前に、シャーシ内のコンピュートスレッドのすべて
の電源を切ります。再割り当てが変更された後に、コンピュートスレッドの電源がオンになると、下段のベイのコンピュートスレッドに以前に割り当てられてい
たスロットが、上段のベイのコンピュートスレッドに対応してマップされます。以下に
PCIe の再割り当ての例を示します。
• フル幅(FW)FC830 での PCIe 再割り当て。
– FW スレッド -3(PCIe スロット 1~4)にマップされた PCIe スロットが、スレッド –1 に再割り当てられました。スレッド –1 は PCIe スロット 1~8 にマ
ップされるようになりました。
• ハーフ幅(HW)FC630 での PCIe 再割り当て。
– HW スレッド -3(PCIe スロット 5~6)にマップされた PCIe スロットが、スレッド –1 に再割り当てされました。スレッド -1 は PCIe スロット 5~8 に
マップされるようになりました。
– HW スレッド -4(PCIe スロット 1~2)にマップされた PCIe スロットが、スレッド -2 に再割り当てされました。スレッド -2 は PCIe スロット 1~4 にマ
ップされるようになりました。
• クオーター幅(QW)FC430 での PCIe 再割り当て。
– QW スレッド -3a(PCIe スロット 6)にマップされた PCIe スロットが、スレッド -1 に再割り当てされました。スレッド -1a は PCIe スロット 6~8 にマ
ップされるようになりました。
– QW スレッド -3b(PCIe スロット 5)にマップされた PCIe スロットが、スレッド -1b に再割り当てされました。スレッド -1b は PCIe スロット 5 と 7 に
マップされるようになりました。
– QW スレッド -3c(PCIe スロット 2)にマップされた PCIe スロットが、スレッド -1c に再割り当てされました。スレッド -1c は PCIe スロット 2 と 4 にマ
ップされるようになりました。
– QW スレッド -3d(PCIe スロット 1)にマップされた PCIe スロットが、スレッド -1d に再割り当てされました。スレッド -1d は PCIe スロット 1 と 3 にマ
ップされるようになりました。
詳細については、『 Dell PowerEdge FX2 and FX2s Enclosure Owner's Manual』(Dell PowerEdge FX2 および FX2s エンクロージャオーナーズマニュ
アル
)を参照してください。
CMC ウェブインタフェースを使用した PCIe 再割り当ての有効化または無効化
1 左ペインで サーバー概要 をクリックします。
PCIe ステータス ページが表示されます。
2 セットアップ をクリックします。
マッピング:PCIe スロットの再割り当て ページが表示されます。
3 PCIe スロットの再割り当ての有効化 チェックボックスを選択またはクリアしてから、 適用 をクリックします。
RACADM を使用した PCIe 再割り当ての有効化または無効化
PCIe のスロットへの再割り当てを有効化または無効化するための入力値は、以下のとおりです。
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PCIe スロットの設定