Users Guide

25. featurecard -s コマンドによって返される状態メッセージ
状態メッセージ 処置
No feature card inserted.
SD カードが正しく挿入されていること CMC で確認してください。
The feature card inserted is valid and
contains the following feature(s) FlexAddress:
bound.
処置の必要はありません。
The feature card inserted is valid and
contains the following feature(s) FlexAddress:
bound to another chassis, svctag=ABC1234, SD
card SN = 1122334455.
SD カードを取り外し、現在のシャーシ用の SD カードを取り付けます。
The feature card inserted is valid and
contains the following feature(s) FlexAddress:
not bound.
機能カードは、別のシャーシに移動したり、現在のシャーシで再有効化する
ことができます。現在のシャーシで再有効化するには、機能カードが取り付け
られている CMC モジュールがアクティブになるまで racadm racreset
入力し続けます。
Dell 機能カードには複数の機能が含まれている場合があります。シャーシ上で Dell 機能カードに含まれている機能のいずれかがアクティブ化されると、そ
Dell 機能カードに含まれているその他の機能は異なるシャーシでアクティブ化できなくなります。この場合、racadm feature -s コマンドは対象機能に
関して次のメッセージを表示します。
ERROR: One or more features on the SD card are active on another chassis
feature コマンドおよび featurecard コマンドの詳細については、『Dell Chassis Management Controller for PowerEdge FX2/FX2s
RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。
FlexAddress の非アクティブ化
RACADM コマンドを使用して、FlexAddress 機能を非アクティブ化し、SD カードを取り付け前の状態に戻すことができます。ウェブインタフェースには、非
アクティブ化機能はありません。非アクティブ化すると、SD カードは別のシャーシ内に装着し、アクティブ化することが可能な元の状態に戻ります。この文
脈では、用語
FlexAddress FlexAddress FlexAddressPlus の両方を意味します。
メモ: SD カードは、物理的に CMC に取り付ける必要があります。また、非アクティブ化コマンドを実行する前に、シャーシの電源をオフにする
必要があります。
SD カードが取り付けられていない状態、または異なるシャーシからのカードが取り付けられている状態で非アクティブ化コマンドを実行すると、この機能は
非アクティブ化されますが、そのカードに対して変更は行われません。
FlexAddress 機能を非アクティブ化し、SD カードを復元するには、次の RACADM コマンドを使用します。
racadm feature -d -c flexaddress
正常に非アクティブ化されると、コマンドが次の状態メッセージを返します。
feature FlexAddress is deactivated on the chassis successfully.
シャーシの電源がオフになっていない状態でコマンドを実行すると、コマンドが次のエラーを返します。
ERROR: Unable to deactivate the feature because the chassis is powered ON
メモ: FlexAddress 機能を再度有効にするには、CMC を再起動します。
このコマンドの詳細については、『Dell Chassis Management Controller for PowerEdge FX2/FX2s RACADM コマンドラインリファレンスガイド』の
コマンドの項を参照してください。
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FlexAdress および FlexAddress Plus カードの使用