Users Guide
メモ: IOM 接続はシャーシごとに同時に 1 つしか存在できません。
メモ: シリアル コンソールからパススルーに接続することはできません。
管理対象サーバのシリアルコンソールに接続するには、
connect server-n コマンドを実行します。ここで n は 1~4(PowerEdge FM120x4 の場
合
)または 1~8(PowerEdge FC630 の場合)です。また、racadm connect server-n コマンドも使用できます。-b オプションを使用してサ
ーバに接続する場合、バイナリ通信が前提とされ、エスケープ文字は無効になります。iDRAC を使用できない場合、No route to host(ホストへ
のルートなし)エラーメッセージが表示されます。
connect server-n コマンドにより、ユーザーによるサーバのシリアルポートへのアクセスが可能になります。この接続が確立されると、ユーザーは
CMC のシリアルポート経由でサーバのコンソールリダイレクトを表示できます。これには、BIOS シリアルコンソールとオペレーティングシステムシリアルコンソ
ールが含まれます。
メモ
: BIOS 起動画面を表示するには、サーバの BIOS セットアップでシリアルリダイレクトが有効化されている必要があります。また、ターミナ
ルエミュレータウィンドウを 80 x 25 に設定しておく必要もあります。それ以外の設定では、ページの文字が正しく表示されません。
メモ: BIOS セットアップのページでは、どのキーも動作しません。そのため、<Ctrl> <Alt> <Delete> などに対して適切なキーボードショートカッ
トを入力します。必要なキーボードショートカットは、最初のリダイレクト画面に表示されます。
シリアルコンソールリダイレクトのための管理下サーバー BIOS の設
定
iDRAC7 ウェブインタフェースを使用して、リモートコンソールセッションによる管理下システムへの接続を実行できます(dell.com/support/manuals にあ
る『
Dell Integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC)ユーザーズガイド』を参照)。
デフォルトでは、BIOS のシリアル通信はオフになっています。ホストテキストコンソールデータをシリアルオーバー LAN にリダイレクトするには、COM1 経由で
コンソールリダイレクトを有効化する必要があります。BIOS 設定を変更するには、次の手順を実行します。
1 管理下サーバーの電源をオンにします。
2 POST 中に <F2> キーを押して BIOS セットアップユーティリティを起動します。
3 シリアル通信 に移動し、<Enter> を押します。ダイアログボックス内のシリアル通信リストに次のオプションが表示されます。
• オフ
• コンソールリダイレクトなしでオン
• COM1 経由のコンソールリダイレクトでオン
これらのオプション間を移動するには、矢印キーを押します。
メモ: COM1 経由のコンソールリダイレクトでオン オプションが選択されていることを確認してください。
4 起動後のリダイレクト を有効化します(デフォルトは 無効)。このオプションは次回再起動時に BIOS コンソールリダイレクトを有効化します。
5 変更を保存して終了します。
管理下システムが再起動します。
シリアルコンソールリダイレクトのための Windows の設定
Windows Server 2003 以降の Microsoft Windows Server バージョンを実行しているサーバーには設定は必要ありません。Windows は BIOS から
情報を受け取り、
COM 1 の Special Administration Console(SAC)コンソールを有効化します。
コマンドラインコンソールを使用するための CMC の設定
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