Users Guide
2 Hilgraveve’s HyperTerminal for Windows
シリアル Null モデムケーブル(両端に存在)の一方をシャーシ背面のシリアルコネクタに接続し、ケーブルのもう一方を管理ステーションのシリアルポートに
接続します。ケーブル接続についての詳細は、「
シャーシ概要」の項でシャーシ背面パネルを参照してください。
次のパラメータを使用してターミナルエミュレーションソフトウェアを設定します。
• ボーレート:115200
• ポート:COM 1
• データ:8 ビット
• パリティ:なし
• 停止:1 ビット
• ハードウェアフロー制御:はい
• ソフトウェアフロー制御:いいえ
connect コマンドを使用したサーバまたは入出力モジュール
の接続
CMC は、サーバーまたは I/O モジュールのシリアルコンソールをリダイレクトするための接続を確立できます。
サーバーでは、次を使用してシリアルコンソールリダイレクトを実行できます。
• CMC コマンドラインインタフェース(CLI)または RACADM connect コマンド。RACADM コマンドの実行の詳細については、『Chassis
Management Controller for PowerEdge FX2/FX2s RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。
• iDRAC ウェブインタフェースのシリアルコンソールリダイレクト機能。
• iDRAC Serial Over LAN(SOL)機能。
シリアル、Telnet、SSH コンソールでは、サーバまたは I/O モジュールへのシリアル接続を確立するために、CMC で connect コマンドがサポートされてい
ます。サーバシリアルコンソールには、BIOS の起動画面とセットアップ画面の両方、およびオペレーティングシステムシリアルコンソールが備わっています。
I/O モジュールには、スイッチシリアルコンソールを利用できます。シャーシ上には IOM が 1 つ存在します。
注意
: CMC シリアルコンソールからの実行時は、CMC がリセットされるまで connect -b オプションが接続されたままとなります。この接続
はセキュリティリスクとなる可能性があります。
メモ: connect コマンドには、–b(バイナリ)オプションがあります。–b オプションはバイナリのローデータを渡し、
cfgSerialConsoleQuitKey は使用しません。さらに、CMC シリアルコンソールを使用してサーバに接続した場合、DTR 信号が遷移し
ても(デバッガを接続するためにシリアルケーブルを取り外した場合など)、アプリケーションは終了しません。
メモ: IOM がコンソールリダイレクトをサポートしていない場合、connect コマンドは空のコンソールを表示します。その場合、CMC コンソール
に戻るには、エスケープシーケンスを入力します。コンソールのデフォルトのエスケープシーケンスは <Ctrl><\> です。
IOM に接続するには、次を入力します。
connect switch-n
ここで n は、IOM ラベル A1 です。
connect コマンドで IOM を参照する場合、IOM は次の表にあるとおりにマップされます。
表 23. スイッチへの IO モジュールのマッピング
IO モジュールラベル スイッチ
A1
switch-a1 または switch- 1
A2
switch-a2 または switch- 2
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コマンドラインコンソールを使用するための CMC の設定