Users Guide
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概要
Dell™ChassisManagementControllerファームウェアバージョン 2.10 ユーザーガイド
Dell™ChassisManagementController(CMC)はホット プラグ可能なシステム管理ハードウェアおよびソフトウェアのソリューションで、DellPowerEdge™M1000eシャーシ システムの
リモート管理と電源制御の機能を提供するように設計されています。
CMC は、温度、ハードウェアの誤った構成、電源障害、ファン速度に関する警告やエラーの電子メール警告や SNMP トラップ警告を送信するように設定できます。
CMC は自身のマイクロプロセッサとメモリを持っており、差し込んだモジュラシャーシから電源が供給されます。
CMC を使い始める際は、「CMC のインストールと設定」を参照してください。
このリリースの新機能
このリリースの CMC では、次の機能がサポートされています。
l IPv6 — CMC では IPv6 プロトコルがサポートされるようになりました。
IPv6 Ready Logo Committee の目的は、IPv6 仕様適合性試験と相互接続性試験の定義、セルフテストツールへのアクセス提供、および IPv6 Ready Logo の取得にあります。CMC
および iDRAC は Phase-2 IPv6 Ready Logo の認証を受けており、ロゴ ID は 02-C-000378(Dell PowerEdge M1000e)です。IPv6 Ready Logo プログラムについては、
www.ipv6ready.org を参照してください。
l VLAN タギング — CMC および iDRACs では、ネットワークトラフィックを仮想 LAN(VLAN)に割り当てることができるようになりました。
l Active Directory アカウントのシングルサインオン — シングルサインオンによって、ローカルシステム上の Microsoft®Active Directory®を使用して認証されたユーザーは、これらの
資格情報を CMC ウェブユーザーインタフェースに自動的に適用できます。
l Smart Card を用いた二要素認証 — ユーザーの認証にパスワードだけでなく スマートカードと PIN を加えることでセキュリティを強化しました。
l SSH 経由の公開キー認証 — ユーザー ID / パスワードの組み込みや入力を行う必要をなくしたことで、SSH スクリプトの自動化を促進します。
l 電力管理強化 — 柔軟な電力装置冗長性モード(1+1、2+1、3+1)を用意しました。フォールトトレラントな AC 冗長性モード(1+1、2+2、3+3)も追加しました。
l 追加エラーレポートオプション — iDRAC システムイベントログが ブレードステータス ページに表示されるため、iDRAC にログインして表示する必要がなくなりました。また、CMC イベントは
リモート syslog サーバーにも送信されるようになりました。
l リモート仮想メディアファイルの共有オプション — ネットワーク上の共有ドライブのファイルを CMC 経由で 1 つまたは複数のブレードにマッピングしたり、オペレーティングシステムを導入およ
び更新に使用できます。
l CMC からサーバーの SEL 項目を読み取ったり、クリアしたりできます。
CMC 管理機能
CMC は次の管理機能を提供します。
l CMC 冗長環境
l IPv4 および IPv6 のダイナミック DNS(DDNS)の登録
l SNMP、ウェブインタフェース、iKVM、または Telnet/SSH 接続を利用したリモートシステム管理と監視
このリリースの新機能
CMC 管理機能
セキュリティ 機能
シャーシの概要
ハードウェア仕様
対応リモートアクセス接続
対応プラットフォーム
対応ウェブブラウザ
対応管理コンソールアプリケーション
WS-Management のサポート
その他のマニュアル