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個別 IOM のネットワーク設定
I/O モジュールセットアップ ページでは、IOM の管理に使うインタフェースのネットワーク設定を指定できます。Ethernet スイッチの場合、帯域外管理ポート(IP アドレス)が設定されます。帯域内管
理ポート(VLAN 1)の場合、このインタフェースを介して設定は行われません。
個別の IOM のネットワーク設定を行うには
1. CMC ウェブインタフェースにログインします。
2. システムツリーで I/O モジュール を展開します。セットアップ サブタブをクリックします。I/O モジュールネットワーク設定 ページが表示されます。
3. I/O モジュールのネットワーク設定を行うには、以下のプロパティ値を入力または選択して、適用 をクリックします。
表 10-3 I/O モジュールのネットワーク設定
IOM ネットワーク設定のトラブルシューティング
以下のリストでは、IOM ネットワーク設定のトラブルシューティングを行う際の項目が含まれます。
メモ: パススルーには MAC アドレスはありません。MAC アドレスがあるのは、スイッチだけです。
ロール
モジュール同士がリンク付けされた場合の I/O モジュールのスタックメンバーシップを表示します。
l メンバー - モジュールはスタックセットの一部です。
l マスター - モジュールはプライマリアクセスポイントです。
メモ: I/O モジュール構成 ページで設定を変更する際、IOM グループ A を設定するにはファブリック A 管理者権限が必要となり、IOM グループ B の場合はファブリック B 管理者権限、
IOM グループ C の場合はファブリック C 管理者権限が必要となります。
メモ: Ethernet スイッチの場合、帯域内(VLAN1)および帯域外管理 IP アドレスが共に同じネットワーク上にあってはなりません。この場合、帯域外 IP アドレスは設定されないままとなりま
す。デフォルトの帯域内管理 IP アドレスについては、IOM 文書を参照してください。
メモ: シャーシに存在する IOM のみ、表示されます。
メモ: Ethernet パススルー スイッチまたは Infiniband スイッチ用に I/O モジュールのネットワーク設定を行わないでください。
メモ: 電源を投入できる IOM のみ、設定することが可能です。
メモ: CMC で IOM に設定した IP アドレスは、スイッチの永久的なスタートアップ設定に保存されません。IP アドレスの設定を永久的に保存するには、connect switch-n コマンドま
たはracadm connect switch -nRACADM コマンドを入力するか、または IOM GUI への直接インタフェースを使用してこのアドレスをスタートアップ設定ファイルに保存する必要が
あります。
項目
説明
スロット
シャーシ内の IOM の位置をグループ番号(A、B、C)とスロット番号(1 または 2)で示します。スロット名:A1、A2、B1、B2、C1、C2 (スロット値を変更することはできません。)
Name
IOM 製品名が表示されます。(IOM 名を変更することはできません。)
電源状態
IOM の電源状況が表示されます。(このページから電源状況を変更することはできません。)
DHCP 有効
シャーシ上の IOM が動的ホスト構成プロトコル(DHCP)サーバーに自動的に IP アドレスを要求して取得できるようになります。
デフォルト:オン(有効)
このオプションがオンの場合、IOM は IP 設定(IP アドレス、サブネットマスク、ゲートウェイ)をネットワーク上の DHCP サーバーから自動的に取得します。
メモ: この機能が有効な場合、IP アドレス、ゲートウェイおよびサブネットマスクのプロパティフィールド(このオプションのすぐ隣に位置する)は無効になり、過去に入力されたプロ
パティ値は無視されます。
このオプションがオフの場合、このオプションのすぐ隣の該当するテキストフィールドに、有効な IP アドレス、ゲートウェイおよびサブネットマスクを手動で入力する必要がありま
す。
IP アドレス
IOM ネットワークインタフェースの IP アドレスを指定します。
サブネットマス
ク
IOM ネットワークインタフェースの サブネットマスクを指定します。
ゲートウェイ
IOM ネットワークインタフェースの ゲートウェイを指定します。