Users Guide
ユーザーの追加と設定
RACADM または CMC ウェブインタフェースを使って CMC の追加、設定を行うことができます。また、Microsoft®Active Directory®を使ってユーザーの管理を行うこともできます。
RACADM を使って CMC のパブリックキーユーザーの追加、設定を行うには、「RACADM による SSH 経由の公開キー認証の設定」を参照してください。ウェブインタフェースを使ってユーザーの追
加、設定を行うには、「CMC ユーザーの追加と設定」を参照してください。
CMC で Active Directory を使用する手順については、「CMC と Microsoft Active Directory との併用」を参照してください。
SNMP と電子メール警告の追加
特定のシャーシイベントが発生したときに、SNMP や電子メール警告を生成するように CMC を設定できます。詳細については、「SNMP アラートの設定」および「電子メール警告の設定」を参照してくだ
さい。
リモート Syslog の設定
リモート syslog 機能は、CMC GUI または racadm コマンドを使用してアクティブ化 / 設定されます。設定オプションには、ログエントリを転送する場合に CMC が使用する syslog サーバー名(ま
たは IP アドレス)と UDP ポートが含まれています。設定では、最大 3 つの異なる syslog サーバー送信先を指定できます。リモート syslog は追加の CMC ログターゲットです。リモート syslog
を設定したら、新しい各ログエントリが CMC によって生成され、送信先に転送されます。
CMC サービスを設定するには:
1. CMC ウェブインタフェースにログインします。
2. ネットワーク / セキュリティ タブをクリックします。
3. サービス サブタブをクリックします。サービス ページが表示されます。
リモート syslog の詳細については、「表5-27」を参照してください。
冗長 CMC 環境について
プライマリ CMC が故障した場合にフェールオーバーするためのスタンバイ CMC を設置できます。
フェールオーバーは以下のような場合に行われます。
l RACADM cmcchangeover コマンドを実行した場合。(『Dell Chassis Management Controller 管理者リファレンスガイド』の cmcchangeover コマンドの項を参照してください。)
l アクティブ CMC で RACADM racreset コマンドを実行した場合。(『Dell Chassis Management Controller 管理者リファレンスガイド』の racreset コマンドの項を参照してください。)
l ウェブインタフェースでアクティブ CMC をリセットします。(「シャーシに対する電力制御操作の実行」に説明されている電力制御操作用の CMC のリセット オプションを参照してください。)
l アクティブ CMC からネットワークケーブルを外した場合。
l シャーシからアクティブ CMC を外した場合。
l アクティブ CMC で CMC ファームウェアフラッシュアップデートを行った場合 。
l プライマリ CMC が作動しなくなった場合。
メモ: 転送されるログエントリのネットワークトランスポートは UDP であるため、ログエントリが確実に配信されるという保証もなければ、ログエントリが正常に受信されたかどうかを通知するフィ
ードバックが CMC に送られることもありません。
メモ: CMC フェイルオーバーのイベントが起きると、iDRAC 接続とアクティブ CMC セッションはすべて失われます。セッションを失ったユーザーは、新しいプライマリ CMC に再接続する必要
があります。