Users Guide
プラグアンドプレイ
iKVM はデータ表示チャネル(DDC)プラグアンドプレイをサポートしています。DDC はビデオモニタの設定を自動化するもので、VESA DDC2B 規格に準拠しています。
FLASH アップグレード可能
CMC ウェブインタフェースまたは RACADM の fwupdate コマンドを使用して iKVM ファームウェアをアップデートできます。詳細については、「CMC からの iKVM の管理」を参照してください。
物理的な接続インタフェース
シャーシのフロントパネル、アナログコンソールインタフェース(ACI)、およびシャーシのリアパネルから、iKVM を介してサーバーまたは CMC CLI コンソールに接続できます。
iKVMの 接続手順
一度に 1 つの iKVM 接続のみが使用可能です。iKVM は各接続タイプに優先順位を割り当てるので、複数の接続がある場合は、1 つの接続だけが使用可能になり、その他は無効になります。
iKVM 接続の優先順位は以下のとおりです。
1. フロントパネル
2. ACI
3. リアパネル
たとえば、フロントパネルと ACI に iKVM 接続がある場合、フロントパネルの接続はアクティブなままで、ACI の接続が無効になります。ACI とリアパネルの接続がある場合は、ACI の接続が優先さ
れます。
ACI 接続の層
iKVM では、ローカルでリモートコンソールスイッチポートを使用するか、Dell RCS®ソフトウェアからリモートコンソールを使用して、サーバーと iKVM の CMC コマンドラインコンソールとの層接続が
可能です。iKVMは、以下の製品からの ACI 接続をサポートしています。
l 180AS、2160AS、2161DS-2*、2161DS-2、または 4161DSDellRemoteConsoleSwitches™
l Avocent AutoView®スイッチシステム
l Avocent DSR®スイッチシステム
l Avocent AMX®スイッチシステム
* Dell CMC コンソール接続はサポートしていません。
OSCAR の使用
この項では OSCAR インタフェースの概要を提供します。
メモ: シャーシの前面にあるコントロールパネルのポートは、オプションの iKVM 専用に設計されています。iKVM がない場合は、前面コントロールパネルのポートを使用できません。
メモ: iKVM は Dell 180ES と 2160ES への ACI 接続もサポートしていますが、階層化はシームレスではありません。この接続には USB から PS2 への SIP が必要です。