Users Guide
コマンド実行前に、シャーシの電源を切らなかった場合、コマンドは失敗し、次のエラーメッセージが表示されます。
ERROR: Unable to deactivate the feature because the chassis is powered ON
コマンドの詳細は、『Dell Chassis Management Controller 管理者リファレンスガイド』の feature コマンドの項を参照してください。
CLI を使用した FlexAddress の設定
コマンドラインインタフェースを使用して、ファブリックごとに FlexAddress を有効または無効にすることができます。また、スロットごとに、機能を有効/無効にすることも可能です。ファブリックごとに機
能の有効化を行う場合は、有効にするスロットを選択できます。たとえば、ファブリック-A のみが有効な場合、有効になったスロットで FlexAddress はファブリック-A でのみ有効になります。その他の
ファブリックは、サーバー上で工場出荷時に割り当てられた WWN/MAC を使用します。この機能が動作するには、ファブリックを有効にし、サーバーの電源を切る必要があります。
FlexAddress が有効なスロットは、すべてのファブリックでも有効になります。たとえば、ファブリック-A および B を有効にし、ファブリック-A のスロット1で FlexAddress を有効にして、ファブリック-
B のスロット1で無効にすることはできません。
ファイブリック上で有効または無効にするには、次の RACADM コマンドを使用します。
racadm setflexaddr [-f <ファブリック名> <状態>]
<ファブリック名> = A、B、C、or iDRAC
<状態> = 0 or 1
0 は無効、1 は有効を示します。
スロット上で有効または無効にするには、次の RACADM コマンドを使用します。
racadm setflexaddr [-i <スロット番号> <状態>]
<スロット番号> = 1 to 16
<状態> = 0 or 1
0 は無効、1 は有効を示します。
コマンドの詳細については、『Dell Chassis Management Controller 管理者リファレンスガイド』の setflexaddr コマンドの項を参照してください。
Linux 向け FlexAddress の追加設定
メモ: シャーシ指定の MAC アドレスを iDRAC に出力するには、スロットとファブリックの両方を有効にする必要があります。
メモ: グラフィカルユーザーインタフェースを使用して FlexAddress ステータスを表示することもできます。詳細については、「FlexAddress」を参照してください。